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2011年2月 1日 (火)

空白の五マイル(角幡唯介著:集英社)

以前、はちべえどのが自身のブログで紹介されていたし、新聞の書評欄でも見かけていた。ようやく手元に届いたので早速読んでみた。

チベットのツアンポー峡谷の探検記である。
巻頭の地図を何度も見返しながら、むさぼるように読みふけった。
一度も飽きることがなく、一気に通読した。

自分の拙いヤブコギと重ね合わせながら読んだが、
激しい情熱や疲労感、虚脱感が共有できるすばらしいノンフィクションだった。

山の事故はほとんどの場合、なんでもないところで起きる。
僕自身の経験則でもそうだ。

特に、単独行で絶望的な場面に出くわしたときの独り言や、腰が抜けそうな絶望感は強烈な共感を覚えた。

ボク自身が次に狙っている山谷を思い浮かべながら、あの崖の向こうにはどんな風景があるのだろうかと想像をかきたてられた。


山は「早くこい」と誘ってくれているのだが、その前にやっかいな関門が待ち受けているので、モチベーションが上がらず、ずっと逡巡している。

もうすぐ大好きな三月がやってくるというのに、気が重くて仕方がない。
杞憂ならよいのだが…。

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コメント



     やぶやまさん

  やぶやまさん  おもしろそうですね。私も  読んでみます。
沢木耕太郎の「凍」は もう読まれましたか? これも またお勧めです。
山野井夫妻が挑んだ ギャチュンカンへの踏破を まるで 一緒にそこに 居合わせるような臨場感あふれるタッチで描かれています。手や足の指を失っても また再び 山へ情熱のすべてをかける 二人の日々の暮らしぶりは とても簡素で慎ましく静かな暮らしです。テレビや本で そんな二人の生活ぶりを見て ますます 好きになってしまいました。

▼ぴっけさん
山野井夫妻はテレビでドキュメンタリーは見ましたが、本も出ていたのですか。
読んでみます。

ヤブ山さん ご無沙汰です。
昨年屋久島に行ったとき以来になります。このブログで知った「空白の5マイル」を図書館で予約して、ようやく順番が回ってきました。4日間くらいかけて読みました。ツアンポー峡谷の探検に比べると自分の日帰りヤブ山探索はなんとスケールが小さいことか、思い知らされます。ガクガク尾根、いいですねえ。来春くらいにチャレンジしてみます。ところで、このブログの存在を奥様はご存知ないのですか。知られたらどうなるんだろう?

▼山歩きと山野草さん
ホントにお久しぶりです。
私は相変わらず発作的にヤブに突撃しています。
ご懸念のこのブログですが、私が察知する限りでは鬼嫁は気づいていないと思います。
気づいていたら、このブログはとっくに閉鎖されているはずです。
「空白の5マイル」は面白かったでしょ?

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