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2014年5月

2014年5月31日 (土)

ヤブ山家の行く末

相変わらず代かきができない。

今朝、下のTさんと話をした。

ため池を潰して掘った井戸の水の水量が少なくなったので、ポンプ会社に点検を依頼していた結果が出たのだ。

『水深38mあたりで水位が観測されたので、十分確保できます』

『しかし、ポンプ圧がほぼゼロなので…オーバーホールして直せればいいですが…絶望的です』


『オーバーホール済めばいいですが、交換になると…』


Tさんが持ってきた見積書を見て、
「むむむ…」
とうなってしまった。

数十万円の単位である。


二人で座って話し込んだ。

「ポンプの寿命は10年程度。どう考えても大赤字」


「……」
「………」

「やりますか」
「そうしますか」


「お互い…あと10年できるかどうか」
「それまでやることにしますか」

どう考えても、数十万円の出費は痛い。

通常なら止めるという選択が正しい。
間違いなくそうあるべきだ。

お互いにそれは分かっているが、これから10年先を見通した時のことを考えたのだ。


これで、ボクの贅沢はできなくなった。

鬼嫁は、
「えええっ??そうなに高いの!!
…Tさんのところはいいけど…うちは誰もできないけど…」
とショックの色は隠せなかった。

本来、20年以上前、2基のポンプが設置されていたのだが、
たぶんこんな故障で先延ばしされて、一台は故障…そして残りの一台の寿命が尽きたようだ。


川のそばで生活したかった。


鬼嫁には、

「ボクがダメになったら…田んぼは全て処分していい。
家の前だけは売るな」

という遺言を酔うたびに伝えている。


最後に、Tさんとの別れ際の話。

「お互い…趣味の田んぼじゃなくて…『道楽の田んぼ』になりましたね…」


「そうそう…そのとおり!」

費用対効果という概念は…ヤブ山家には存在しない。

バカはやっぱりバカなのだ。


実は、途中、JA農機具センターの軽トラが停まった。

「田植えはしないんですか?」

「水がないんよ。ポンプの修理代が○○万円…もうやめようかと話しよるんよ」

「頑張りましょうよ! 作りましょうよ」

「おい! ○○万円出せるか?」

「きつい!」

ホントに道楽の世界に突入である。

鬼嫁も呆れている。

ボクも他にすることがないので、全ての贅沢を諦めるしかない。

 
 
 

 
  


2014年5月30日 (金)

明日、復活します

かろうじて生き伸びた。

輸血もせずに…いま湯田温泉。


でも、光までたどり着けないかも?


2014年5月29日 (木)

ブログ休止のお知らせ(遺言)

明日以降、ブログを更新することができないかもしれないので、予めお知らせしておきます。


こんなブログにつきあっていただき有難うございました。
心から感謝申し上げます。
最後になるかもしれませんが、とりあえず書いておきます。


その理由は…明日、処刑日が来るからだ。

ボクは何も悪いことをしていないのに、年に一度この時期に生きるか死ぬかの試練に直面している。


血圧が高いのは分かっているし、今では月に一度検診を受けて薬をもらっている。

ボクの血液が欲しいのなら、土日に家に来てもらえば何処かケガをしているだろうから、それを持って帰ればいい。

…それなのにわざわざ毎年、一月前から「やるぞ やるぞ」と余計なプレッシャーをかけてくる。

確実に老化しているのだから、血管はますます細くなり、血圧も高値安定で間違いない。

どういうわけか、世の人は、血圧を測っても、注射針で血を抜かれても平気な人ばかりだ。

「景気がどうだ」とか「労働者派遣法がどうだこうだ」などと言わずに、旧態依然としたこの健康診断という暴挙の根絶を訴えるべきだ。


これを改善するだけで、世の中でひっそりと暮らす心優しい人々の寿命が確実に数年延びると思われる。

血圧測定は諦めたが、採血の画期的な方法を確立すべきだ。

日本政府も、おせっかいな補助金をやめて、こういう人助けの分野に思い切って支出すべきである。


この時代になっても、相変わらず…注射針を刺して、グニュグニュと探るようなバカな方法を続けている。

便が自己採取であるように、血液も自己採取への門戸を開いて然るべきである。

便と同じように、血液にも人間の尊厳があるはずだ。

「自分で採ってきてください」…でいいではないか!


血管を甘く見るな。

血管にも意地と理性と学習能力が備わっている。

ただの管と嘗めてかかっているんじゃないか!

