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2012年5月22日 (火)

一年の計はこの日にあり

今日は毎年恒例の試練の日だった。
つまり健康診断の日である。


何を隠そう…ぼくは白衣を見ると血圧が跳ね上がるし、採血に至っては、血管が細いのでベテランの看護師さんでないと、右腕→左腕→右腕に戻るような事態も過去起きているので、年に一度の正念場を迎えたのだ。

最近の血圧計は自動測定になっていて、数人が一度に機械に腕を差し込んで測られるのだが、案の定、平常値を大きく超えたらしく、両隣りは次の人間が入れ替わったのに、ボクだけ何度も機械が測り直す。


様子を見にきた看護師さんに、
「血圧は高いし、薬も飲んでいるので、もうやめてくれない?」
と懇願して、やっと解放された。
…その時点で測り直したら、たぶん平常値に近い値まで下がっていたはずだ。

あとの聴力検査はスイスイ終わる。
ここで医者の問診があるのだが、血圧の話をすると、「上ることはよくありますし、治療中ということでれば結構です。外には異常はなさそうですね」
とあっさり解放された。


いよいよ次が運命の採血である。
すいていたので、そのまま採血台の前に座らされた。
覚悟を決める時間もなかった。

「あのう…血管が出にくいのですが…」
と告げると、鬼嫁ぐらいの歳の看護師さんが、
「はい、わかりました」
と言って、注射器のような器具を取り出した。


ボクの場合、血圧は高いくせに、血管に管を差し込んでも、「ス~ッ!」と出てこないのだ。
だからいつも、注射器のようなもので吸い取られるのだが、これを失敗されるととても辛い。


看護師さんは、「ちょっと痛みますよ」と言いながら、迷わずブスリと突き刺した(…ようだ)。
注射針の先で血管を探るような感触もなく、ゆっくり吸引している感触が始まった。
「一回でうまくいきますように…このおばちゃんが上手な人でありますように」
と上を向いて念じていたら、「ぱっ!」とゴム管をゆるめて、
「はい、おわりましたよ」


見事な手さばきであった。思わず、
「お見事!」
と礼を言ったら、看護師さんは、
「どういたしまして」
と微笑んだ。
…採血前よりも20歳ぐらい若く見えた。


ここ数年、上手な看護師に当たっているようだ。
だいぶ前に、右腕で採血不能、左腕の途中で溶血が始まり中止、再び右腕に戻って看護師が交替してやっと成功、という事態があった。

ボクの経験則でいえば、上手・下手は年齢や容姿は関係ない。
やさしそうなヒトはダメなことが多い。
きりっとしたヒトのほうが成功率が高い。


とまあ、やっとボクは安心して晩酌を迎えることが来たのである。
…やっとこれで今年も年が越せる(ような気がする)。

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コメント

ひょっとして、不整脈があると、自動血圧測定器は測定不能です。

心電図とか大丈夫ですか。

とりあえず、冷蔵庫に札が貼られる前に節酒を

▼はちべえどの
不整脈はありませんが、数年に一度、「虚血性の疑い」があります。
なお、冷蔵庫の札は引っ剥がされたので…しばし忘れます。

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