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2014年10月12日 (日)

台風と戦うおじさん

田んぼは昨日の内に、2/3刈っている。


台風に怯えているおじさんは、朝暗いうちからウロウロする。

パソコンで台風の進路や雨雲を確かめるが、それでも納得がいかなくて外に出て雲の様子を眺める。

さしたる知識はないくせに、西と東の空を見比べては腕組みをして考えるふりをした。


7時になると、鬼嫁と息子一家を叩き起こしにいったら、孫に泣かれて…孫に気合を入れようとして、更に大声で泣かれて、鬼嫁からひどく叱られたので、もう一度雲を見に出かけた。


このおじさんは、猛烈なせっかち人間である。

自分の思う通りにならないと頭が爆発する。

誰が意見してもダメである。

自分の考えていることが正しいと思い込んでいるので、仮に天気が思う通りにならないと、天に唾をするおじさんである。

それでも7時半には、子どもも起きてきて、さっさとモミすりを済ませた。

このおじさんは、1時間も前から倉庫の中をゴソゴソしながら、万全の準備を整えていたのである。


もみすりが終わると、休むことなくコンバインのエンジンをかけて田んぼに繰り出した。


1時間あれば終わるはずである。


焦っているおじさんは、いきなり刈りはじめたが、途中で、しめ縄用の藁を取るのを思い出して、あわてて機械を停めて、田んぼの中の育ちの良い稲を刈りはじめた。

モミを運ぶ役の子供が、「どうしたん?」と尋ねる。


おじさんは、
「しめ縄を 作るんじゃ!」
と10束ほどくくり終えると、安心したようにコンバインの運転を再開した。

雲行きは怪しいが、どうにか全てを刈り終えて、重たいものや力仕事は子どもに任せて、全てのモミを倉庫に運び終えた。


急におじさんは柔和な顔にになって、

「ビール!! ビール!」
と鬼嫁に優しい声で呼びかけた。

人間の心がない鬼嫁は、
「なんかね!? また飲むんかね! まだ朝よ!」
と覚えたての人間の言葉で抵抗したが、


「やかましい! 地獄へ行け!」
と言われたので、嫌々ビールを持ってきた。

…もうめんどくさいので写真だけで…おしまい。


こんな団地の中の田んぼ。

でも元は田んぼ。

003

倉庫の中。
台風に備えて全部入れているのでぐちゃぐちゃだ。
しめ縄用の藁を大事に干した。

004

残りのモミすりがあるが、息子は明日仕事なので帰らせた。
みやげに小芋を持たせようと掘り返してみた。


001


 
 
 
 


 
 
 
 

芋をはがしてみると…これだけとれた。
二株でこれだけだ。


002


 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
息子一家が帰った2時間後、腰をいたわりながら残りのモミすりをした。

周囲は暗くなっていたが、鬼嫁が、
「手伝ってあげてもいいわよ」
とおっしゃるので、その言葉に甘えてあげた。

台風が近づいてきた。


…やれやれ。とりあえず片づいた。


なお作況指数は…「80」…ガックリ。

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