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2014年9月 3日 (水)

総領

E翁の長男の続きである。


ずっと外に出たままなので、地元で知っているのはボクと、下のTさんの嫁(つまりボクの幼馴染のA子ちゃん)しかいない。


あとは数軒の地下の長老が知っているぐらいなのだが、E翁が家で葬儀をしたいという意向なので、自治会は困っていたらしい。


自治会長になったTさんから、
「こういうケースはないけど、どうなの?」
という相談を受けた。

地下の旧家の嫡男が亡くなった。
その嫡男は小さい頃から外に出たままで部落になじみはない。
自治会の名簿にも登載されていない。
でも、地下の旧家の主人が、
「その葬儀を実家で執り行いたい」
ということだ。
H翁は一族郎党のボクに受付を頼んで、自治会長のTさんに弔事連絡を入れたのだろう。


自治会員でもない時の弔事連絡は…普通はしない。
でも一族の由緒ある家系の葬儀である。
Tさんは困った。

さっき、A子ちゃんから相談を受けた。


ボクはこう答えた。

「部落の 昔の結いの感覚でやろう。
自治会ルートは使わないで、地下でやるから…とTさんに伝えておいて」


…総領は甚六なのだが、あとの者は大変だ。

ボクもTさんも本来は総領ではないのだが、こういう役目に陥っている。

どうやら…E翁に色々な引導を渡す役はボクみたいだ。


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