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2012年9月18日 (火)

ヤブ山家の禄高

週末から三連休の前半にかけて出張。

連休の最終日、久しぶりに田んぼに出て、スズメよけのテグスを張った。
みんなのコメントやブログを見ても、今年は各地でスズメが復活しているようだ。


P1000183


台風の影響で風が強い。
支柱を適当な間隔で立てるが、我が家の田んぼは四角形ではないので、変化点ごとに立てなければならない。

稲穂もすっかり色づいて、青モミも10%に近づいてきているので、そろそろ収穫の時期が来た。
理想は今月末だが、仕事と出張が続くので今週末に刈ろうと思う。

遅いよりは早い方がマシなようなので、この週末の天気を祈るばかりだ。
仕事と田んぼの両立は難しい。
どちらにも、先送りできるものと絶対に外せないものがある。

今回は、どちらも外せないタイミングが重なったので、自由に動けるこの土日でやるしかない。


貯米器を覗いてみたら、まだ底の方にだいぶ残っていた。
5俵入るのだが、2表近くはあるだろう。
みんなに配るのは新米がいいに決まっているから、今年も新宿の炊き出しセンターに送ることになりそうだ。

米の消費は11月に始まり10月に終わる。
地元の社の秋の大祭に奉納後、ようやく我が家も新米に切り替える。
母は古米がある限り、年内はずっと古米を食べていたが、昨年、ボクが帰ってからは有無を言わさず新米に切り替えている。


1反農家なので、5俵入りの貯米器と30㌔の貯米袋が6~7袋。
つまり、反収8俵ちょっとの計算になる。

調べてもらえば分かるが、「1石」とは、大人が一年間に食べるコメの量である。
1石は2俵半。
つまりヤブ山家の禄高は「3石ちょっと」にある。
超しょぼい禄高である。

もっとも今では、昔の半分以下…1俵程度という統計数字があるので、8俵あれば8人賄えることになる。


だから、ヤブ山家2人…2俵
    長女一家    …2俵
    鬼嫁実家、兄一家、ほかほか…2俵

つまり、ケチって他の人にあげなかったら…確かに2俵近く余る計算になる。

…ということは、長男の結婚に加えて、末娘の結婚、それに孫が増えたり大きくなってくると、ヤブ山家の禄高では、「あっという間に食っていけなくなる」ということか。


★ぼっちさんへ追記
もみすりを行うのは、モミがついたままだと、「ヤケ米」といって発酵・細菌が繁殖したり、黒ずんだりするそうです。
したがって、モミすりを行い低温化で保存するのが最もいいとされています。
ただし、モミのまま冷温保存する方法(雪を利用した冷温保存)もあるにはあるようです。

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コメント

>ヤブ山家の禄高では、「あっという間に食っていけなくなる」ということか。

その時には我が所領の原野と化した田んぼをかしてあげましょう


▼hachibee dono
sesse to hatarai te kudasai
kuisinnbou ha damde desu
deru deru hara ga deru

by oniyome


鬼嫁様

お宅の御主人ほど酒を呑みませんので大丈夫です

くすっ!

僕にモミすりを毎月するといった人物は伊豆半島の農家の三男ですが、
嫁さんが長野の農家出身なので嫁さんの実家からの米がタダであるわけです。

で、数日前に会った時問いただしてみれば訳が分からないようで(?)
「おれそんなこと言ったっけ?」となりました。

結果として”もみのまま保存しておく”ことはないようで、
”玄米で保存しておく”が正解みたいです。
藪ヤマ殿やビッけさんの理解で正しい。

日本のコメは大変ですね。
Y代表も言っていましたが、
1町?数町くらいではやっていけないとのこと。
ビッケさんの田圃は広かったですね。
でもやっていけないとのこと。

やっていけないので、農家以外から税金をとって農家に回す。
これが過疎化の原動力の一つかな?
どうでしょうか?

▼ぼっちさん
分配論は大変難しい制度で、あれをやってもこれをやっても…公平論に反してしまうのです。
どうにかして維持しようとしている人は、声を出す余裕もなく頑張っています。

それにはお金がかかりますが、そこそこ食べることができればそれでいいのです。
理解できないと思いますが、それが総領のつとめなのです。

庄屋の繁栄など今の世にはありません。
ほとんどの家は、
「どうやって自分の代を乗り切るか」
で試行錯誤していると思います。

でもそんな人たちでさえも、
「まあこんなもんか」
と、なるべく深刻に考えないように生きていると思いますよ。

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