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2014年6月17日 (火)

水喧嘩

先日、息子一家が帰ってきたとき、嫁が誕生日祝いをくれた。

ワインと革製品一式である。

嬉しかったが、
「もういいから…自分たちの生活に回しなさい」
と言っておいた。


なにしろ息子は就職して以来、母に何か買ってやっただけなので、父に何かをプレゼントしようという気があるわけがない。
嫁の気配りに決まっている。


ボク自身も、父にプレゼントすることもなかった。
鬼嫁と結婚して初めてそんなことをさせられたが、恥ずかしくて縁側で酒を呑んでいたと思う。

そんな話はさておき、今晩はそのワインを呑もうと思った。

家に帰るなり、
「今日ははじめにワインを呑む!」
と宣言して、3分ほど風呂に入ってリビングに座りこんだ。

…ところが、座卓にワイングラスが二つ並んでいた。


「おい! ワシが呑むんだぞ!  二つもいらん!」

「ワインでしょ?」

「ワシが呑むんじゃ! ワシのじゃ!」

「呑めばいいでしょ!  呑みたいんでしょ?」

「なんで 二つもあるんか?!!!」

「わたしも呑むんよ!」

…ボクは、生来ケチである。


特に金と酒にはうるさい。


誰にもやりたくない。

自分だけのものである。

脇に高そうなワインのボトルがあった。

普通の家庭では、こういうときは旦那に主導権がある。


ボクが必死で栓を抜いているとき、鬼嫁は…さも夕食の支度をする振りをしていた。

ボクは知っている。

それがポーズだということを。


鬼嫁はじっとボトルの口先を見つめていた。


ボクは、自分のグラスになみなみと注いで、鬼嫁のグラスに1/4ほど注いでやった。


「あんたは! ホントに ケチね!」

「ワシの ワインじゃ! 焼酎でも呑め!」

「あんたは 長生きせんよ!」

「知るか! ワシのワインじゃ!!」

…旦那の晩酌を横取りするような嫁がこの世にいるだろうか?

ボクは悲しかった。


1/4グラスを 情けで注いでやったことが間違いだった。


鬼嫁は 1/4 もらったことを喜びとせず、1/3 注いでもらえなかったことを罵っていた。


悲しい…ホントに悲しい。


嫁に酒を飲まさない方が よろしい。

つくづく後悔している。

アーメン

 
 

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コメント

オイラも岩国の酒純米大吟醸「雁木」をもらいましたが。
妻にも勧めますよ、下戸で絶対飲まないので安心して勧められます。

わたしも妻には絶対にすすめません。 ケチではないですよ。 なにせ 向こうが飲まないのはわかっているのですすめるだけ無駄なので。 相手も わかってます。 だから 反対にないもないです。  

▼tobinoko & stranger さん
普通の嫁さんは酒を呑まぬということですか…。
「羨ましい…羨ましい…」
我が家は、酒の争奪戦です。
『雁木』は、山口県岩国の酒です。
おいしいです。
…by oniyomme

わしの奥さんも飲めません。せいぜいビールをコップ1杯くらいか?
おそらく亡くなった義父の体質を継いでいるんだろう。
夫婦で飲めるヤブ山さんが羨ましいね。

▼山歩きと山野草さん
お久しぶりですね。
どう考ええも、他所の奥方は晩酌もせずにじっと飯を食べておられるようですね。
我が家は、今宵も…。

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