採血がカミソリでカットしてされるのであれば、猛烈な反対運動が起こるはずだ。


ところが、小さい時に注射針を見て泣き叫んだ人間が、少し歳をとったぐらいで、大人気どりになって平然と腕を差し出している。


情けない…ホントに情けない。

少年の心を忘れたのか!

腕を差し出すことが大人の証だと思っている人は、自分を恥じるべきである!


ボクは、子どもの時から正直である。

もうすぐ還暦を迎える今でも、正直に改善を叫び続ける。


…いつもなら寝るのだが、晩酌を1合減らしたので睡魔が来ない。
これも全て血圧測定と採血が悪い。


寝られん…。


2014年5月28日 (水)

仕事を進めることと 自分の責任の関係

何かを自分ひとりでやっているときと、それを複数でやるようになったときには、

ある時を境にして、一気にやり方を変えなければいけない時が来る。


人が成長するときのように、自分の変化に驚いて戸惑うときの状況と酷似している。

何かを変えないとそれを突破できない。

ひとりひとりに注目すれば、誰も自分を変えたくないというのが本音である。

でもどこかを変えなければこれを突破できない。

それをどうするか?

小学生のころを思い出せばいい。

中学生でもいい。

高校生でもいい。

いいか! お前は大人だぞ!


それを忘れるな!

しかし、自分ですべてを背負うな。

それは許さない。みんなで突破しろ。


…昔を思い出せ。


どうやって 自分が大人になってきたかを…。


2014年5月27日 (火)

守護神

我が家に青大将の先祖がいることは書いたと思うが、まだ他にもいる。


我が家は母屋を建て替える頃から、全ての窓や出入り口には網戸を張りめぐらしているので、ほとんどの外敵は遮断しているはずである。


ムカデやヤモリは仕方がない。
彼らはちょっとした隙間をぬって入って来る。
ヤモリは可愛いが、ムカデは…マムシと一緒で、『見つけ次第に殺す』ことにしている。

さて、守護神の話である。


完璧に外部から遮断した我が家であるが、トイレに守護神が棲みついている。
公共下水道に接続して、どこからも侵入できない構造になっているのだが、
…主が棲みついている。


 
 

『クモ』 である。
まるでアメリカのスパーダーマンのような身のこなしで、いつも壁にへばりついている。

電気がついたり、人が入ってきた空気を感じると、一瞬身構えるが…あとは悠々自適である。


よく見ると、ボクが小さい時から見ている『クモ』の一族のような気がする。


顔は覚えていないが、姿・形は一族の系統だろう。


ボクは少し苦手なのだが、鬼嫁は…『平気』らしい。


あれほどヘビが苦手なのだから卒倒すると思っていたが、どうやら…「よく見ると 可愛いわよ」とのこと。


早く青大将に呑まれてしまえば、ボクの生活もグッと平和になると思うのだが、スパイダーウーマンに化けて天井に貼りついていたら…楽往生できそうもない。


そう書きながら思ったことは、
「ひょっとして…あのクモは鬼嫁の手先ではないのか?」
ということだ。

さっきもトイレで見かけたが、薄情なヤツだと感じた。

彼か彼女かしらないが、ボクの殺気を感じてタンクの裏に逃げた。

朝は堂々としているのに、夜になると暗闇に逃げ込む。

また 明日!


2014年5月26日 (月)

犯人はこいつだ!

家に帰ってリビングに弁当箱を置こうとしたら、いきなり鬼嫁が吠えた。


「分かった!」


何がどうなったのか分からないが、腕組みをしていた。
玄関に出てきていないので、それほどのことではないかもしれないが、『フェーズ2』ぐらいかもしれないと心の中で覚悟した。


「なに?」


「みつけた!」


いつものように、主語が省略されているので、話の展開が全く想像がつかない。
こういうときは、冷静になって相手の出方を探らなければならない。
同時に、自分の言動などを瞬時にチェックして、不測の事態に備える。


