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2013年7月

2013年7月31日 (水)

夏野菜

晩酌の突き出しにエダマメがでてきた。

開墾畑の普通の枝豆である。
まだ若い。
「豆の味がせんのう」
といいながらビールを呑む。


次は天ぷら定食。
玉ねぎ、ゴーヤ、オクラ、ごぼうのかきあげ…そしてカボチャであった。

カボチャは、鬼嫁の次に嫌いなモノである。
見た目は悪いし、旨くない。
野菜としての品格に欠ける。
「食べられるから…いいでしょ」
という厚かましさがある。
もっと痩せたら許してやるが、今のままでは抹殺したい野菜である。


鬼嫁はボクの心情は分かっているはずだ。
それを確信犯で、わざと天ぷらにしたのだろう。

トドのような振る舞いで横に座りながら、
「カボチャは…まだまだ、いっぱいなっているから…食べないとね」
と嬉しそうに言う。


トドは海で生きるくせに、陸の野菜…カラスも食べないゲテモノが好きなのだろう。


今年は夏野菜を思いきり植えたが、それが次々と収穫時期を迎えて弱っている。
来年は好きなものだけ植えよう。

くれぐれもカボチャだけは植えまい。
あれはカラスも食わん。
トドだけが食うものだ。


ついでに思い出した。
パンプキンスープ…は人間が食べるものではない。
ましてや冷たいカボチャのスープは食文化の恥である。


これもついでに書いておくが、『冷麺』は食わず嫌いの最たるものである。
あれはいけない。
最低の調理である。
ラーメンは温かく、湯気が立ち上るものである。

あれを冷たくして人様に差し出すとは言語道断である。


冷麺好きの鬼嫁に言わせると、
「ラーメンを冷たくしたものではない」
と言い張るが、所詮、カボチャ好きが言う戯言である。


食べ物の恨みは恐ろしい…と言うが、ボクはカボチャとつきあいたくない。
見るのもいやだ。
苗の頃は可愛いが、実がなってくるとおばけである。


とにかく頭に来る。

2013年7月30日 (火)

男の矜持

どうも世の中はおかしいと思っているが、どうやら『おかま』に占領されているようだ。

おかまは…面白いが、世の主人公ではない。
この間書いた、『トリックスター』にすぎない。

ボクは、世の中の本筋を…人類は…歩くべきもの、と思っている。

世の中は、まずは、きちんとした秩序があるべきだ。
ルールというものがいる。

それが分かっている中で、「さて、どうするか」というのが出発点であった。

過去形である。
情けない。
これが…人類のなれの果てかと悲しくなる。


人格も地に落ちた。
どうでもいい連中が、はびこっている。


人類は何をしているのか!
ボクは世に問いたい。

「明日の世が…幸せにありますように…」
と手を合わせる人が、いったいどれだけいるのか?


仕事を終えて、我が家に帰り、田んぼの水あたりの様子を見る。

みんな仕事は辛い。
ボクも…できれば…したくはない。


しかし、許せないヤツがはびこっているから…明日も仕事に出る。

これは正義感ではなくて、性欲である…と、バカなヤツが言った。

理論を極めるよりも、目の前のおかしなことを質していきたい。

あのね、世の中のおじさんは…そのために働き、生きているのですよ。

それを忘れたおじさんは、ただ食べているだけですよ。


おじさんは…自分の矜持を忘れず…正義の道を真っ直ぐに突き進むのです。

だから働きます。

2013年7月29日 (月)

伝えたかったこと

どうもちゃんと書けなかったので、ここに備忘録。

まず金曜日。
周南の呑みの会に行った時、はちべえどのに帰りのことを約束しようとしたら、目の前に『やまんば』さんが座っていたので、心にもなく、
「写真よりも…お若いんですね」
と言ったら、はちべえどのが鼻の下をのばしていたので、今日のメインゲストである「stranger」さんの横に座った。

かの吾人は真面目な類に属しておられるので、ボクも負けじとその筋の話をしたつもりだが、冷酒を呑ませていただけなかったので、いささか不本意な会話に終始してしまった。


次にその後の話。
ボクは早目の電車で帰ろうと思って、はちべえどのに、
「そろそろ帰りましょう…あっちですかね?」
と言ったら、いつの間にか消えていた。

やまんばさんが、赤ワインを4杯は片づけていたので、その世話でもするのかと…気を使ってしまった。
たぶん余計な気づかいだったのだろう。

あとは2次会で、ゲストらしくふるまったつもりだが、びっけさんにはいろいろと悩みがあるようなので、ボクは、
「はいはい…大変ですね」
と応えるしかなかった。
さくらばばさんは、酒も飲まずにしっかりとしておられたので、じゅげむさんのような下ネタも語らずに、ボクは困ってしまって何も話せなかった。

