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2012年6月 5日 (火)

院号

昨日、長門市に出張した際、車中から田園風景をずっと眺めていたのだが、廃屋が増えている中で、我が家と同じように背後に山をひかえ、周囲に田畑が広がる農家がきれいにしている光景を見つけて、思わず深い共感を覚えてしまった。

ボクが家の周りに手を加え始めたのは、平成16年の台風で母屋の屋根が吹っ飛んで建て替えを決めたのがスタートだったような気がする。
裏山が竹で荒れ放題のままではみっともないと思って一念発起したのだが、それが次第に昂じて、周囲の荒地も片っぱしに手を加えはじめた。

若いころは生活と仕事、遊びに追われているが、人生50年近くになると仕事や家庭に余裕が出て、人生の最後に向けて何かしようという気持ちが生まれたような気がする。

今では、失われた30年を一気に取り戻そうと少し焦っている。


少年の1日は短く、1年は長い。
老人の1日は長く、1年は短い。


ボクは中途半端な年齢なので、1日は短く、1年も短い。
あまりにも時間がなさすぎる。
あれもやろう、これもやろうと右往左往しているうちに、1日、1年が経過している。


耕雲院…父の院号である。
父も晩年になって日々、百姓仕事に打ち込むようになった。
それを見ていた住職が「耕雲」という院号を授けてくれた。

「ボクにもぜひその院号を付けていただきたい」
と住職に頼んでいるのだが、
「そのときになったら考えるさ」
と言われている。
…田んぼが耕せないから今宵は雲でも耕すか。


ピーマンが実ってきた。


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コメント


 耕雲ですか・・・いいですね。
私も、戒名は 山の奥に人知れずひっそりと咲く野花の名でも付けて欲しいものです。

 そういえば・・・耕雲という名前から

川が好き 川にうつった空も好き
  
 この標語が 碑になった今は亡き
鹿野の有国遊雲くんを思い出しました。

▼ぴっけさん
 ほしいもの
 空 深 宙 虚 山 孤 高

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