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2010年8月29日 (日)

屋久島(番外編・雑感)

荒川登山口から縄文杉、淀川から宮之浦岳往復もいずれも8~10時間かかる。
しかし、縄文杉は観光の一環、宮之浦岳に登る際は登山届が必要となる。
民宿で夕食時、主人が明日の予定を聞きながら、必要に応じてバス券や登山届をアドバイスしてくれた。

登山道は、ほとんどが石と木の根と木道ばかりで、とても歩きにくい。
踏み固められた土の道はない。
だから距離は短くても時間がかかる。
ただし猛烈な急登はない。

水場はガイドブックのとおりにあるのでかなり安心だ。
ただし伏流水ではない。
ヤクシカがいたるところにいるので水質は気になるが、
長丁場の屋久島ではそんなことは言っていられない。

山小屋は無人。
新高塚小屋を除いて10人から20人程度。
テン場はあまりないが、その気になればどこでも張れる。

今回、安房に泊ったのは、淀川・荒川ともに安房地区からが最短だからだ。
ガイドの案内が多いが、普通に山歩きしている者であれば不要。
むしろ、縄文杉見学グループには必ずと言っていいほどガイドが付いていた。
恐らくツアー料金に組み込まれているのだろう。
ガイドに頼ると自立心が働かなくなるような気がする。

妻の登山靴のソールがはがれかかった。
恐らく10年以上履いているが、とうてい登山靴とはいえない安モノである。
よくまあこれまでもったものだ。
といっても妻が山に登るのは年に数回に過ぎない。
緊急用のロープを切って、靴の先をぐるぐる巻いてどうにか難をのがれたが、
やはり非常品として、替えの靴ひもや針金とミニペンチは必要な気がした。
妻は新しい靴を買うのだろうか。

しかし、今回、
「やっぱり山小屋泊まりの縦走は無理だわ。やっぱり日帰りかな…」
とつぶやいていたし、途中で挙句の果てには、
「いま一番ほしいものはゴウリキ!
 誰かリュックを背負ってくれないかな…」
とおっしゃっておられたので山から引退するかもしれない。

新高塚小屋には、外人グループ2組、日本人グループが3組ぐらいいたが、
いずれも淀川からの縦走だった。
ところがフル縦走の終点となる白谷雲水峡まで足を延ばしたのは、外人2組と僕達だけだった。
日本人グループは夜なべ談義はベテラン風?だったが、翌朝の支度や歩き方を見ると、百名山の追っかけ風に見えた。

さて今回、ぎりぎりの縦走だったので永田岳と黒味岳、モッチョム岳が残った。
ヒマができたら再度訪問したい。
縄文杉さえ外せば人通りは非常に少ない。
出会うのは人間よりもヤクシカの方が多い。
それにヤクシカの人間への無関心ぶりがいい。
ぜんぜん餌をねだろうとしない。
北海道のキタキツネは是非見習うべきである。

とにかくもう一度行く。


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コメント

小屋の2階は梯子で登るのですね。
高所恐怖症の小生はこれは登れません(笑)
夜間頻尿がある小生はまわりに迷惑がかかるので山小屋は無理です(笑)

その通りです。
はちべえどのでは 二階への梯子は上がれますまい…。

屋久島はいいところでした。
同じ金を使うなら、こんな島で使う方がいいです。

シーズンを少し外せばもっといいでしょう。

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