…今宵は、そんなことを書くつもりではなかった。
大好きな鬼嫁の話を書かねばならない。

周南山の会の呑みの前々日、大雨が降る予感もなかったので、鬼嫁に、
「田んぼの水を充てているから、もし大雨が降り始めたら…水戸口を刎ねておくように」
と告げていた。


(この間は…上記のとおり)


家に戻って水路を見たら、たくさんの枯れ草や枝葉が畔道に放りあげてあったので、
「ようやった…よくぞ気がついた!」
と褒めておいた。


家に帰ってから、詳細を聞いた。
急な雨で濁流が流れてきたらしい。
それをあの…かよわいお姫様が、せっせと枯れ木や草を取り除かれたそうだ。


そこで尋ねてみた。
「あれを…まさか…手で除けられたのではありませんか?」

「当たり前でしょうが!!」


ボクはこう言いました。

「あのね…水路に溜まった草の茂みには『ハミ』が潜んでおるのじゃ。それで噛まれた人は数知れず…」


「知るかいね!!! はよう 言いんさいね!!!!」


…これが今宵の伝えたかったことです。おしまい。


よい子のみなさんは…水路にたまった草を除けるときは…鎌かレーキのようなものを使ってくださいね。

2013年7月27日 (土)

天命を知る

昨夜は周南山の会の人たちと終電まで呑んだ。

はちべえどのに一次会のあとで見捨てられたが、のこのこ11時過ぎまで呑んだ。
鬼嫁は天女のような顔をして、駅までまで迎えに来てくれた。

さて、今日は唯一の休日である。
六時過ぎには起き出して、今日一日の日課を考えた。

鬼嫁が7時過ぎにようやく起きてきた。
目を合わさないように、口もなるべくきかないようにして飯を済ませた。


この時期、朝の草刈りは11時前までである。
計画どおり、家の前と後ろを刈った。

10時過ぎに道路で休んでいると、見知らぬおっさんが通りかかった。
どうやら散歩かウォーキングのようだ。

目礼をしたら、いきなり話しかけてきた。

「いつもきれいにしておられますね。広々としていいですね」

「どうも…でもこうして草刈りばかりですから」

…昼に、缶ビールを呑みながら思った。

ボクの天命は…「草刈りをして、昼にビールを呑む」ことに違いない。

ただただ呑んだくれているとバチがあたるが、草を刈れっておれば至極まっとうである。

こうして…58歳にして天命を悟ったボクは、金毘羅社にお参りに上がった。

…でも、今月がボクの当番なだけだ。


社を解錠して、社殿の榊をやり替える。

P1000817


境内を履き清める。


P1000818

参道を下りながら、峨ビ山を俯瞰する。


P1000819

それから6時半まで再び草刈りをした。

さっきまで晩酌を頑張ったが、気がついてみると、ボクは『鬼』になったばかりなのに、天命を知ってしまった。


天命を知った鬼は、どういう行動をとるべきなのか…しっかり考えなければならないが、もう眠くなった。

2013年7月24日 (水)

調理に関する基本問題について

今朝は、ハヤシライスだった。

呑んだあくる日は、時間がないので、「カレーでいいから」と言っている。

このところ続いているので、さすがの鬼嫁も朝食と弁当をこしらえる時間はない。
「カレー」と思っていたら、「ハヤシライス」だった。


ボクはどっちでもいいので食べ始めた。
「???」
…いつもと味が違う。


酔いはさめているはずだが、味覚は戻っていないのかと思って…三口食べた。

「すっぱい!」
…絶対に酸っぱい!!!!!!。


でもボクは言えなかった。
昨夜、11時前に駅まで迎えに来てくれた…ヨメである。

料理は下手だし、だいいちブスだし、おまけに性格もキツイので、さっさと出ていってくれたら楽になるが、まだ居座っている。
ボクが目をつぶって我慢さえすれば…まだ使える。


しかし!!!
今朝の「ハヤシライスは酸っぱかった」
…と、言おうとしたら、鬼嫁がさりげなく聞いてきた。


「ねえ…ハヤシライスはどうだった?」

ここで、新婚だったら、
「おいしかったよ…」
と無理してでも答えるだろう。


ボクももう少し若かったら、そう答えていた…いや、結婚などしなかったはずだ。

今朝は…こう答えた。

「すっっっ……ぱぁ…いいいいいい…みたいだ!!!!」
…と、控えめに言った。


少し間があいたので、
「あの鬼嫁も…少しは反省したのかもしれない」
と思った。


ところが、
「やっぱりそうだった? …トマトを入れ過ぎたかも?」


「ばかたれ!!! あねぇ~に、すゆうしちゃ~いけんじゃろうが~バカたれ!」
…と、控えめに反論した。


ボクは少しすっきりした。

でも3秒後に、カウンターが返ってきた。

「あれは あんたが作ったトマトでしょうが!!! 入れるものがなかったら…残りを…ぜ・ん・ぶ…ハヤシライスに入れたんよ!!!」


…いつもより5分早かったが、ボクは仕事に出かけました。

今晩のおかずは明日書きます…と言いたいところですが、明日は呑み、明後日は周南に拉致される予定なので、続きは土曜日かも?

