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2015年5月

2015年5月31日 (日)

鬼嫁だけが知っている

今日は、下のTさんの田植え。

今年から一人でやるので見に行った。
ボクの幼馴染の嫁さんや子供たちが心配そうに見守っている。


「コンバインで刈るときのことを考えて植えたらいいよ」
とだけ告げたが、田んぼは同じなので昔からのように畔の曲線に沿って植えていた。


今年、初めてのコンバインで刈ったら、来年は工夫をするだろう。

 


ボクは今週末の代かきに備えて、畔の草を刈った。

この時期は、畔はヒモで土と一緒に根こそぎ刈る。

暫く草を刈れないから、田植え前には短く刈るのだ。

5月の末だというのに暑い。
昼のビールを飲んだので、3時すぎにはヘロヘロになった。

冷たい焼酎の水割りを呑んだら、元気が出てきたので、同窓会のバンドの練習をした。

3曲は決まっているのだが、たぶん?アンコールがあるだろうから、練習した。

さっきブログを書こうと思ったら、山歩きと山野草さんのコメントがあった。

山野草さんとボクと同級生のY子にこんな関係があるとは思いもよらなかった。


人生は不思議である。

Y子=鬼嫁であったら大変な事態になっただろうが…やれやれ…真面目で硬派でよかった。

2015年5月30日 (土)

ヤブ山 on Update

ヤブ山に時差はないのだ!


昨夜は夕方に帰った。
つまりいつもの時間だから…いつもの時間に晩酌をすれば…寝れるのではないか?
…と考えた。


きのう家に帰ると、鬼嫁が迎えに出てくれた。
結婚して以来、たぶん2回目である。

それから…びっけさんがコメントしたような?いつもの料理で晩酌をしたら爆睡した。


今朝は、少し遅かったが7時に目が覚めた。


田んぼの様子を見に行って、思ったほど草が生えていなかったので、朝飯をすませると畑の様子を見に行った。


玉ねぎが全部倒れていた。
これも想定内であったが、午後から雨が降るそうなので、早速引き抜くことにした。

ホントは天日で乾かせばいいのだが、雨に打たれたくないので、すぐに倉庫に運んだ。

001


豊作であった。
マルチの効果があったのだろう。


比べてみる。


002


 
 
 
 
 


それから家の裏に回った。

巡視ではない。

鬼嫁が、
「家の裏に…大きな蛇の抜け殻があるの…見えないところに捨てて!」
と宣告していたのだ。

写真は割愛するが、なるほど…立派であった。

我が家の守り主の子孫は脈々と生きているようだ。


一週間前に刈った庭木の草を焼いていると、従兄弟が現れた。

今年から農業委員をやっているのだが、農業集落の統計調査に困っているらしい。

ヤブ山集落のことを全部記入してあげた。


昼にビールを飲んで家の前の草を刈った。

久しぶりの農作業は気持ちがいい。

夕方、同級生のKが同窓会の案内状を持ってきた。
本来ならば、ミラノに行く前に印刷して投函する予定だったのだが、よりにもよって帰って来た翌日に届けに来た。

ちょうど雨が降ってきたので、宛名印刷に取り掛かったが、往復はがきなので印刷方向の設定が難しくなった。


頭にきて止めようとしたが、鬼嫁が、
「きちんとできたら…おみやげの赤ワインを呑んでもいいわよ」
と優しく言ったので、頑張った。

と、いうことで…今は再び…in Milao である。

▼追伸(山歩きと山野草さんへ)
(こっそり書いておきます)
不思議な縁ですね。
ある共通の人物から聞きました。
たぶん彼女はボクのことは詳しく知らないはずです。
…ボクは硬派でしたから。

 
 
 


2015年5月29日 (金)

ヤブ山 at Home

一週間ぶりに我が家に戻ってきた。


日本、山口県、光が一番…つくづくそう思う。


 
 

2015年5月25日 (月)

ヤブ山 in Milano

こちらは夕方。
初日の行事を終えて一服。
ほとんど寝ていないのでフラフラ。
明日も頑張ります。

2015年5月21日 (木)

