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2011年4月21日 (木)

広沢虎造

引っ越しに向けて色々な物を処分する必要がある。
とにかく母屋の納戸にある僕の宝物をどうにかしなければならない。

母屋を建て替えた時に思い切って捨てたつもりだが、
妻に言わせると、「まだまだ…いっぱいある!」らしい。

まずはレコード。
こっそり納戸の奥に入れておいたが見つかった。
「これは…このあいだ、CDを買ったやつじゃないの!」
「入っている曲が少し違う」
「ふ~ん、じゃあ…これは!?」
「それも…ちょっとずつ違う…」
…まるで税関か、国境警備隊である。

そんな中、広沢虎造のカセットテープが見つかってしまった。

これにはエピソードがある。
これは僕が貧しい…貧しい学生時代に…せっせと集めた大切な浪曲集なのだ。
飯を食わずに、タバコでごまかしながら、土木のバイトで稼いだ金で買った…大事な…大事なカセットテープである。

就職して間もないころ、ある上司にそのことを話したことがある。
その後も、ときどき一緒に仕事はしていたのだが、

数年前、その上司が、突然現れて、
「ヤブ山!おまえ…昔…広沢虎造の…
 森の石松シリーズのカセットを持っていると言っていたが、
 あれはまだあるか!?
 まだ、持っているか!?
 もし持っているのなら、ワシにすぐに貸せ!
 CDに記録するから…ワシに貸せ!!!」
と言われた。

「あります…あります!」
「おお…そうか、そうか!おまえはええやつじゃ!」
と持って帰った。

後日、そのカセットは、ちゃんとCDになって戻ってきた。
これで、未来永劫、広沢虎造の森の石松シリーズは完ぺきと思っていた。

…ところが、そのオリジナルカセットがかさばるので、物の分別がわからぬ愚妻ともめる羽目になった。

理性がない人と話したくない。
道理も知らないようだ。
たぶん言語も通じていないと思う。

森の石松シリーズは次のとおり。
…ボクより10歳上の人にとっては垂涎モノです。


石松金比羅代参
石松三十石船
石松と身受山鎌太郎
石松と都鳥三兄弟
石松と小松村七五郎
閣魔堂の騙し討ち
お民の度胸
石松の最後
為五郎の悪事(本座村為五郎)
追分三五郎
追分宿の仇討ち

…秀逸は、「お民の度胸」である。
ただし、ヤブ山女房の度胸と比べることは困難です。

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コメント

そういえば、昔、御母上が若い者に迷惑をかけられないからと、昔の品物を田んぼで焼いていたという行を読んだ覚えがありますが、あれから何年たったのでしょうか。やはり、品物を捨てると言うことは想い出を捨てると言うことですからつらいかったとおもいます。ドライな鬼嫁殿には品物の表面的な価値しか見えず、品物にこめられた思いというのがみえないのでしょう。(このあたり、くれぐれもPCの後ろに鬼嫁殿がいないか確認して読んでください~(°°;)))オロオロ(((;°°)~)

先程来、鬼嫁と話をしておったのですが、
鬼の目にも涙…のようなトラウマがあったそうです。

そのことと私は何の関係もないのですが、
攻める相手が目の前に見つからないので僕がターゲットになっているようです。

母の野焼きのことは少し覚えていますが、
それは私の記憶…煙はたかくたかく消えていったのでは…。

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