2013年7月23日 (火)

今宵も…

やっと新山口まで戻ってきた。

家に着くのは11時過ぎか。

今週の飲みはあと二回。

頑張ります。

2013年7月22日 (月)

このシーズンか…

この時期になると、高速道路が危ない。

夏休みを中心に、行楽シーズンの高速道路は怪しい車が頻繁に現れる。

極端に飛ばしたり、遅かったり…全体の秩序が乱れる。
今日の行き帰りもそうだった。


日頃の時だって、要注意の車がある。
他県ナンバーのライトバンとワゴン車だ。
猛烈に飛ばして、割りこんで、好き放題をする。

これにトラックが怒ってリアクションをするので、こんないざこざに巻き込まれないようにしているが、ボクだって男である。
ときどき、「わりゃ~、やるか!」
と参戦することも数知れず…。


平和を乱すのは、たったひとりでよい。
すぐに混乱が生じる。
だから張本人は楽しくて仕方がない。


それを冷静に、きちんと質してやりたいが…、こっちもおなじ人間である。
ついつい参戦してしまう。


『トリックスター』は、ただそれが楽しいだけ。
許せない輩は多い…どこもかしこも。

2013年7月21日 (日)

土日の日記

昨日今日と県内出張。

昨日は宇部。
今日は岩国。

今日は昼前に終わったので、柳井の母の病院に寄って帰る。
この二日間で真っ黒に焼けた。


4時過ぎまで昼寝。

墓の周りを刈る。
首筋に保冷ジェルを巻いて、ナイロンヒモのカッターで刈る。


草刈り機の調子がよくない。
そろそろ寿命がきているようだ。

それでもエンジンをふかして6時過ぎまで家の周りを刈った。


7時前に風呂に入ってビールを二缶…がぶのみ。
何度も書くが、ボクの燃費は最悪だ。

二缶目を空けようとした時、鬼嫁が叫んだ。


「あいつよ! いま…ウロウロしている!」


001


…なるほど。

ボクが、「こらぁ!!!」
と叫んでも恐れない。


「うるさいなぁ…」
という仕草で、開墾畑の方にゆっくり歩いて行った。


あとを追いかけたが、開墾畑には見当たらなかった。


ハクビシン か アナグマ だろうが、

どのネットを探しても…確定はできなかった。
それほど似ているし、交雑が始まっているのだろう。


でも…、あの憎き…『カラス』よりも優しい眼をしていた。

良き隣人になれるかもしれない。

2013年7月19日 (金)

遠き山に日は落ちて

さっき田んぼの様子を見にいって、この歌を口ずさんでいた。


続きは、

星は 空を ちりばねぬ

今日の業を なしおえて …


夏のキャンプファイアーで歌う歌だ。
strangerさんなら全て歌えるはず。


高校から大学生になるまで、真夏の『青年の家』で歌っていた。
後半部分をもう忘れた。


それを口ずさみながら、部落の夕景色を眺めた。
幽霊屋敷という言葉はあるが、もうすぐ…『幽霊の森』が出現する。


僅かに残った山が放置されている。

ボクが中学生の頃、地籍調査があった。
そのとき、滅多に見ないおじさんが現れて、
「ここが境界だ! 昔からここだった!」
と言い張っていた。


それは、昔からの山道ではあったが、全然手入れがされないので、仕方なく我が家の方に迂回させた道…のさらに3尺入った地点だった。


子供のボクにも分かったが、立ち会う前に、父が、
「うるさく言うようだから、とにかく手を打つ。
あとは地籍調査で固定資産税を払うのだから、とにかく関わりたくない」
と言っていた。

父は、落ち着いた声で、相手の目を見たまま、
「そこでいいから…これからは、ここから向こうのあなたの山をきちんと手入れをしてくれ!」
と言いながら、境界の目印を刺した。

…あれから40年以上経った。

我が家には影響はないが、下の家の後ろには放置された山が残されている。
里山と言えばイメージがよいが、温暖化の時代だから里山は…『猛林』になる。
木は生い茂り、落ち葉どころか、いつ台風で倒れてくるか…近所の脅威になっている。
手入れはされていないし、土手の草は部落の人がボランティアでやっている。
固定資産税は子孫が払っているのかどうか分からないが、台風で倒れたら3軒に被害が及ぶ。

夕暮れの中、そんなことを思いながら、
「今の自分が元気なうちに…できるだけ整理をしておかないと…子々孫々が困るだろうな」
と、切実な気持ちになった。


先祖は…晩年、こんな気持ちで…晩年を過ごしていたのだろう。


畑仕事

土日が行事なので、今日は一日代休をもらった。

田んぼに草が生えているが、めんどくさいので無視。
もう少し伸びてからにしよう。


草だらけの畑を眺めて…しばし考える。
開墾畑の白ねぎの苗が大きくなってきたので、下の畑に植え替えることにした。

2週間前に石灰と堆肥を混ぜておいたので、本を見ながら25センチの溝を掘った。
5㌢間隔で並べて、土をかけて、堆肥を入れて、枯れ草を被せた。
 
 