「なにが?」


「おったんよ!」


「ふ~ん」


「あれじゃったんよ!」

相変わらず何を言おうとしているのか分からないが、たぶん…犯人を見つけたことを誇らしげに言っているように思えた。

「なに?」


「い・ち・ご!」


「ふ~ん」

自分が発した言葉をチェックした。

どうやら、「なに」 「ふ~ん」…しか言っていないようだ。

形勢的には崖っぷちに追いつめられているのかもしれない。

しかし、ここで踏ん張るのが夫の真骨頂である。

鬼嫁がしゃべりやすい環境にしてやれば…ベラベラしゃべるはずだ。
そのうちに主語が登場し、いままでのことと結び付けることができる。

ここで、ボクは寝室に入る。
鬼嫁はとどめを刺したくて仕方がないはずだ。
ここは焦らすに限る。


いつもよりゆっくりと服を脱いで、そのまま浴室に向かう。

「あのね!いちごは なめくじが 食べていたのよ!」

その言葉を聞きながら、振り返らずに浴室に入る。

「こんど ナメクジ避けを 播いておこう」

「これまでのことは ぜんぶ あいつの仕業だったよ!」

「ふ~ん」

「いっぱい おったわよ!」


「ふ~ん」

…おしまい。

2014年5月25日 (日)

ヒマなお百姓さん

たぶん日本のお百姓さんが一番忙しい日のはずだ。

ところがヤブ山家では、雨が降らないので代かきもできない。
朝から1時間草を刈ったが、田んぼがどうにもならないので、鬼嫁とデートに出かけた。


県立美術館で『大浮世絵展』をやっているので、これを鑑賞して、その後に『レノファ山口』のホームゲームを観戦しようというラブラブデートである。


いつもなら高速道路をぶっ飛ばしていくのだが、デートなので一般道で山口に向かった。
沿線沿いの田んぼは、田植えや代かきで忙しそうだった。


「水があるところは…ええのう…ボクはさぼっているわけではありません」
と、謝りながら車を走らせた。

浮世絵展を鑑賞して、維新百年記念公園に向かう。
焼きそばと牛丼を食べたら腹一杯になった。


試合は『4-0』の大勝利であった。


帰り道、『ソレーネ周南』に立ち寄り、鬼嫁が選んだ花の苗を買って帰った。

やっぱり我が家の田んぼはカラカラであった。
空を仰いでも大雨の様子はまるで期待できそうもなかった。


数年前と同じように、雨が降り始めたら休みをとって代かきをする羽目になりそうだが、今年はちょっと難しいかもしれない。


かなりヤバくなってきたかも…。


久しぶりの鬼嫁とのデートだったが、老けたおばさんと一緒にされたくなかったので、できるだけ離れながら他人のふりをした。

2014年5月24日 (土)

おじさんは豹変する…の巻

朝6時にはごそごそ起き出して、昼前には岩国に帰った。

最近は、かつての宇部ではなくて住居に近い岩国から飛行機に乗っている。

1時間圏内なので助かる。

そのまま国道188号を走って、柳井の母の病院に寄る。
次のステージに向けたシャント手術をしたばかりだが、本人には自覚がない。
母と息子の会話をして病院を後にした。


家に帰るなり、鬼嫁を乗せて義父母の家に寄って、昼飯の会場へ連れて行く。

理由はよく分からないが、
「たまには 外で一緒に食事をしましょう」
という趣旨らしい。


義母の足がおぼつかなくなってきた。
義父の酒量も落ちてきたが、ボクがカバーした。

家に帰って少し休もうと思っていたが、背丈の伸びてきた草をみると気合が入る。

水がないので、田んぼの代かきができない。
いつものことなので、畔の草を刈っていると、下のTさんがやってきた。


「月曜日には少し雨が降るみたいだから、自由な身のボクがシロをかくから…」
「そうしてくれれば助かる。あとは雨頼みでやるから…」
…Tさんの田んぼがボクの上流にあるので、次の雨で片づけてもらえれば…という目論見である。

