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2012年8月 6日 (月)

同窓会

土曜日に中学校の同窓会があった。

20分前についたが、すでに出席予定者の半数がたむろしていた。
ボクたちの学年は90人ちょっとで、小学校と同一校区だから、実質的には小・中学校の同窓会だ。
これまで、二十歳のときと、14~5年前に開催している。

高校の同窓会も3回程度開催しているので大体は顔を合わせているが、半数は他校にいったり、転校した者もいるので、卒業以来初めてというヤツもいた。
受付は幹事連中がやっていたので、だいたい顔は分かったが、たむろしている中にどうしても思い出せない同窓生が数人いた。

「おい、お前だれだ?」
「お前こそ、だれ?」
「ヤブ山だよ」
「えっ?ヤブ山! おれは△△だ」
「へぇ~! △△か!」


「あの子は誰だろう?」
「???…分からん」
「今日はほかにも同窓会をやっているから、フロアを間違えているんじゃないの?」
「幹事に聞いたら、□□だって」
「えっ?あの子が□□?」
「街で出会っても絶対に分からんな」
…こんな会話があちこちで聞こえる。


ボクは中学校までは「ぽっちゃり型」だったが、最近、少し体重が落ちてきたし、坊主頭ではないので、「あれ?」と感じる者もいたようだ。
でも眉毛は相変わらずゲジゲジ眉毛なので、「やっぱりそうか」と気づかれやすかった。

各テーブルは6人掛けで、男女が交互に座るようにクジが用意されていた。
ボクのテーブルは、男は幹事のHと正体不明(あとで判明したS雄)の3名。
女子は、A子、K子、I子の3名。

全然分からない彼に、
「おい!おまえ誰だ?」
「誰でしょう」
「分からん…おれが分かるか?」
「分からない…分からないひとだらけだ」
「ヤブ山だよ」
「ヤブ山? そうだったのか…おれはS雄だ」
「なに、S?…全然面影がないぞ」
「そうかぁ…自分では変わってないと思うけど」

A子、K子とはお互いにすぐ分かった。
I子もボクはすぐに分かったが、I子は「分からない」という。
A子とK子が、「ほら…ヤブ山君よ」と耳打ちすると、「あれまぁ」という顔をしてボクを見た。


そのうち、代表幹事が開会を宣言した。
「それでは開会のあいさつを…ヤブ山君にお願いします」

脇に座っているA子とK子が、
「ヤブ山君、頑張りんさいよ!」
と小声でからかう。

「やかましい。代わってくれ」
と捨てゼリフをはいて、
…まずは幹事に対する謝辞を述べ、あとは適当にしゃべった。


乾杯後、各人がそれぞれ近況を報告しながら、みんなが入り乱れて昔話に花を咲かせた。
一目で分かる者もいるし、周囲の者に聞いても「???」という者もいたが、一次会の終わりごろになると、あちこちで歓談の輪が広がっていた。

ボク自身は高校の同窓会も含めて大体参加しているので、だいたい顔と名前が一致したが、卒業以来初めて会ったH子に、
「ボクは実はあんたの隠れファンだったんだ」
と告げたら、

「そんな話…聞いたこともないわ。ウソおっしゃい!
 だいたい、ヤブ山君はそういうものに興味がなかったでしょ!」
と、鋭いしっぺ返しを食らった。

…そういえば、中学生までは、所謂「おくて」だった。
同じ高校に通った女子からは、「さもありなん」という眼で見られたが、中学卒業以来の子にとっては、「あれ?意外と言うわね」の印象だったのかもしれない。

ボクはとりたてて何かに秀でているわけでもないのに、なぜかいつも役回りをやらされる。
高校生になってもそうだったので、そろそろ自分に嫌気がさして、エレキギターを抱えてステージに上がるという挑戦をした。

さらに、就職して酒を飲みだしてから、もう一段ギアをあげてキャラを変えてきたつもりだが、同窓会に顔を出したら、結局昔のままの役回りをやらされている。

「自分でもだいぶ変わったと思うけど」
「昔と感じはかわらんぞ、そんなもんだった」
と言うヤツが多かった。
どうやら同級生にしてみれば、今ボクが一所懸命演じているキャラは透けて見えていたのかもしれない。


ボクは、今のキャラと当時のキャラは全然違っていると思っていたが、どうもそうではないらしい。
…ボクは未だに小さな殻から抜け出せないままのようだ。


こうして、二次会は日付が変わる頃まで続いた。
ヨロヨロしながら家に着くと、鬼嫁が、
「こんな時間まで…よく呑む相手がいたわね」
と、腕組みをして立っていた。
90%は男としゃべっていたのに、鬼嫁は少しでも女が絡んでいると勘が働くようだ。


「そんなにモテたら、お前とは結婚せんじゃったのに!」
と言いたかったが、気の弱い…よい子は、
「明日早いから…寝る」
で爆睡したのでありました…のはずです。


▼追伸(T君へ)
やっぱり「ヤブ山突撃隊」だっただろ?

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コメント

ヤブ山君へ
 
同窓会お疲れさま。
楽しい時間ありがとうございました。

やっぱり「ヤブ山突撃隊」でしたね。
ワイルドだね!

このブログは読んだごとあります。
ヤブ山君の文才はすごいですね!

私も、夏は畑の草刈りをがんばってます。

自分はいつも1人で、休みの天気と嫁の機嫌を見て山歩きをしています。
秋になったら、1人であちこち登りますので、山で合ったらよろしく!

▼T君
ホントに読んだことがあったのか…。
これからは…ちょっと抑えて書かねば。
そのうちどこかに登るとしますか…ヤブをね。

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