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隣のスイカとカボチャの様子を見ると、カボチャはしっかり実をつけていた。
カラスに二つも食べられたスイカは…、

「おお!実がついている!」

早速ホームセンターにネットを買いに行った。


今度これを食べられたら…『猟銃免許』を申請するつもりだ。
いまどき空気銃があるのかどうか知らないが、ボクは鬼になったので何でもする。


 
 
001

 
 

 
 
エダマメ用の『丹波の黒豆』はぐんぐん育っているが、肝心の実がついていない。
開墾畑の普通の枝豆は実がついて、もうすぐ収穫できそうなのに…。

「おい!実をつけんか!」
と気合を入れておいた。


ついでに5月に掘り上げておいた『ワケギ』を隣の畝に植えてみた。
 


 
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落花生も順調に育っている。
やまぶき色の小さい花が咲いていた。
美しい…実に質素である。
ボクがこれまで見た野菜の花の中で、たぶん一番きれいで可憐な花だろう。

 
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『山吹色』…この色が入っているクレパスは…たしか24色以上だったような気がする。
高くてなかなか買ってもらえなかった。


2013年7月18日 (木)

みんな楽しい

団地の子供たちが嬉しそうに遊んでいる。

ならば…『よい』…それがおじさんの本望である。


ボクの部落の実情は、びっけさんやtobinokoさんともかなり違うので、ボクとしては悩ましい限りである。

ところが、今から数年後の部落をどうするかという切実な問題になってくると、ことは重大である。

tobinokoさんのところは、悪いけど…あと10年以内の人が多いはず。
…これはボクと下のTさんの関係と一緒である。


いい意味でも、悪い意味でも…おじさんたちは頑張っている。
帰趨本能があるひとだけが帰ってくる。
たぶん、そんな人たちだけが帰ってくる。

ボクの所は…若い人ばかりだけど…団地の人ばかりだ。

理想は…びっけさんなのだが、それは目論見どおりには行かないので、娘が二人もいたら大丈夫。
どうにでもなります。
ならなかったら…それで閉じればいいのです。
おかあさまに少し隠れて。

若い団地の若夫婦を誘うことはできるが…やっぱり昔のことを知ってほしい。
…ということを誰かに言いたいのですよ。まったく。


すみません…早くギターを弾きくなったので、おしまい!


2013年7月17日 (水)

がんばる…じいちゃん

月に1回の病院に行った。
降圧剤の薬をもらわなければならない。

体重を測って医師の問診と触診を受ける。
体重が少し増えていた。

「ちょっとビールが多すぎましたかね」
と言い訳をしてみたが、ボクより少し歳上の医師は、
「ヤブ山さん…実行ですよ! 実行ね!」
とボクの口先だけの言い逃れを指摘された。


帰り道、ギター弦とカポタストを買うために楽器屋に寄った。

場にそぐわない初老の夫婦が座っていたので、不思議に思いながらマーチン弦を探していると、後ろから軽快なウクレレの音が響いた。

振り返ってみると、楽器店の店員が音を合わせていた。
たぶんサイドギターのノリだろう。

弦を探すふりをして会話を盗み聞きした。

「ナイロン弦ですから…すぐに音が下がるので、家に帰ったらもう一度音を合わせてください」
「どこですか?」(奥さん)
「これを右回しに…」(店員)
「それですか?」(奥さん)
「そう…これを…こう…」(店員)

「おい!早く払っておきなさい!」(じいさん)
「あなた!できるの?」(奥さん)
「家に帰ってやればできる」(じいさん)

「できるでしょうか?(…と、店員に尋ねる)」(奥さん)
「…はぁ…」(店員)

たぶん、ボクより一回り上のじいさん。
しかも奥さまの監視つきである。

ウクレレを買い替えるのであれば、自分で弾いて音を確かめたりするはずだ。
でも、店員が弾いて見せて、奥さまは非常に不安そうだったので、一から習うつもりのようだ。

なんだが話が長くなりそうだったので、二人がぼそぼそ話しあっているうちに、ボクはマーチン弦とカポタストの代金を支払うことにした。

たぶん…あのじいちゃんは…今夜…こんな風に動けなくなっていると思う。

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払うときに、店員にニコッとサインを送ったら、
「thank you」
という目くばせが返ってきた。

2013年7月16日 (火)

読まず嫌い

現在、日本の作家で一番売れているのは村上春樹らしいが、ボクは一冊も読んだことがない。

いや…正確に言うと…5~6行読んだことがある。
数年前、鬼嫁が娘からプレゼントされた『ノルウェーの森』だったと思うが、手にとって読み始めたら猛烈な嫌悪感に襲われた。

