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2011年9月13日 (火)

ヤブ山突撃隊・再考

ぼっちさんが、

 山慣れしていない家族や知人のリスク管理しながら歩くか、
 一人で歩くか、だけだったので、
 信頼できる仲間と共にいながら自分の力を出す事に集中できる事が
 何とも心地良い突撃でした。

とコメントを書いておられたので、ヤブ山突撃隊のことを振り返ってみた。

そもそも、このグループは、たまたま職場が一緒だった三人が話をしているうちに、
「山に登られるんだったら、このあいだ女房を連れて登れなかった…あそこにいってみませんか?」
と誘ったのがきっかけで結成したグループである。

だから、ヤブ山突撃隊で、九重に行ったり、アルプスに行くことはない。
一緒に行くのは、きまって猛烈なヤブ漕ぎや谷歩きである。
だいたいいつもボクが、
「あそこが面白そうなので行ってみませんか?」
と声をかけている。

そんな関係だから、ヤブ山突撃隊には、役割分担や上下関係は存在しない。
あるのは、Tさんが隊長、Iさんがクマ対策特殊部隊長、ボクが従軍記者という肩書?だけである。
食料は各自持参で、共同で何かを作ったり、特別な走査・調査目的があるわけでもない。
あるのは、「えらかったが、ここはええところじゃのう」だけである。

早い話が、ボクの冒険のために二人につきあってもらっているようなものだ。
いつもボクが先頭を歩いているが、
「自分が歩けるのであれば、あとの二人も歩ける」
と思っているので、意識して仲間を気遣うことはない。
自分が突破できないと判断したら、後の二人に声をかけて違うルートを探してもらう。
…つまり、自分が三人いるような感覚で成り立っているような気がする。

だから、例えば、行く手を大滝に阻まれたら、
三人のボクは、左右の高巻き道を探したり、帰りをどうするかを考えている。

これが妻や子供たちと一緒になると、
「こっちで大丈夫なの?」
「うるさい!これでいいんだ」
と命令調になる。

団体の場合であれば、
何も考えずについていくか、
「違う気がするんだけど…」
と思うか、もめるような気がする。

ところがヤブ山突撃隊になると、
「なんかヤバそうだな。ちょっと違うような気がするなぁ」
「さっきのところから巻くべきだったかなぁ」
「とりあえずもうちょっと上まで行ってみようか」
…程度の自問自答的な会話になるのだ。

さて、今回の突撃は、Y代表が、
「つむぎ峡を歩いていないので、最近知り合った例のぼっちさんと一緒に行ってみませんか?」
と、声をかけてこられたので、彼なら何の気づかいもいらないと判断して、すぐにOKした。

ぼっちさんは、山口県に来られてからヤブ山突撃隊のサイトを知って、
「一緒に歩いてみたいな」
と思われたそうだが、僕たちには技術も目的もないので、
先日それを聞かされた時は正直恥ずかしかった。
こんな無色透明な仲間でよかったら、いつでもご一緒しましょう。


さて、今回のつむぎ峡だが、水量はまあまああったものの、登山靴でどうにか乗り越えることができた。
ただし、ぼっちさんも言っていたように、単独で入るには強靭な精神力が必要だろう。
怪我をして動けなくなったら、我々のような連中がたまに入渓してくるまで見つからない。

みささファクトリーパークの管理人さんでも、遊歩道までしか行かないようだから、自己責任でやるしかない。
このブログを見て、現地に行かれる人もおられるかもしれないが、遊歩道が踏み跡に変わり、やがて沢の中を歩くようになったら、普通の人だったらまず引き返すはずだ。
そのくらい孤独感と恐怖心を満喫?できるところだ。

体力の違う団体で行くのも考えものだ。
前に進めなくなって途中で引き返すことになると、濡れた岩場を下る羽目になるので、かえってリスクが高くなる。
一度入ってしまったら、我々のようにガクガク尾根に這い上がって、どこかの支尾根を下るほうがリスクが少ないだろう。

くれぐれも自己責任です。

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