その後、家の前の草を刈った。
下の方で、近所の子どもたちが仲間と一緒に遊んでいる。
我が家の敷地内をかけずり回っているのだが、ずっと黙認している。


ところが、今日は、土手の地盤が緩んだところをみんなで滑る遊びを始めたので、
「こら~! そこを滑るな!」
と叫んだ。


みんなボクの方を振り向いて、すぐに止めた。
そのまま草を刈っていたが、再び同じことをやりだした。


ボクは草刈り機を停めて、思い切り怒鳴った。

「こら~ぁ! エエコロにせえよ! さっき言うたじゃろうが!!!!」


子どもたちは、飛んでどこかへ行った。

ボクは、どうしてそれがいけないのか…正座させて説いてやろうと思っていたのだが、思惑が外れた。

子どもたちにしてみれば、
「あのおっさんはいつも怒らないし、この間は玉ねぎもくれたのに…今日はなんで怒鳴ったんじゃろうか?」
という心境だろう。

ボクは土手が荒れて、崩れるのを怖れて止めさせようとした。

子どもたちにとっては、いつもの遊びを少し広めにやっただけなのに…と不思議に思ったことだろう。

追いかけて行って、首根っこを捕まえて、コンコンとその理由を諭してやれば少しは理解したかもしれないが、『いじわるおじさん』はそんなに優しくない。

願わくば…明日にでも年長の子が我が家にやってきて、
「おじさん、きのうはごめんなさい。どこで遊べばええの?」
と聞いてきてほしい。


そうすれば…おじさんは豹変するのだ。


我が家の敷地内は…近所はおろか子どもたちの格好の遊び場である。
ボクの草刈りもそのためと言ってもいいぐらいだ。


だから子どもたちに最低限のルールを教えてやりたいのだ。


…自分が小さい頃、空き地でいろんな遊びをしていたことを思い出しながら、ボクは豹変する。


2014年5月23日 (金)

休憩中

夜の懇談会までテラスで休憩。

ひとつきぶりの東京はくたびれた。
もうホテルで休みたい。


2014年5月22日 (木)

東京

明日から東京である。

suicaは財布に入れた。
航空券も忘れないように、はさんでおいた。


若い頃なら色々な意味で元気溌剌だったが、今では一泊することすら面倒になった。


何が、どうあろうと…どうでもいいのだ。

一分でも早く家に帰って、畑の様子を見に行きたい。
草が伸びてはいないか…ということばかり思うようになった。


仕事はする。

でも、心の中はそんな気持がうずまいている。


2014年5月21日 (水)

AM 7:30

通勤時、よく信号待ちする交差点の傍にバス停がある。

毎日のように10代半ばの女の子が待っている。

ピンクのリュックを背負って、いつも独り言を言いながら、周辺を散歩している。

初めて見たときは唐突な印象を受けたが、毎日その姿を観察しているうちに気がついた。

「この子は施設に通うバスを待っているのだろう」


数メートル歩いては空を見上げ、急に踵を返して地面を観察しながら何かをつぶやいている。

その繰り返しだが、全く屈託のない仕草である。


停留所まで一人で来ているのか、保護者が連れてきているのか分からないが、いつもひとりでルンルンと歩き回っている。

これから長い人生が待っているのだろうが、そんなことを感じさせない無邪気さである。

彼女が車に乗り込むシーンに遭遇したことはないが、バスがやってきたら喜んで駆け寄るような気がする。

そういえば、昨日は可愛いピンクの傘を提げていた。

肘を曲げて女の子らしく提げている姿が微笑ましかった。

きっとピンク色が大好きなのだろう。

今朝、姿が見えなかった。

何だかしゃんとしないまま職場に着いた。

明日会えるかどうか分からないが、いつものような姿が見たい。

2014年5月19日 (月)

ふぅ~

また知人の一人が亡くなった。

3月末に退院されたと聞いていたのだが、あっけなく旅立って行かれたそうだ。


ボクも残りの人生が短くなって、あと何をするかを迷っているのだが、そろそろ腹を固めておいた方がいいかもしれない。


いつ死んでも仕方がないと思っているし、やり残していることも仕方がないとタカをくくっている。


でもその時期は早目に…できれば1週間前ぐらい前に…そっと知らせて欲しい。

延命を嘆願したりはしないので、是非ともそうお願いしたいものだ。


それからどうするかは考えてはいないが、たぶん自分の行動は想像できる。


…晩酌の量を少し多めにして、夜空を見上げながら、


「よろしく お願いします」


と眺め続けているだろう。

正直に言うと、期限を 『1日』か、『1週間』か、『1ヶ月』にするか少し迷った。


1ヶ月だと、自分の煩悩が沸々と沸いてきて…自制心が壊れていくような気がした。

1日だと、最後の晩酌が1回しかできない。

だから1週間にした。中途半端である。でもこれが普通の感覚だろう。


天国に旅立ったU氏に向かって吠えておいた。

「酒の癇は 熱めでお願いします」

いい人だった。

 
 
 

2014年5月18日 (日)

2回消えた

2回も書いたのに…アップするときに消えた。


頭に来たので写真だけにする。


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何のことかわからんだろうが、頭に来たので…もうしらん!