翻訳本かと錯覚するような文体だった。
もしかして翻訳を意識した文体ではないか?と訝ってしまうような文章が並んでいた。

思わず鬼嫁に、
「これが売れてるの? 翻訳小説じゃないか」
と呟いたら、
「あなたの性には合わないでしょうよ」
と速断された。


村上ファンには申し訳ないが、たったこれだけで読まず嫌いになってしまったのである。

難解なレトリックと壮大な話の展開がすごいらしいが、ついていけなかった。


ボクは斜め読みが得意だが、マジメに読むことだってある。
でもこの文体だけは…体が受け付けなかった。


日本の小説の至極は…『夏目漱石』だろう。

そして、思想的なものは…『埴谷雄高』である。


タイムマシンがあれば、この二人が存命している時代に行って、顔を合わせて話をしてみたい。
この歳になったら未来を見る気持ちはない。

あの時代のあの人がどんなことを考えていたかを…語り合いたい。

聞いてみたいことは一言だけ。

それは…本人に面と向かってでないと…言わない、書けない、話せない。

2013年7月15日 (月)

鬼もヘロヘロ

昨日から『鬼』になったのだが、庭木と家の周りのツツジが伸びているので、7時から頑張ることにした。

我が家は家のテリトリーは…つまり庭は『鬼嫁』、ボクは外回りのツツジや芝を刈る役目になっている。

しかし、刈りこみは『鬼』の役目である。
ヨメでもやろうと思えばやれるのに、我が家は…鬼嫁の決めたルールが…ルールなのである。


庭のツツジと、ヒラカンサスとモミジとのその他を刈ったら…ヘロヘロになった。
鬼のカクランかと思ったが、雷も鳴らないので、30分ごとにベランダで休む。

その都度、鬼嫁に、
「麦茶とガリガリ君!」
を持ってこさせる。


10時を過ぎると、暑さで気力が失せてきた。
脚立を運んで、電動バリカンで刈りこむのだが、高いところは片手で振りまわせなくなった。
腕の筋力は確実に落ちてきた。
あと10年は無理かもしれない。


倉庫の屋外時計を観ると…まだ11時半である。
心を鬼にして、
「ビール! とりあえずビール!!!」
と叫んだら、鬼嫁が、しずしずと運んできた。

これが午前中の庭の成果。
クロガネモチまで手が回らなかった。


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昼寝をしようとしたが、体がほてって寝られない。
2時前から何をしようかと考えた。


映画を観たが、昼寝ができない。

「そうか…鬼は寝ないのだ!」
と悟って、家の周りのツツジを刈り始めた。

イラが飛びかうが、体中から汗が噴き出すので、そんなことも意にせずバリカンを振り回した。


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こんなことをしていたら、鬼の寿命も長くはない。
後始末をして何度も休んでいたら、鬼嫁が庭木の始末を始めた。


さっきまで涼んでいたのだから、鬼にとっては最悪の時間である。

海の方を見ながら休んでいると、
「おとこは…ばばっ!!とやっては…大げさにやすむだけ」
と、背中で言っていた。


後ろから蹴って二度と立ち上がれないようにしてやろうと思ったが、
昼に『冷やしうどん定食』を作ってくれたので、このまま生かしておくことにした。
…賄い鬼嫁である。


ボクは昨日から鬼になったのだが、ぶさいくな鬼嫁は先輩である。

あんなトドのようなデブには負けない。

だいいち…品がない。デブなだけだ。
ボクのように慈悲の心を捨てて鬼になった輩ではない。


崇高な『鬼』になろうと思う。

2013年7月14日 (日)

慈悲の心を捨てたおじさん

昨日の草刈りですっかり体力を消耗して、8時すぎには寝てしまった。

ということは、4時過ぎには目が覚める。
鬼嫁は爆睡中だが、ボクがゴソゴソ動きだすと、あからさまに、
「うるさい…目をつぶっていたら…いくらでも寝られます」
という寝返りを打っている。