鬼嫁賛歌

ネットで見た。


20代男子の理想の嫁さんは、


①料理上手
②美人
③よく話を聞いてくれる
…人だそうだ。

でも、ボクに言わせれば、20代だからゆえの過ちがある。


最も求めるべきは…『優しさ』 である。

これが一番でなければいけない。

検証してみる。


料理は…どうでもいい。褒めるか、向上心がない限り上達しない。これこそ二人きりの世界である。慣れるか、諦めさえすれば乗り切ることができる。


美人は…一定の評価レベルがあるようだが実は個人差が大きい。慣れるより前に、見なければどうでもいい。我慢さえすればどうにかなる。


よく話を聞いてくれる…は単なる願望に過ぎない。大抵の場合、一方的に罵られて終わる。これを選んだり、そんな相手を選ぶ人は長続きしない。

もっと書こうかと思ったが、あほらしくなったので…おしまい。 
 
 
 
 
 
 
 

2015年5月20日 (水)

できちゃいました!

まさか…ヤブ山家に…第4子が生まれたのだろうか?


そんな話ではない。

真面目なお百姓さんの話である。

いま高値のキャベツができたのだ。

これまできちんと巻くことのなかったキャベツができた…それだけの話である。


「こんなに小さくても…いまは300円はするのよ」
と鬼嫁が言った。


ボクの第4子は…『300円』 かい!
 
 
 
 
 
 
 

おしまい。


2015年5月19日 (火)

そうせかすな! 

昨夜は湯田温泉で飲み歩いた。
旧知の人と久しぶりに呑んで、二次会で、昔通っていたスナック?スタンドに寄った。


「ヤブ山ちゃん 生きていたの?」
…飲み屋の常套句である。


「まだ潰れたなかったの?」
「おかげさまで!」
…という会話になる。

さて、さっき家に戻った。

鬼嫁は優しくはないが、出張に備えて服を買っていてくれた。

「これが厭なら返すけど…」

「それでいいけど…」

…会話はこれでおしまいである。

話すことはもうない。

家の外に出てみると、田んぼの蛙の鳴き声がすさまじい。

「はよう! 田んぼに水を張れ!! …の大合唱である」

「あと10日後に 代をかくから 待っててね!」
と告げたが、

みんな 「ゲロゲロ」鳴くばかりである。


家に戻っても、蛙の声が、

「はよう 水を張れ 水を張れ」
と鳴き続けている。


「お前たちの気持ちも分かる。わしも そうした気持ちじゃ!」
とうそぶいてみるが通じない。

明日は水曜日か。

やれやれ…。


 
 
 
 
 
 
 

2015年5月17日 (日)

分からんのか!

来週の土曜日から海外出張なので、家の周りの草刈りに精を出した。

この時期は2週間ごとに刈らないと始末におえなくなる。

帰って来た時に草ボーボーだったらきっと哀しいだろうから、きれいに刈り込んでおくのだ。

とはいえ庭木が伸び放題になっていたので、まずは庭のアオキ、ヒラカンサス、モミジ、ツツジ…etcを刈りこんだ。


終了時点で昼になるから、ビールのお世話になる。


グーグー寝ていたら息子一家が帰ってきた。


「じ~じ!」
を見るなり、孫は泣き叫んでいたが、そのうち慣れて悪さばかりをする。

小さい頃の息子と全く同じ顔だ。

「お前!しゃんとせえよ!」
と気合を入れたつもりだったが、ワンワン泣き出した。


外に放り出してやろうと思ったら、鬼嫁が、

「じ~じ、怖いね…」

と言いながらあやしていた。


じ~じは忙しいので、残りの草を刈った。


厭きてきたので、孫に、

「いちごを 採りに行こう」

と誘ったら、


「イチゴ!」に反応があった。


そこで、

「お前!食い物につられるなよ!」

とあやしたつもりだったが…再び泣き出した。


怒られたと勘違いしたようだ。


「お前も パパと 一緒か…」

とつぶやいたら、鬼嫁の一言。

「じ~じ…怖いね…ば~ば は 優しいよ。ほれ ほれ…」


もう数年たったら…もっと気合を入れてやろう。


『じ~じ』 たるもの…怖ければ 怖いほど いいのだ。


でも、分かってもらえる歳まで生きていられれないので、それは叶わぬ。

あと数年しかないだろうが、会う度に気合を入れてやろう。

 
 
 


 
 


2015年5月16日 (土)