2014年5月17日 (土)

土曜日

午前中は、周南市の行事に出かけた。

着いて歩いていると、横から声をかけられた。


「おお!泰山どの」
…周南山の会の泰山体調であった。


自慢のデジカメをぶらさげた泰山殿がにこにこと立っていた。
報道関係者のような服装だった。


野道山のタコブナの話を聞いたりしていると、行事開始となってお別れした。
住居はここから目と鼻の先だそうだ。

行事が終わっても人が多すぎて食事もできなかった。

家に帰ったが中途半端な時間だったので、畑の草を抜いて、周りの草を刈った。

倉庫の裏を刈っていると、大きなヘビの抜け殻があった。
きっと、鬼嫁を驚かした青大将だろう。
また一回り大きくなったに違いない。
鬼嫁に話したら外に出なくなるだろうから黙っておくことにした。
大蛇伝説は各地にあるが、ヤブ山家にも大きな大蛇の氏神様が先祖代々住まわれているようだ。

晩酌をしていると、高校時代の同級生から電話がかかってきた。
ボクの仕事の関係者と呑んでいる最中だという。
市内であれば出かけただろうが、さすがに柳井だったので、「またね」で済ませた。

外が暗くなった。
今宵は蛙の鳴き声も小さい。


明日は何をしようか。
代かきは再来週だ。
来週末は上京があるので、もう少し草を刈っておこう。


山には行きたいが、まだまだその気になれない。


2014年5月16日 (金)

記憶の絆

先週、地元の社の春の礼祭があったことは書いた。

その翌日、母を見舞った。


鬼嫁によると、
「ときどき記憶が混濁して、よく分からないことを言われるの」
らしい。


母はボクを瞬時に判別できるのだが、田んぼや畑の話をしていると昔のことが出てくる。
こうなると、ボクか妹しか分からないことが多くなる。


だから二人は困ってくると、ボクに色々な情報を入れてくる。

「あんたが 行け!」
というシグナルである。

それを踏まえながら母を見舞う。

「ナガマチは じるいじゃろう?
 堤の栓はちゃんと抜けるかね?
 ハミはおらんかね?
 水はちゃんと足りちょるかね?」
と心配ばかりする。


…そんなことを話したことを思いながら、夜空を見上げる。


部落の人たちも母のことを心配しながら、恐る恐る様子を聞いてきた。


母のことはきちんと説明しながら、

「そのうち ボクが発症しますから…」
と言うと、

「お前がちゃんとやらんにゃ~いけんぞ!」
とハッパをかけられる。

そんなことを思い出しながら、夜空を眺めていた。

自分が認知できなくなって、昔のことばかり言い始めたら大変だろうなと、しみじみ思った。

2級上のM5兄に、このことは話しておいたが、

「ヤブ山ちゃん 頑張れよ!」
と激励された。

たぶん、ボクが認知症になったら、昔の話を蒸し返して大変なことになるだろう。

誰が諭しても聞かないで、自分の言葉だけを発しているような気がする。

自戒を込めて慎みたいが、きっと好き放題を言って…家族に迷惑をかけるだろう。

このブログで予めわびを入れておいても、その時の連中には何の役にも立たないが、

「本意ではない!」

…ということだけは書いておきたい。


人間には、物理的なシャットダウンという最終手段がある。

逆に、内部的なシャットダウンは、どうあがいてもできない…ように造られている。


自らの意志で命を絶てるが、己の意思だけでは何もできないように造られている。

これが悔しくてならない。

だから 生きて それを 蔑みたいのだ。

たとえタイムマシンができても、昔のことを変える気はない。

訪ねて行って、

「どうして そのときに そう考えたのか?」

「何を見たのか?」

…を聞いてみたい。


『業の由縁 第2章』は、こんなものにしたい。


 
 

 
 
 


2014年5月15日 (木)

WOOD JOB

色々な意味で観ておかなければならない映画だった。


男はええ加減だし、こんな集落はあるわけがないと思えば、どうでもいいのだが…。


林業は、他の第1次産業と違って、自分が頑張ればそれなりの報酬が得られる産業ではない。
農業や漁業は自分で成功する夢がある。
しかし、林業は…今や林家で生計を立てることは、ほぼ皆無と言える。
そのくらい、林業は自立が難しい。
森林組合に雇用されるくらいしか道はない。
しかも将来までそれを続けなければならないのだ。


