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2010年8月18日 (水)

里山の行方

今日、NHKで「日本の自然が危ない」という番組があった。

NHKがあんなつまらぬ内容を、しかもゴールデンタイムに放映するとは…情けないを通り越して呆れた。
ひょっとすると、ボクが歳をとって感受性がなくなったのだろうか。

里山のくだりでは、
「近年、里山に人が手を入れなくなってから荒廃してきました」
と解説していたが、あれはおかしい。

昔、里山に手を入れていたのは、薪を取り、枯れ枝を取り、すくどを取るためだった。
山をきれいにしようとしていたからではない。
山を利用して生きていたのだ。
近年、そうする必要がなくなったから、廃れてきただけだ。

鎮守の森ならば、年に数回、集まって手入れをすれば済む。
今ではそれすらおぼつかなくなっているのに、何の利用価値もない自分の山をどうして手を入れろというのだ。
庭の草をひくのとわけが違う。

昔であれば雑木を切って薪にできた。
ところが、今や雑木を切っても始末に困る。
使い道がない。
おまけに下手に燃やすとすぐに苦情がくる。

NHKの番組は、大事にしなければならないものと誰も使わなくなったものを混同している。
里山や自然は貴重なものなので大事にすべきである。
しかしそんなに簡単に、みんなが、そのことを自覚して、努力をして、将来の子孫のためにやれるか?

学術研究なら教育番組でやればいい。
下手な道徳教育ならやるな。
現実を理想で解説しようとするなら無理だ。

現実は現実で解決し、理想は理想同士で戦うしかないのだ。

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