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2012年11月 7日 (水)

トレッキングツアーの遭難事故で反省する

中国でトレッキングツアーの遭難事故が発生した。

企画会社は、広告でよく見る旅行会社で、数年前のトムラウシの遭難事故を起こしている。


マスコミの論調は、『ずさんな旅行会社の企画運営』である。

下見なしで、現地任せらしいので、主催者としてはまさに失格なのだろう。

この遭難事故で、次の二つのことを考えた。

<その1~自己責任>

ボクは有料のツアー登山に参加したことがない。
自分が都合のいい時に、登りたい山に行きたいからである。

でも、大人数の現地集合型・登山大会のようなものには参加したことがある。

この手の登山は、割と平易なものが多く、重大な遭難事故が発生するようなものではないと思うが、スズメバチに襲われたり、誰かがうっかり滑落したりしたら、誰がどんな責任をとることになるのだろうか。


今回のような有料登山ツアーになると、旅費以外にガイド代や添乗員代が加算されているだろうから、それを以って約款に、事故が起こった場合の対応が書いてあるのだろうか?


『ヤブ山突撃隊』には、何の規約もないし、CL,SLの定めもない。
Tさんを隊長、Iさんをクマ対策特殊部隊長、ボクは観戦記者としているだけだ。


暗黙の不文律は、『自己責任』である。

だから、Y代表やぼっち特攻隊長は別として、ぴっけ隊員に声をかけるときは、現地の状況を想像しながら判断しているのだが、今回の遭難や前回のトラブルを考えると、あまり安易に計画してはいけないのかな?と自省している。


有料のツアーに申し込んだからには、全て旅行会社の責任になるのだろうか。

こうなると、登山か旅行か…よく分からない。


はっきり、「登山」 「旅行」 と区別できないのか?

きっと、第3のビールとか、第4?世代のような、言い逃れのハザマが現れるに違いない。

…そんなものはどうでもいいから、無理はしないようにしようっと!


<その2~密かな先鋭化>

これは、『ヤブ山突撃隊』の初期において、T隊長と話したことがある。

「登山を始めると、次第に先鋭化していく傾向が強いからなぁ…」

「まあ…ヤブ山突撃隊は安全がモットー!でいきましょう」

ということだったのだが、最近は、ちょっと悪魔の誘惑に引きずり込まれているような気がする。


さすがに、ザイルやハーケンを使っての本格的なスタイルには移行していないが、歩き方が変化してきているようだ。


一番初めに登ったのが、『水の尾山』だった。
ササヤブはかなりのものだったが、基本的に登山道はあるし、クマが怖かっただけである。


その後、ヤブ山のピークハンターは返上して、西中国山地の沢や尾根を勝手に歩き回る、いわゆるバリエーションルートをめざす『バリ屋』になってきた。


今回の事故は、
「本格的なトレッキングではないが、一般の人が訪れることのない未開のルート」
のような所で起きたのだろう。


8千メートル級の山に向かっていくのは、明確な『先鋭化』であるが、今回の事故のようなケースは、『密かな先鋭化』による油断だと思い知らされた。


「まあ…いずれにしても、気を引き締めていかないといけないなぁ…」
と、もう2週間は山に行けないおじさんは、ちょっぴり反省したのでありました。

おしまい。

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コメント

2週間山に行けないのは普段の想定内パターン、今年あと何回登りますか?
tobinokoは一回以上が目標です、 山の仕事は短時間も含めると15日程度かな
頑張って裏山を整備してください歩くだけでも結構な満足感が味わえるですよね。
もっとヤブヤマ氏宅の裏山の全景を見てみたいです。

▼tobinokoさん
勤労感謝の日前後は空きそうなのですが、そろそろ鬼嫁をどこかに連れて行ってやらないと…。
我が家の裏山は、照葉樹中心で、さしたる紅葉もなく、大したことはありません。

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