その問題は提起せずに、観る人の心に訴えながらストーリーは進む。

だいいち、
こんな田舎にこれだけの子供はいないし、
老人がジャン卓を囲っている部落があるわけがない。


主人公の動機も不純である。
でも、長澤まさみが可愛いかったので、「よしよし…」と許しながら観た。

途中、様子を見に来た都会の知人たちを追い返す場面があるのだが、微妙なところで観る側の感性に委ねてしまっていた。
この場面は難しいところだが、彼らの普通のリアクションだけで次のカットに移ってしまった。
この辺りは文章の方が表現しやすいようだ。
映画の方がオーバーアクションになるような気がする。


結末はアメリカ風だった。
あれでいいだろう。

なお、エンディングの最後にワンカットあるので…お見逃しなく!


最後のカットを観ながら、文章ではどう表現するのかな?…ということを考えながら映画館をあとにした。

『そういう映画だろう』と思って観れば、面白い。

頑張ろうという気が湧いてくる。

★追伸
▼tobinokoどの
マリンちゃんも登場しますよ。…浮気してますけど。

▼まじめなみなさんへ
前作の集団的自衛権は未定稿です。
そのうち真面目に書きます。
色々な意味でね。

 
 
  


集団的自衛権

家に帰ってみると、鬼嫁がなにやら怒っていた。

晩酌を始めると、その謎が次第に解けてきた。

どうやら、『集団的自衛権の憲法解釈の変更』が気に入らないようだ。

「何がいけんの?」
「戦争をするに決まっちょる!」

「するわけがない」
「やるに決まっちょるじゃろうがね」

「おまえは バカか!」
「しるかいね!」

「用意をするだけ!」
「バカじゃね! その都度決めればええんよ!」


「お前のう! 日本は法治国家じゃ! 間に合わん!」
「いけん時は そのときにやればええんよ!」


「間に合うか!バカたれ!」
「その時になって 決めたらええじゃ!」


「お前 日本が法治国家ということを 知らんのか!  いちいち…間に合うわけがなかろうが!」
「知るかいね!」


「ワシが 家の外で瀕死になってボコボコにやられちょっても 知らんぷりか?」
「それと これは 違ういね!」


「あほ! そのときのことを とりあえず 法整備しておこうという…話じゃ!」
「ウソつき! そんな報道はないよ! 戦争をするんよ!」


「誰が 可愛い部下を戦争をさせるか? 根拠がないデタラメな命令を伝えることはできん!」
「知るかいね!」


「今の日本は昔とは違う。かつてのような戦いはせん!」
「知るかいね!」

…鬼嫁は歴史に詳しい。
ボクは詳らかなことは知らないが、自分に自信がある。


「バカたれ! このご時世に誰が戦争をするか!」
「分からんよ!? 男の人は信用できん!」

…この辺りで 頭にきた。


「お前! 早う どっかへいけ! リストラされるぞ!!!」

「わたし~ゃ しらんよ! どこにも行かんよ!」


「ワシが 信用できん!!…ちゅうことか??」
「当たりまえいね! どこを どう 信用せい!…ちゅうんかね!?」

「お前! もうどっかへ行け!」
「知るかいね!」


もう少しでリストラできるところだったが、鬼嫁はまだまだ居座るつもりのようだ。

…ということです。(本日の第1章…おしまい)

2014年5月14日 (水)

五月雨

田んぼや畑にとっては恵みの雨であるが、寒い。
今月からネクタイは外しているが、今日は締めたくなるような気温だった。


今日は、月に一回の血圧の薬のために、夕方病院へ行った。

血圧はまあまあだったが、体重が増えていたので注意された。

「風邪をひくよりも体重が増える方が悪いのです」
と主治医から諭された。

いつもより30分早く帰宅できたので、家の周りを眺めた。
庭木は、もみじをはじめとして、一気に芽吹いていた。

梅の木は猛烈に伸びていた。

鬼嫁が、
「クロガネモチは どうにかならんかね」
と愚痴を言う。

クロガネモチは常緑樹であるが、この時期に一気に衣替えをする。
パラパラと葉を落とすので、裏庭は大変らしい。


この雨で、草は猛烈に伸びる。
カエルの鳴き声も元気になった。


ムカデはどうしているか知らないが、みんなゴソゴソと動き始めた。


でも、ボクの心はまだ春になっていないのだ。


 
 