百まで数えたが寝られそうもないので、ゴソゴソ起き出した。
この間まで4時過ぎには明るくなっていたのに、この時期にはまだ暗い。

今日の行動を思い浮かべていると、新聞配達のバイク音が聞こえてきた。
4時半の合図である。


長靴をはいて、上の田んぼの水をハネに行った。

薄明るい田んぼで、『クロイトトンボ』が飛んでいた。
子供の頃にはたくさんいたが、最近になって初めてみた。

どこで産卵しているのか知らないが、イトトンボを見たのはホントに久しぶりである。


6時過ぎに鬼嫁が起きてきて、ピザを『チーン』した。
さっさと食べて、7時からの市の河川清掃に出かけた。

太郎万川には『イタドリ』がはびこって、この始末に弱った。
男衆はドロドロになって、切ってはトラックに積み込んだ。


50分で終わったが、これから金毘羅社の草刈りだ。
回覧板で、都合がつく人たちには参加を呼び掛けているのだが、この暑さでみんなバテバテだ。


20分後に集まった人は10人。

…草刈り機持参組は3人。
鎌隊の7人に刈るところをお願いして、3人で手分けをして40分頑張った。

もうみんなヘロヘロだ。
今回は、団地の若い3人が来てくれたので助かったし、終了後の雑談も面白かった。


9時半過ぎに家に戻って、柳井へ向かう。
ホントはビールを呑んでそのまま寝たかったのだが、今日は高校野球の観戦と母の見舞いが待っていた。

1時間観戦したが、隣の知ったかぶりのおじさんの解説が癇に障ったのと、コールドゲームで勝ちそうなので早めに切り上げて母の見舞いへ。


母はいつものようにぼんやりしていたが、血色もよくて、話もできる。
すぐに忘れて、堂々巡りの会話だが、ひとまず安心して、「また来るね」で逃げる。


1時すぎに家につくころには完全に疲れた。
冷蔵庫から缶ビールを二つ取り出して、一つを立ったまま空けた。

二缶目をグイグイ呑みながら昼食。
…その後は爆睡。

もう体が動かないので、映画を観ながらよこになって過ごした。

夕方、カラスの鳴き声で目が覚めた。

また畑でケンカしているようだ。


行ってみると、例のスイカの残りをめぐってツガイどうしで取り合いのケンカをしているようだ。


「おれのスイカをまた いたぶっておるのか!!」
と頭に血が登ったので、棒を持って追い払い、件のスイカを抱えて帰って、山の繁みに放り込んだ。
これならカラスも探せないだろう。


ヨタヨタと家に戻って、鬼嫁にそのことを話した。


「あんたは…冷たい人ね…スイカはもう食べられないのだから…カラスに食べさせてあげればいいのに…」

「なに~ぃ!! あいつらに食べさせる?? バカを言うな!! 殺してやりたいぐらいだ!!」

「あなたね…みんなにやさしくしてあげてたら…みんながあなたを大事にしてくれるわよ」

「うそつけ!!! お前が見本じゃ! バカたれが!!!」

「地獄に落ちても知らないわよ!」

「落ちるか! バカたれ!」


ボクは カラスと鬼嫁に 人間の尊厳を奪われてしまった。

慈悲の心は少し残っていると思っていたが、今日で全て捨てました。

ボクは今日から『鬼』になる。


2013年7月13日 (土)

くそ~っ

昨日は湯田で呑み。

鬼嫁に最終電車で拾ってもらった。

ところが今朝早く、カラスのわめき声で目が覚めた。
鬼嫁のいびきと同じぐらい強烈だった。
当然、鬼嫁はいびきをかいて爆睡中である。


声のする方に行ってみると、下の畑だった。

「やばい?」と思ってヨタヨタと向かうと、


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…やられました。

そのうち、鳥避けネットを張ろうと思っていたが、思うだけでは張れない。


カラスは四羽が、ツガイどうしで、
「これは わたしの 獲物である あっちにいけ」
「これは われわれのほうが 先に見つけたのであるから これは われわれの 獲物である」
…などのような口げんかをしていた。


ボクは、
「それは 私が育てた スイカである 孫にやろうと作ったスイカである」
…などとは言わずに、
「こりゃ~バカたれ!!!!!」
と追いやった。

でもスイカは…盆には帰らない。


それから畑の草をとって、田んぼの畦を刈って…ヨロヨロに疲れた。

めんどくさいので、畑の写真を貼っておしまい。

三回も記事をけされれたら最悪。

明日は7時からクリーン作戦と、社の清掃だ。
もうヘロヘロだが、とりあえず明日までは頑張らねば…。

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どうやらセキュリティーがきつくなったのかも?

写真を張ろうとしたら固まるので、デスクトップに移したらアップできました。
でも明日には忘れる。

2013年7月11日 (木)

