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2011年12月23日 (金)

寒日

8時半から家の周りの草を片付ける。
団地から離れた所に運んで野焼き。

午前中までは凪だったが、午後から風が強くなったので、野焼きはやめて、手をつけたくなかった裏山の片付けに向かう。

シュロノ木は猛烈に嵩が張るので、とにかく片付けが難しい。
背丈は高いし、先端には元気な傘を開く。

シュロノ皮を剥いで、ノコで分断しようとするが、繊維が強くてノコが空転する。
皮手袋をしたまま、厚い皮をむしり取る。
その隙間にノコを入れて切る。

妻は、このシュロノ木が大嫌いだ。
「暗がりで見ると、おばけのように見える」
という理由らしい。

誰も手伝ってくれないので、自分が片づけるしかないのだが、気の遠くなるような作業を続けていると、1時間もすると飽きてくる。

先だけは切断して山に運んだので、荒れ地も少しきれいになってきた。
シュロノ木の本体を動かそうとしたが、三本ほど頑固に居座ろうとするので、息子が帰ってくるまで放っておくことにした。

気になっていた家の裏の雑木を切る。
雑木は放置すればするほど、ぐんぐん伸びる。
土留めのために、2mぐらいの所で頭を止める。

小さな木なのに、切ってみると始末が大変だ。
幹と枝を解体して、山には運び込んで裁断する。

3時になったので、テラスに座ってコーヒーをすする。
妻が、先日買った「クジラのベーコン」と格闘していた。
初めて買った刺身包丁で、1キロの塊をさばいていた。
「もう二度とこんなものを買わないで!」
とぶつぶつ言っていた。
猛烈な油と、堅い赤身のギャップが大変らしい。

夕方、その切れ端をつまみにウィスキーのロックを飲んだ。
うまい…猛烈にうまい!
たぶん、薄い一切れが百円はするだろう。

これが人生の喜びだ。
妻には分らぬ男の喜び…でも、それをつまんだ妻も、
「まあ…おいしいわね…さばいた人がうまかったのね」
とほざいた。

実に平和なヤブ山家であった。

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