2014年5月13日 (火)

みんな大人だから

このところ怒っているのは、
「みんな大人のくせに 他人任せになっていないか!」
である。


その時代の大人が、その時代を築いていかなければいけないのだが、
それをつぶされて…つぶされていく。

底が浅ければ仕方がないことだが、つまらないことで揚げ足をとられる。
それに余計な力を使う。
人間はスーパーマンではないから、どれかが犠牲になる。


それを悩んで、スーパーマンはいなくなる。
だれもやろうとしない。
だいいち、できるわけがない。

ときには、「やろう!」
という輩が出てくる。

でも、この類には…妖しい輩が出てくることが…多い。


そして、これをつぶすのに…多くの時間と労力を要する。


『どうして こんなに 効率が悪いのだ!』


『特に、人間の伝導率が…悪すぎる!!』

と、今宵は…夜空にそれを嘆いた。


「どうして、やりたいことを 邪魔せずに やらしてくれないのか!」

青臭いことは言いたくはないが、


『この無駄を 少しでも 減らしてくれ』

『話の分からぬヤツは どこかへ やってくれ』

…と言いたい。

とにかく、ボクは時間がないから、肝心なことをはっきりと言いたい。


相手が見えないし、応えてもくれないので口惜しいが…ボクは時間が惜しくて仕方がないのだ。

…話し相手がほしい。

聞いて欲しいことが 山ほどある。

2014年5月12日 (月)

久しぶりです

ブログを書かなくなると…どんどん遠ざかってしまう。

特にボクのように呑んだくれていると、ダメである。

日記をつけるような気分で毎日書かないと、すぐに挫折する。


さて、思い起こせば金曜日から書いていなかった。

当然、その日は湯田温泉で呑みがあって、再び徳山止めの最終電車で何とかたどり着いて、鬼嫁に拾ってもらった…はずだ。

土曜日は、春の礼祭の準備があったので、ガンガンする頭を振りながら、社まで上がった。


みんなで幟と幕をセットした…はずである。

それからは草を刈って、昼に向かい酒をして、夜には真剣に晩酌をしたのでつぶれた…らしい。


日曜日は、大祭の本番だったが、まだ酔いが残っていたので、社殿まで上がるのが辛かった。

いちおう総代なので、神主さんにお礼の口上を述べて、みんなで片づけた後は…直会に突入した。


みんなホントはお酒が好きな人たちばかりなので、盛り上がってしまった。

これは、神主さんを迎える寸前の写真である。

前日の酔いが覚めていなかったので、手ぶれがすごい。

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それにしても、この数日間、よく呑みました。

自分でも感心するけど、鬼嫁に言わせると、


「あんたは 長生きできません!

ようあれだけ酔うて帰ってきて…翌朝、しゃあしゃあ…と、人前でしゃべれるね。

わたしゃ~ しらんからね!」

…ボクは 生きる。 呑める限り生きる。

…今日は自宅で安心して晩酌をしました。


めでたし めでたし。

2014年5月 8日 (木)

家族への手紙

8時前にNHKで、『家族への手紙』という南魚沼の住民のドキュメンタリー番組をやっていた。


老夫婦に「プロポーズの言葉はなに?」という設問があった。


鬼嫁も見ていたのだが、黙ったままみているような、いないような後ろ姿であった。


番組では、老妻が夫を呼び出して、
「あなた なんちゅうたいかね?」
「結婚でもするか?」
というやりとりがあった。


テレビは夫婦で笑いながら、老妻がメモしていたが、我が家は無言である。


鬼嫁が、ボクの次の言葉を待っているのが分かったので、ボクはずっと黙っていた。

普通はここで、「あのときは なんだったかしら?」
とさりげなく尋ねるのが妻であろう。

ボクはずっと無視ししたままテレビを見ていた。

鬼嫁も強情である。一言も発しない。


ボクは外に出て夜空を仰いだ。

「お前から言え! バカたれが!」

すると、こだまが聞こえたような気がした。


「知るかいね! わたしゃ~しらんよ!」

こんなに強情な人間が…この世にいるのだ。

2014年5月 6日 (火)

