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2011年5月 9日 (月)

コモンズ(共有地)の悲劇

共有財産は過剰利用を招いて枯渇する
…という経済学の法則がある。
みんなが勝手にどんどん使ってしまうので、
放っておけばダメになったり、使えなくなってしまうというものだ。

この逆に、アンチコモンズの悲劇がある。
上記の逆説で、みんなのものだからといって大事にされすぎて、
又はみんなが権利を主張しすぎて過少使用に陥り、
結果的に宝の持ち腐れになるというものだ。

弁証法に期待するならば、こうした対立が止揚してくれるのだがままならぬ。
経済学的には、トレードオフ
~相反する両者の特徴や利点・欠点を把握したうえで最適なポイントを決める~
という結果オンリーの理論がある。
はたまた、「ウィンーウィンの関係でいきましょう」という都合のいいビジネス用語も出てきた。

仕事上のトラブル処理も色々な要素が複雑に絡み合っているので、
クレーム処理のようなマニュアルはない。
仮になったとしても、それは第一義的な対処法に過ぎない。
むしろ、マニュアルで片付くようなものはトラブルではないと思う。

さて、どうしてこんなことを書き始めたかというと、
原発問題への議論百出を前にして、
ふと備忘録に書き留めておいた標記の法則に目がとまったからである。

政治が決めることは、国をどの方向に向かわせるかである。
それを表明しないまま目先の事象に捉われていたら、あてのないヤブ漕ぎと同じだ。
目標があるからヤブを漕ぐのだ。
おかしいなと感じたらコンパスで位置や方向を確認すればよい。
目標が決まっていない限り混迷は続く。
せめて方向だけでも決めたら、どっちに進むか、引き返すか考えられるのだが。

…メビウスの輪に乗ってしまったので、ここでおしまい。

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