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2014年2月 4日 (火)

地獄を見た男

職場のE君は、おじさんになりかけの中堅職員である。

がっちりした体格で性格も明るい。
特に、ボクをはるかにしのぐ酒豪ぶりは実に頼もしい。


そんな彼が人間ドックを受診した。
ところが深刻な結果を告げられたらしい。

正式通知が職場に着くまでの間、悶々と大酒をくらっていたそうだ。


とうとう労務担当者の知るところとなり、彼は意を決して…いや、職務命令で再検査に行った。

彼が語った真相は次のとおりである。

紹介状に目を通した医者が、驚いた様子でこう尋ねた。

「これまで何度か骨折されましたか?」

「いえ…一度もありません」

「ほう…でも骨密度が平均の80%しかありませんよ。骨粗鬆症の中でも最悪のレベルです。何か自覚症状はありませんか?」

「あのぅ…酒はよくないのでしょうか?」


「お酒は…ほとんど影響はありません。あなたの肝機能は正常値ですよ」

「骨肉種かタチの悪い骨の病気かと思って、毎晩深酒をしていました…」


「とりあえずもう一度測ってみましょう」
ということで、直ちに検査が行われた。


暫くして、再度診察室に呼ばれた。

結果表を一瞥した医師は開口一番、

「やっぱり そうか!」
と呟いたそうだ。


ここで気の弱いE君は観念して下を向いたらしい。

「骨密度は115…カルシウムのとり過ぎといってもいいぐらいです。前回の測定がまずかったのですね」

「はぁ? それじゃぁ大丈夫なんですか?」


「カルシウムは控えめにしてください。それとお酒もね」

「は~い」

…という話に笑い転げながら、昨夜は大酒を呑んだのでありました。

なお、鬼嫁には徳山駅までお越しいただくこととなり、大目玉を食らいました。

おしまい。


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