Excel おじさん

早く起きたのに雨であった。

パソコンを開いて同窓会の案内状用に住所録を作製する。


ボクたちの高校は市内の5校が集まっている。

いまでは遠くの高校へ行く人もいるようだが、近くで頑張ればいいのだ。

大学や仕事は遠くてもいいが、高校生のくせにそれほど遠くに行かなくてもいい。
賢いやつは賢い。
今は地方のハンディはあまりないので、適当に勉強すればいいのだ。


ホントに賢い連中はいるので、それらはその類に集めてしっかり育てればいい。

それ以外は、ほとんど大差なく、その時々の結果である。

概念的に言うと…1:8:1…である。


こんなものだろう。

ほとんどの人が『8』である。

これを少し細かく分析すると統計学的になるが、だいたい意味がなくなる。


さて、午前中はEXCELを頑張った。

だいぶ忘れかけていた。

整理をしながら気がついた。

ボクたちは213人卒業したのだが、還暦を前にして…8人も亡くなっていた。

4%か。


これが今から倍々になっていくのだろう。

午後から草を刈りながら…「あと数年」を唱えた。


2015年5月15日 (金)

よきにはからえ

職場では、立場上いろいろなことを決めなければならない。


説明を受けながら決断していくのだが、最近あることに気がついた。


ボクは来年退職を迎えるのだが、いろいろな経験を積んでいるから答えを持っていると…部下が勘違いしているようなのだ。

「どうすればいいでしょうか?」

「お前たちはその道のプロだから、こうするのがベスト、あるいはベターという考えはないのか?」

「そう言われても…こういう場合はどうすればいいのでしょうか?」

「お前ら…ひょっとして…わしが答えを持っていると思っていないか?」

「ヤブ山さんなら…お分かりでは?」

「アホか! 
確かにいろんなことを決めているけど、その都度ワシなりに一所懸命考えているんだぞ!
経験を積めば、何でもすぐに答えが見つかることは…ゼッタイにない!
経験は時には役に立つかもしれないが、逆に新鮮な発想の邪魔をすることもある。
だから毎回、どうすればいいか…こんなワシでも考えているんだぞ!」


「はい…分かりました。それでこの件は…」


「アホか!
もう一度全体を調べ直して、それなりに考えてから出直して来い!と言っているんだ!」


目の前の課題は常に新鮮である。

それへの対処法も常に考えなくてはならない。

これをサボったら…なんの進化もない。


同じような問題でも、その時の状況と今を考慮しながら、どう解決するかを探っていくしかないのだ。

「よきに はからえ」…と言いたい。
 
 
 
 

2015年5月14日 (木)

もう~っ!!

昨夜は、今夏に開催する還暦同窓会の打ち合わせだった。


中学校単位で名簿の修正をして、それを集約しようということになったのだが…。


10人ばかり集まった中で、excelが使えるのは…二人だけ。


ボクとHの溜息。

「ウソだろ…」

10時まで呑んで、鬼嫁に迎えに来てもらった。


今朝、鬼嫁から言われた。


「あんた ファイルの整理を 全部引き受けたんだって?」

「はぁ?」

「帰るとき、F君がそう言っていたわよ」

「うそ!!」


Hの野郎…Fをけしかけてボクに押し付けたな。


これが 還暦かぁ…。

2015年5月12日 (火)

ダンゴムシ

ダンゴムシは…我が家の畑では害虫である。

ボクが育てた大事なイチゴを食べる悪いやつである。


その道のプロにその事を聞いてみると、

「ダンゴムシは…益虫です。落ち葉を食べて土を豊かにする…貴重な 益虫です!」
という答えであった。


「バカたれ!ダンゴムシは…わしが丹精育てたイチゴを食べる害虫である!」
と憤慨した。

「ヤブ山さん…普通のダンゴムシは落ち葉を肥やしに替えてくれる大事な昆虫?の類なのですよ」
という冷たい返事だった。

「おかしいのう! うちの畑のダンゴムシは わしが植えた イチゴを食べるんぞ!
おまえ! ダンゴムシと わしの嫁さんは同じ害虫なんぞ!
わしの 大事な 大事な イチゴに へばりついて 食べるんぞ!」
と脅した。


「ヤブ山さん! とにかく…ダンゴムシは益虫で分類されています」


「なにぃ~! あれを害虫ではないと言んか! お前は バカか! 勉強しなおして来い!!」


…ということで、優秀な部下のヒンシュクをかってしまった。

ダンゴムシは ホントは いい人だそうだ。


…まだ許すことはできないが、今宵は おしまい。


 
 
