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2011年7月11日 (月)

床屋

30年ぶりだろうか、小さい頃に行きつけだった床屋に行った。
見覚えのある主人に、
「ボク誰だかわかりますか?」
「……見たことがある顔だけど、どなたでしたっけ?」
「ほら、ヤブ山家の次男です」
「??おお、ヤブ山家の!帰ってきたのか?」
「定年までにはもうちょっとありますが、そろそろ母をひとりにして置けなくなって、二週間前に戻ってきました」
「そうか…それにしても亡くなった親父さんとそっくりになったな」

この床屋には、中学生まではよく通っていたが、高校生になるとカミソリで適当にカットするようになって、就職して自宅から通っていた6年間世話になって以来である。

それから小さいときの話をしながら散髪してもらった。
主人はボクより少し年上で、当時は父親の手伝いというポジションだったが、今では代替わりして、自分が主人で次男夫婦が手伝うようになっていた。

「次男の君は山口の○○に勤めているんだろ? 兄貴はどこか遠くにいっているんだろう? 下の元気のよかった妹はどうしてるの?」
「??…まあよくご存じで…」
「ここは床屋だぞ。そんな情報はすぐに入ってくる」
「へえ…うかつなことはできませんね」
「ところで親父さんが亡くなって何年たったっけ?」
「平成元年ですから、かれこれ23年です」
「親父さんは髪の毛が硬いし多いし大変だった。○○ちゃんの毛は少しは柔らかいが、毛の数は多いな。白髪もずいぶん増えたが、禿げないから安心しろよ」

山口の時とはちょっと違う髪形になって、
「これからよろしくお願いします」
と言いながら店を後にした。

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