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2012年1月16日 (月)

裏山にいます


日曜日にいつものように裏山の竹を切っていると、下の方から、「お~い!」という声が聞こえた。

楽友の同級生Hだった。
積み上げた伐採竹の間をすり抜けて上がってきた。
「これ全部お前がやったのか?」
「うん」
「すげえな…お前」

昔、二人で弾きかけた生ギターのCDを見つけたので、タブと一緒に届けに来てくれたのだ。
ボクたちの共通のジャンルは、「ラグタイム」という生ギターの演奏。
ピアノでいえば、映画「スティング」のテーマ曲「ザッツエンターテイメント」のようなものだ。

ベースをミュートしたり、メロディーラインを高低音織り交ぜたりするのだが、この歳になると指使いやリズムに乗るのが難しくなってきた。

タブというのは、ギターのフレットを抑える位置と拍子を表した楽譜のようなもので、音楽を聴いて自分なりにどの指でどう抑えるかを工夫しながら演奏できる代物だ。

ひと月ぶりに会ったので、山中に座り込んで色々な話をした。

彼は数年前に親の介護などの事情で早期退職したのだが、官公庁などの臨時的な仕事を見つけては気ままに暮らしている。
職を辞してすぐに父親を亡くしたのだが、その後は母親の介護が大変になってきたそうだ。

高校以来の親友なので、妻もよく知っている人物だ。
さっき庭先で、妻から、
「裏山にいます」と聞いて上がってきたそうだ。
「俺も宮沢賢治のように、庭先に看板でもかけておこうかな」
と笑った。

昨夜久しぶりにギターを弾いた矢先だったので、
「F#m7がクリアーに鳴らなかった…情けない」
と言うと、
「オレも抑えた指が隣の弦によく触れるようになった」
「それと調弦が怪しくなった」
「そうそう…調弦器でも買おうかと思っている」
と、お互いの歳を嘆いた。

ゆっくりゆっくりと歳は流れていくのに、最近のボクの心情は浮き沈みが激しくなってきた。
それにつれて、一日一日があっという間に過ぎていく。

「裏山にいます」の看板を出し続けたい。
頑張らねば…。


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コメント

むう、これはわが里山突撃隊に再度出撃せよというお誘いなのか、
然からば、万難を排して突撃せねばと思ったら、明日は雨なのね残念

▼はちべえどの
明日雨は降りませぬ。
鬼嫁は奥で庖丁を研いでいます。
安物の包丁なのでどうでもいいのですが、
安物は切れ味が悪いので一気に成仏しません。
はちべえどののご無事をお祈りいたします。

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