 

2015年5月11日 (月)

何を守るか

鬼嫁の実家は、後継ぎは女二人である。
鬼嫁は長女であり、地元に住んでいる。

父は兄弟の二男であるから自分の墓を建てようと、すでに市営墓地の一角を購入している。

先日、その行く末を鬼嫁一家?…母と娘で話し合ったらしい。


鬼嫁は、
「私が生きている間は守はするけど、そのあとは保証できないから永代供養をしてくれるところにしたら?」
と言ったら、父親は何も言わなかったそうだが、母は墓を建てることに執着していた…そうだ。


鬼嫁は、
「我が家の墓でさえ、どうやって守をしようかというのに…どうせい!というのかしら…」
と、再び溜息をついた。

ボクは長くてもあと10年なので、
『あとは お前に任せる』
と言いたかったのだが、鬼嫁にとっては両家が双肩にかかってくる大事である。

「あんたね!ちゃんとしておいてね!全部誰かにあげても、寄付してもいいからどうにかしておいて!」
と、冷たく懇願してきた。

「全部寄付してもええ…」


「あんたね!真面目に考えなさいよ!」


びっけさんは空を仰いでは溜息をつき、tobinokoさんはイタリアンを食べてまりんちゃんと遊んでいる。


みんな長くはないのだけれど、

「明日か…もう一年だけでいいから…このまま過ぎてくれたら…」

と願いながら、辛い農作業をしている…はずだ。

面倒なことは考えたくない。

目の前のことに今すぐ決着を付けたくない。

ずっと先のことは考えたくもないし、想像もしたくない。


そう思いながら夜空を眺めた。


『決着を付けるのは…お前じゃ!』

…という声が聞こえ始める前に…目と耳を遮断した。

今すぐ、『この世が終わる』

と告げられたら覚悟と決心はつくが、

じわり じわり 流れていると…そのまま じわり じわり…と流れに身を任せたくなる。

…これが 人間の『業』である。

 
  
 

 
 
 


2015年5月10日 (日)

春の例祭

地元の金毘羅社の春の例祭を執り行った。

春は、15~6人の世話人だけで行なうのだが、幟を立ててお供えをし、近くの神社から宮司を招いての祭事である。


ボクが世話人会の会長なので、はじめに玉ぐしを奉奠して、顧問代表、婦人部代表に続いて氏子代表として自治会長のTさんが奉奠する。


例祭が終了すると、ただちに片付け作業にとりかかって、あとは自治会館で直会に突入である。


長老たちとワイワイ話をしながらの2時間を終えた。


あとは昼寝。昼寝。


気がつけば夕方であった。


明日から仕事も本格的に再開だ。

再来週からは海外出張もある。

今月末には代かきをして、6月に入って田植えだ。

また一つ歳をとるが、今年はいよいよ還暦を迎える。


 
 
 

2015年5月 9日 (土)

代替わり

明日は部落の金毘羅社の春の例祭である。


今回からお供えの鯛はボクが調達することになった。

とはいえ、同じ地元の漁協に頼むのだが、同級生がいるので気が楽だ。

土曜日だというのに漁協の朝は賑わっていた。

同級生のYを大声で呼ぶと、手を挙げて応えてくれた。

大型の冷凍倉庫に入る。


あいつも今年で定年になる。

「あとは どうする?」

「あとは一年ずつ体と相談しながら…」
と屈託がない。

仕入れた鯛を自治会館の冷蔵庫に放り込んで、金毘羅社の準備に向かう。

気の早いH翁が既に待っていた。


社と倉庫のカギを開けていると、次々と世話人が集って来た。

草刈り機を持参したのは、ボクと下のTさん、そして2級上のMさんだった。


三人で、
「これから暫くは…ボクたち三人でやるんですね」
と話して、三方に別れて草刈り開始だ。

下のTさんは、現在の自治会長。
Mさんは、いま副会長で、来年から次の自治会長の予定だ。


ボクはいちおう現役なので、自治会はお断りして、金毘羅社の総代で許してもらっている。


準備が終わって家に戻って田んぼを眺めていると、隣山のKさんが奥さんの車から現れた。

「明日は、金毘羅さんのお祭りですので、よろしければお参り下さい」

「実はのう…いま病院を抜け出してきたんじゃ。
 実は脳梗塞になってのう。
 この間、芝桜の会があったじゃろう…その三日後に突然しびれたんじゃ
 病院に行ったら…脳梗塞で即入院になってしもうた。
 幸いにも後遺症がないみたいじゃから、こっそり女房と抜け出して山の様子を見に来たんじゃ」


