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2011年2月 3日 (木)

開拓者

少し前のブログに書いたことがあるが、
「世の中を変えるのは、よそ者、若者、変わり者」
という説がある。

小泉元首相が卑近の例であろう。
それまでの自民党がやってきたことを一気に改革しようとした。
猛烈な抵抗勢力が生まれたが、国民の大半はそれを支持した。

ボクが思うに、それは、その方向性が正しいから支持が集まったのではなく、
当時の閉塞感を何としても打ち破りたいという気概に共感が集まったのだろう。

その後の政権交代も然りである。
民主党は、政権交代だけを叫んでおけばよかった。

マニフェストは、少し斬新なものを織り込んでいさえすれば、放っておいても勝つことができた。

ところが、国民受けするような、思いつき?のマニアックなマニフェストを公言したばっかりに、今日の瀬戸際を招いてしまった。


世の中を変えるのは、よそ者、若者、変わり者だとしたら、
難しい理屈や政策なんて必要ない。

「○○を変えよう!」だけでいいのだ。


そして、変わり始めたら、どこかの時点でトレードオフを目指す次のうねりが生まれてくる。
開拓者はここで身を引けばよい。

それはなぜか?
マキャベリがこういい残している。
「まったくもって情けない現実だが、人間というものは権力を持てば持つほど、それを下手にしか使えないものであり、そのことによって、ますます耐えがたい存在と化すものである」

変える時に独裁者は必要だが、変わったときにはお払い箱にするがいい。
それが世のため人のためだ。

少し前に、「ロードオブザリング」という映画があった。
全ての力を持つ指輪をめぐる物語だが、あれほど誠実で勤勉だった人間が、あの指輪を手に入れた瞬間からその人間性がどんどん変わっていってしまう…という映画である。

人間の限界はその程度なのか。
二千年以上たってもこの有様なのか。
永遠に右往左往する、愚策と流浪の時間を過ごすのか。

…どんどんエスカレートしそうなので、このへんでおしまい。

今宵は仕事上の閉塞感から、勝手な理屈で架空の敵を攻撃しないとおさまらぬのだ。

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