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2014年1月15日 (水)

夫の心 嫁知らず

先日、氏神様の世話人会の新年会をした。

『した』というのが大事である。

『あった』ではない。

ケッコウ大変なのだ。


幽霊会員もいるが、参加率80%、19名が集まった。

大半が70~80代の人で、50~60代が僅かしかいない。

今回から2名が加入された。

冒頭、ボクが二人を紹介し、それぞれ挨拶をしてもらったが、みんなから温かい拍手が贈られた。


ひとりは70代の地下の人で、7~8年前の混乱時に退会されたYさんである。

過去のいきさつは聞いていたが、みんなから、
「いい人だから、もう一回声をかけみてはどうか?」
という声があがったので、ボクが直接お願いに行った。

「気にはなっていたけど、今さら顔を出すのもどうかと思ってねぇ。あと何年手伝えるかわからんけど…」
と、少し悩まれたが最後は快諾された。


このYさんの復帰により、今回、長老たちからは、
「えかった、えかった。
Yさんが戻ってきてくれたのなら、Iさんも戻ってくるんじゃないか?
ヤブ山ちゃん! お願いに行ってみろよ!」
「そうじゃ」
「そうじゃ」


婦人部の世話役からも、

「以前、何度か説得にいったけどダメだったようなの。ヤブ山ちゃん、あんた上手に頼んでみなさいよ」

「ボクが行くんですか…」

「当時のわだかまりもないし、あなた 喋るの上手じゃない」

「上手なワケないでしょ! Iさんのところもボクですか…」

「みんな あんな風に応援してくれてるから大丈夫よ」

…という按配で、みんなから説得役を仰せつかってしまった。


I爺さんの顔は覚えているし、ボクのことを忘れていても亡父の名前を言えば、すぐに思い出してくれるだろうから、
「じゃぁ ダメもとで 今度お願いに行ってみます」
と応えた。


みんなは酒の勢いもあって、

「そうじゃ そうじゃ やっぱり地下の者は出て来んにゃ~のう」

と元気である。


もう一人の30代のT君は、たまたま仕事で出会ったときに同じ部落に所帯を構えているのが分かったので、ボクが強引に誘ったのだ。

「みなさん お歳なのに 元気でよく呑まれますね。まるで長老会ですね」
と感心していた。


世話人会の会長といってもまるで敬老会のお世話係のようなものだが、長老同士の軋轢が表面化しないように、若い会長が長老たちの意見を聞きながら前に進めるのも悪くはないな…と思いながら会場を後にした。


帰路、鬼嫁から、
「あなた ホントに 外ズラだけはいい…というのがよ~く分かったわ」
とバカにした目つきで嫌味を言われた。


…そういえば、これまで夫婦一緒に会合なんかに出たことがないから、鬼嫁はボクの外ズラを見たことがなかったのだ。

でも、ボクだって鬼嫁の外ズラを見たことがない。

今回は優しい嫁さんのフリをして酌をして回っていたので、その言葉をそっくりそのまま返してやりたかったが、鬼嫁の性格を熟知しているボクは、グッと呑み込むしかなかったのでありました。おしまい。


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