連休はおしまい

別に遠くに出掛けていたわけではないが、なぜかブログの更新が滞った。

金曜日は呑みで最終電車。

3日には草刈りを頑張ったが、4日はミニ同窓会で午前様になった。
とうとう鬼嫁に迎えに来てもらった。

帰りの足がないヤツらもいたので、3人乗せて送って行った。
みんな鬼嫁より1級上なので、車中で言いたい放題となった。

なかには、勝手にでっち上げた話を大声で叫ぶ酔っ払いもいたので大変なことになった。

なんとか皆を送り届けて、家に帰ったのは午前1時を回っていた…そうである。

翌日は、息子の所が初節句だった。

当然、ボクは二日酔いなので、再び鬼嫁の運転で2時間かけて下関まで行って…酔いが覚めないまま再び呑んでしまった。

今朝目が覚めたら、ゴールデンウィークが最終日になっていた。

鬼嫁は『ゼッタイに8時過ぎまで起きません』モードで寝ていた。

6時には目が覚めたので、ゴソゴソしていたら、
「あんたね!自分だけが好き放題飲んで…絶対に長生きはせんよ!」
と、ボサボサ頭の鬼嫁が起きてきた。

さあ、今日は頑張って残りの草を刈らねばならない。

まずは、墓の前のビオトープ。

アヤメかカキツバタの花が咲いた。


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その横には、2代目の『コシアブラ』だ。

先代は草刈り機で切ってしまったので、今年は念入りに支柱を立ててガードしている。

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この遠景がこれだ。


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周囲を刈って休んでいると何やらゴソゴソ這っていた。

「鬼嫁を震撼させたのは…お前だったのか」


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倉庫まで降りた。

クヌギが立派に生長していた。

それに比べてヤマグリは頑固である。

芽を出す気配がない。


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これが開墾畑の様子。

奥まで全部刈ったので、広々としている。

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最後に家の前の土手の様子。

公園みたいに見えると思う。

だからせっせと草を刈るのだ。

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明日から仕事だ。

金曜日にはまた呑みがある。

たぶん…また最終電車だろう。


鬼嫁は再び頑張るのだろう。

2014年5月 3日 (土)

玉ねぎ農家

昨日も呑み。

神経を使う懇親会なので疲れた。


先週と同じように、湯田温泉駅が10時過ぎの最終電車になってしまった。

新山口駅までうとうとした。
電車の中で爆睡した。


なんとか新山口で乗り換えて、再び爆睡。

終点の徳山駅で迎えに来ていた鬼嫁の車で、何とか家路についた。

今朝は6時半に目が覚めた。

いつもなら遅刻だが、今日は休み。

昔からの畑に出て、極早生の玉ねぎを抜いた。


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鬼嫁が随分抜いて食べたはずだが、残りを抜いてみると…まだまだ多い。

でもこれだけではない。

開墾畑に普通の早生と奥手を植えているのだが、100本植えた早生が全部倒伏していた。


草を引きながら抜いた。

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やはりマルチの力は絶大のようだ。


こっちもよくできていた。


開墾畑は土がボロボロしているが、今年も順調に育っている。


手前左から、スナップエンドウ、芽が出ていないサトイモ、トマト。


その奥はジャガイモ…ここは二種類植えている。

その向こうに晩生の玉ねぎ。

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市に出そうかな。


その後はずっと草刈り。

昼にロング缶を呑んで寝ようとしたがすぐに目が覚めた。


休みになっても気が落ち着かない。

あとは、残りの田んぼの畔板をやり替えた。


何度も休んでは色々なことを考える。

すぐに夏が来る。

2014年5月 1日 (木)

地球防衛軍Ⅱ

家に帰ったら、鬼嫁が腕組みをして立っていた。

こちらから何か言わないと、ボコボコに言われそうだったので、
「なに?」
と声をかけながら上がった。

「出たんよ! 出たんよ!」
と叫び始めた。


ムカデが出たか、噛まれたのかと…心配するふりをしたら、
「出たんよ!」
しか言わない。


「何が!?」


「へ び !!」


「ハミ?」

「… た ぶ ん ち が う 」

「なら…ええじゃん」

「山から下りてきて、そこの階段を下って行ったんよ」

「ふ~ん」

「おおきかった」

「ふ~ん」

「こわかった」

「ふ~ん」

そう言えば、帰る途中、下松の歩道で、初老のおっさんが棒きれでシマヘビを叩いていた。

弱い者いじめをする子どもと同じくらいイヤらしい顔つきだった。

我が家の防衛軍は弱いが、優しさは備えている。

今晩こそムカデにやられるかもしれない。

でも本音としては、あのおっさんを刺してほしいな。

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