鼎の談義

さっき、田んぼの水の状況を見にいったら、下の家のTさんに会った。

彼は養子さんなのだが、いまどき…こんな頑張り屋の人がいるのか・という吾人である。


稲作も今年から本格的に自分だけでやり始めている。
今までうるさかった義理のご両親が完全に引退して、いよいよ吾人の出番となった。


ところが、どうもボクと同級生のAちゃんが頑張りすぎているふうがある。
そこで、先日、
「あのね!Tさんに 全部 任させなさい!!」
ときつく言っておいた。

「ふ~ん…言わない方がいいの?」
と言うので、
「そうなのです!」
と言い渡しておいた。
…相変わらず気が強い。

さて、30分前の話に戻る。
Tさんと、水稲の話を苦労話を交えて長談義した。

いまはボクたちの2軒しか稲作をしていないので、水を充てるのは難しくはない。
…その話をして、昔話と今の話をした。


昔の話は…当然ボクの方が詳しい。
でも20年以上前の頃になると、Tさんの方が断然詳しいし、特にこの10年や今の世帯構成の話になると、ボクには全くお手上げである。


今日は30分ぐらい話をした。


お互い、息子は県内にいるので、
「まあ…自分たちが生きているうちは頑張ろうね…」
の世界である。


ボクが地元に帰ってきて、3年暮らしたのちに、彼は養子さんとしてやってきた。
嫁さんはボクの幼馴染だ。

鬼嫁もボクが呼ぶように、「○○ちゃん」と言っている。
彼女も、「○○さん」と…何故か敬語だが…お互いに呼びあっている。

これにボクの妹が絡んでくると、
「まあ…○○さんと、○○さんかねぇ~あのねぇ…」
とややこしくなる。


世代交代はこういうものなのだろう。
Tさんの家ではもう少し先のようだが、ボクは彼を少しずつ引っ張り上げてあげようと思っている。
彼のような人材が次を切り開いてくのだろう。


ボクはずぼらだが、時代のうねりは分かるので、彼とともに突き進んでいくのだ。


2013年7月10日 (水)

中干し

そろそろ稲の中干しをする時期だ。

少し早いが、山からの出水がしばらく持ちそうなので、今日から週末にかけて干すことにした。


上の田は、すぐに水が干上がる厄介者なので、そのまま置いておけばすぐに干上がる。
下の田は、ジグジグといつまでもジルイので、余水吐を切って強制的に水を落とした。


土曜日か日曜日にヒエや雑草を抜くつもりだ。

去年までずっと手を抜いていたので、今年はきちんとやる。


あとは水がもってくれればいいが…。
この土日の雷雨に少し期待している。

それにしても山からの出水は心強い。

2013年7月 9日 (火)

7:3

よく見えないが、「7:3」と書いている。

『7』は…大多数を表す。
『3』は急進派で、左右に『1.5』ずつ配分されている。
さらに、『0.5』と『1』に細分化される。


つまり、左右の最先端に『0.5』いて、その取り巻きに『1』がいる。


左右の『0.5』の連中はそのまま放っておけばいい。
この人たちには『努力』は必要ない。
それだけのためにやる人たちだ。
使えなかったら放りだせばいい。


その外周に位置する『1』の連中である。
彼らに本当の能力はないが、プロパガンダに優れている。
まるでハチの役割を見るようだ。
ここに怪しい輩が出現するようになった。

これを質すのは『0.5』ではなくて、『7』の人たちである。
『7』を語る怪しい輩は、我々が質さねばならない。


…それが、選挙である。

もっと書きたいが、問題がおきても困るのでやめる。
現役には制約がある。

それが悪い意味での抑止力。
いい意味での抑止力。


早く野放図に叫びたい。

2013年7月 8日 (月)

努力は報われるか

夜の八時半を過ぎたが、H高野球部の特打ちの音が響いてくる。

練習の打球音は鋭い。
昨日の練習試合のうっ憤を晴らすかのような快音である。


毎日、毎日遅くまで練習している。
なかなか結果が出ない。

そもそも練習すれば結果が出るかといえば…そんなことはないことをみんな知っている。
努力すれば結果が報わるのであれば苦労はないが、努力をしないと気が済まない。

これが生きるものの宿命。
とりあえず何か食べて、何かをしないと生きていけない。


人間をはじめとする動物は、生きることと努力することを混同するように創られている。

そこに宗教や教義が割りこんできて、わけが分からなくなる。

このつづきは、また…。

2013年7月 7日 (日)

土日の日記

いつから書いてないか分からなくなった。

昨日は、下関まで雨の中で仕事。
新鮮なことを味わった。
いつか書く。


その後、息子の子供に会いに行った。
赤ちゃんは可愛い。
ボクは怖くてだけなったが、鬼嫁はだっこして嬉しそうだった。

三人の孫をこれからどうするのか知らんが、あやしながらいつまでも遊んでいた。

ボクは小さなな赤ちゃんを抱くなど…怖くてできない。
ましてや…出産に立ち会うなど、おぞましくてできなかったが、どうやらバカ息子も色々かこつけて、生まれた後に恐る恐る見にいったらしい。

まあ…それが正常である。
嫁の出産に立ち会うなどということはしない方がいい。
あれは女性の静粛な儀式である。
男は終わった後に、「よくやった」と声をかければよい。

今日は日曜日。

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さて、どれがどれだか分からないが、家の周りを公園のようにきれいにしました。

みんなから褒められました。

近所のこどもたちも日が暮れるまで遊んでいました。

草刈りは楽しい。嬉しい。みんなが喜んでくれる。

でもボクは燃費が悪いので、たぶん…混合の消費よりもビールの方が多かったと思う。

これから暑い夏だ。盆過ぎまで草刈りは続く。

みんなのために頑張ろう。

  
 
 

