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2012年12月14日 (金)

なにこれ?

今宵は、鬼嫁立ちもなく静かに晩酌を始めるつもりだったが、
こたつに座るなり、鬼嫁から、
「これ見てよ!」
といきなり、選挙候補者からのハガキを見せられた。


「なに? これ?」
と呆気にとられた。


確かに、今回の総選挙に立候補している陣営からのハガキだった。

我が家の住所も正しい。

宛名も正しかった。


…でも24年前ならばである。

なんと、そのハガキには、24年前に亡くなった父の名がしっかりと記されていたのである。
しかも父の名だけ書いてある。


他の候補者からのハガキは、父を除いた現在の家族の氏名が書かれているのだが、
このハガキは、24年前に亡くなった父の名前しか書かかれていないのだ。


「まいったな、これは…ひどいな…」
と言いながら、鬼嫁に渡すと、更に驚くことになった。


鬼嫁が、今にも吹き出しそうに口を押さえながら、
もう一枚のハガキを差し出したのである。


…さて、なんでしょうか?

それを手に取ったボクは、思わずひっくり返ってしまった。

そのハガキは、さっきと同じ候補者からのハガキだった。

再び、その宛名がモーレツだった。


 ヤブ山 鬼嫁 様
 ヤブ山 △男 様

普通なら、妻と夫の順番が反対か…で済む。

でも、同じヤブ山姓だけど、△男さんは、近所の別の家のおじいさんである。
どうして、我が家と同じ住所で、しかも我が家の鬼嫁と連名で書いてあるのだろうか?


鬼嫁もついに逃げ出したか?


郵便局がたまに配達間違いすることはあるが、一枚のハガキに、ボクの女房と、近所の同姓のおじいさん(亡父と同じ年代)の名前が一緒に書いてあるのを初めて見た。


24年前に死んだ親父の名をかたり、

あげくには、人の女房と他所の爺さんを一緒にさせて、

…この候補者は、選挙終盤のこの最高に忙しい時に、一介のボクに史上最大の決戦をしかけてきたのだろうか?


…いくらなんでも、こんな話があるだろうか。日本沈没まちがいなし。

こんな 完璧な 大チョンボは はじめて みた。

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コメント

到底実話とは思えない良くできた話ですね。忙しくてバイトの方もパニックの中宛名を書きまくっていたのだろうが、昨夜TV放映の創作作文でもこんなストーリーを考え付く人はいまい。

この候補者のユーモアには一票をあげたくも有り、あげたくも無しですが、座布団はぜひ3枚くらいあげたい。

▼tobinokoさん
今朝も早くから原因を考えておりました。
そして…次のような推論に達しました。
おやじ宛てのハガキは印字されたものでした。
NTTの名義は、母がずっと放置していたので、昨年、ボク名義に変更したばかりです。
たぶん電話帳をダイレクト入力したのでしょう。

さて、鬼嫁と近所のじいさん宛てのハガキは手書きでした。
住居表示では、我が家の次がおじいちゃんの家です。
我が家の序列では鬼嫁が末尾。
じいちゃんは世帯主ですから、住民一覧表から転記するときに一緒に書いたのでしょう。
でも、母とボク宛てはどこに行ったんですかね?
じいちゃんのところへでも行ったんですかね?
…たぶん、笑って捨てられたのかも?

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