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2011年11月 1日 (火)

猿の惑星

最新作を見に行こうと思っているのだが、字幕版の上映時間帯が悪いので延び延びになっている。

ところが、昨夜、
スーパーマンになって晩酌をしていると、裏山から「ホーホー」という動物特有の鳴き声が聞こえてきた。
この数日来、気になっていたので、懐中電灯を片手に家の裏手に回ってみた。

感知灯がちゃんと点灯するのを確認して、声がする方にライトを当ててみた。
どうやら猿の群れがいるようだ。
横手の木々の間から、H高野球場の夜間照明の灯りが見えるし、トスバッティングの金属音が響いているのだが、それを恐れる様子もなく、お互いに鳴き声で連絡しながらゆっくりと移動している。

声が少し遠ざかったのでリビングに戻ってみると、ソファーに母が座っていた。
様子を話すと、以前、家の横の土手に猿が座っていたのを目撃した記憶がよみがえったようだ。

「想像以上に大きくて、私を見ても逃げようとしなかったの。シッシッツ!と声を出しても動こうとしないので、倉庫に棒っきれを取りに行ったすきにいなくなったの。裏縁に干していた玉ねぎが落ちていたのも、絶対猿の仕業だわ」
と何度も聞かされた話を始めたが、そのうち気が済んだのか、「じゃぁ、おやすみ」と部屋に帰って行った。

妻は、
「家の中に入ってこないかしら…戸締りはちゃんとしなきゃ」
と不安げな顔をする。

「金属バットは…古いのがあったけど、倉庫を整理した時に捨てたので、今度、新しいヤツを買っておこう。人間より大きくないから…見つけたら振り回す」
「ケガをしたり死んだりしたら困るわよ。花火か爆竹はどう?」
「金属バットは護身用に要るから買っておく。爆竹かぁ…」
「毎日毎日お母さんと同じ話をして、何をしているか一日中気を使わなきゃいけないし、とうとう猿も出てくるし…頭が変になりそう…」

…ボクも頭がおかしくなって、ホラー映画のジェイソンのようにチェーンソーを振り回さないか心配になってきた。

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