ついでに備忘録。

来週、地元の自治会で金毘羅社の掃除があるので、草が生い茂る参道を下からずっと刈り上がった。
自治会の人が掃除に来るので、そのための準備である。
自分で草を刈りながら、なんだか…小学生の田植えの校外学習のような気がした。


tobinokoさんやびっけさんの部落では、まだまだ結があるのだろうが、我が部落は百姓をする家は数軒になって、お手伝いをお願いするのは新興住宅の人たちだ。
校外学習の部類である。


来週刈るところを少し残して、一服して山を下った。


そういえば、ボクがひと月前に、「ひとりで…全部刈った方が早いんだけどな…」
と嘆いたら、鬼嫁の名言が飛び出した。

 いまは あなたひとりで 守れるかもしれないけど
 ずっと 守ろうと思ったら みんなが毎年でもいいから 
 少しでも 手伝うようにしたほうがいいと思うよ
 そうしたら みんなが やるよ
 
 だから あなたが ひとりでやるよりも
 人に手伝ってもらうようにしたほうが いいよ


なるほど…トドも考えることはできるらしい。

 

2013年7月 4日 (木)

No3

さっき帰ってきた。

今日も山口で行事だった。
途中、メールのバイブに気がついてみると、鬼嫁からだった。

3人目の孫が生まれた。

あのバカ息子が父親になった。


孫の成長も楽しみだが、子供の成長もじっくり見物しよう。

2013年7月 3日 (水)

ご慈悲は何処へ?

今日の山口県はすさまじい豪雨と風に見舞われた。

仕事で会う約束をしていた人たちも大変な苦労をしていたが、夕方、我が家に帰ってみると畑が大被害を受けていた。

稲も野菜も少々の雨なら耐えきれるが、この時期にこんな風が吹くと畑は壊滅状態であった。

稲は分けつを始めたばかりなので、いくら風が吹いても大丈夫だが、大きくなるこの時期の野菜にとって暴風は天敵に等しい。


家に帰ってから、畑を見回ると…トウモロコシはほぼ倒伏、ピーマンと大事な枝豆ちゃんは、半伏状態であった。

そのまま長靴をはいて、根元を踏んだり、ヒモで再度固定したり…ヤブ蚊が襲ってくる中を天に唾吐きながら直して回った。


トウモロコシは起こすときに「メリメリ…」という音がしたので、根元から折れたのだろう。
もう少しで収穫だったのに、天はボクに罰を与えたのだろうか。
胸に手を当てると、いくらでも…あれは悪事?と思い当たることはあるが、この時期にこんな無慈悲なふるまいをされるとは予想だにしていなかった。


ところが、鬼嫁は泰然自若であった。

ボクがドロドロに帰ってきて、有りのままを話しても、
「すごかったわ…そうなの…トウモロコシを楽しみにしていたのに…。午前中、キュウリを6本とっておいたけど、虫の知らせだったのね…」
などと、ノー天気なことをほざいたので、足蹴にして外に放りだそうかと思ったが、とりあえず晩酌が優先なので無視した。


明日から二日続きで夜に行事がある。
土曜日は早朝から出張。

畑は、日曜日に再点検するしかない。


きっと竜巻に近い風が吹いたのだろう。

それにしても…悲しい。
そして、それを慰めてくれる人がいないのが…もっと寂しい。

2013年7月 1日 (月)

ハクビシン or アナグマ?

さっき庭先に出たとき、何かの影が開墾畑の方に走った。

下の家の猫か野生生物だろう。

倉庫に入って、畑側の窓を開けたら…何かがピーンと後ずさりをした。
でも目は合った.

とても可愛い目で、少しおどおどしている。

しかし、ここで、
「よしよし…」
などとあやしたら、家長としての役割が果たせない。

倉庫の中の棒をつかんで、
「こりゃぁ~~!」
と棒を伸ばして叩いた。


でもその瞬間に逃げられた。
倉庫から外に出て辺りを探ると…またしても、愛くるしい目でボクを見つめていた。


「可愛い…」
と感情が和らいだが、一気に心を鬼にした。


「こりゃぁ!!!!!」
と棒をつかんで向かっていった。


あいつはさっさと山の方に走り去った。

ボクがきれいに刈った庭を見に来たのか?
畑は荒らされていない。


一体お前は…何をしに来たのか?
いつぞやのハクビシンのつがいの片割れか?
それにしては全身茶色。
でも顔は細い。
イタチは分かるが、あいつは違った。

鬼嫁がベランダに出てきて、
「なにかね!? なにかね!!」
と叫んでいる。


「ハクビシンかアナグマがいた!」

「わたしゃぁ~ハクビシンなら見たよ」
「おまえ~バカにしちょると…噛みつかれるぞ!」
「ふ~ん…」


鬼嫁をむかし…『ラスカル』と呼んでいたことがあった。
アライグマのアニメの主人公である。

色が黒くて、目だけギラギラ光っていた。

そうか…鬼嫁はアナグマかハクビシンのDNAをひいているのだ。

きっと裏山の連中を手なずけて…ボクに攻撃を仕掛けにきたのだろう。

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