「大事にして下さいよ。
 誰が あそこを 守するんですか。
 くれぐれも 静養して 治して下さいよ」

…ということがあったので、晩酌しながら沈み込んでいるのだ。


 
 

2015年5月 8日 (金)

スランプ

このところ…同窓会用に練習しているギターと歌がうまくいかない。
どうも納得がいかない。

指はもつれるし、声が出ない。


今日、かかりつけ医に薬を貰いに行ったら、体重が増えていた。

『ハラボテ』…つまりビール腹状態であった。


腹がつかえて腹式呼吸ができないのかもしれない。

これは…『はちべえ症候群』ではないか?と思ったが、医者は、
「体重が増えすぎです。心当たりはありませんか?」

「休みごとに農作業をするので、昼にはビールを欠かさず飲んでいます」

「いけませんねぇ…」

「ボクもそう思います。控えようと思います」


「自分の体ですから、真面目にそうしないと戻りませんよ」

「はい!頑張ります」


…横で看護師がクスクス笑っていた。


医者は真面目な顔をして、

「血圧は薬を増やすほどではありませんが、気を付けて下さいよ」
と告げた。


今日は仕事でストレスがあったので、血圧は高くなっているかと思っていたが、そちらはまあまあの値で、体重がいろいろ邪魔しているようだ。


酒はやめられないし、量も減らせないので、…牛乳のように…よく噛んで呑むように心掛けよう。


 
 

2015年5月 7日 (木)

鬼嫁のヘロヘロ登山日記(東西赤石山を一筆書き:愛媛県新居浜市)

鬼嫁の車のガラスを粉砕した翌日、一旦休戦して柳井からフェリーで三津浜港へ渡った。

長女が四国にいるときによく使ったフェリーである。
高速道路の休日千円が廃止されて少しは客足が戻ってきたようだ。

天気も良かったので道中の半分はデッキに出て景色を眺めた。
やっぱり周防大島は大きい。
そして浮島はやっぱりのどかであった。
さらに情島は激しい潮の流れの中に浮かんでいた。


鬼嫁のリクエストで砥部焼の記念館に向かったのだが、その手前にある動物園の大渋滞に巻き込まれてげんなりした。


さて翌日は6時前に起きて別子銅山めぐりを兼ねた西赤石山の日浦登山口に向かった。
7時前だというのに駐車場はボクの車が最後の一台だった。
筏津の山荘がなくなったので、テント泊や車中泊が増えたのだろう。


今回は四国の有名な山の最後となる『西赤石山』登山が目的であった。

銅山めぐりの散策はゆったりとして歴史や文化の流れを十分に満喫できた。
あちこち寄り道をしながら銅山越えまで2時間を要したが、その気で登ればガイドブックのように1時間ちょっとで上がれるだろう。

ここから西赤石山までは1時間ちょっとの楽々コースであった。
あけぼのつつじの咲き初めらしく先客がしきりに写真を撮っていた。

さてまだ10時過ぎである。

早めの昼食をとっていると、隣の老夫婦が、
「どちらまで?東赤石ですか?」
と尋ねてきた。

適当に受け答えしていたが、鬼嫁に、
「東赤石に行ってみようか?」
「まかせるわ」
と言うので、いざ出発である。


物住頭山までは楽勝。
その先の前赤石山のトラバースは岩稜帯なので少し気を遣うようになった。

西赤石山へ向かう単行の中年男とすれ違った。
彼が、
「東ですか?筏津への下り?ボクと反対だから車のカギを交換して、早い方が車を回しておきます?」
と冗談半分に提案してきた。

さすがに見知らぬ同士なので遠慮したが、感じの良い中年男だった。

そこから廻り越して赤石山荘へ着いた。

その時点で帰りのフェリーに間に合わないことに気がついた。

鬼嫁は、目の前に立ちはだかる東赤石山を見上げながら、
「ここで待っているから登ってきてもいいわよ」
と、のんきにほざいている。


ホントの山頂はもう少し向こうである。
子供たちと登ったことがあるのだが、鬼嫁は赤石山荘に立ち寄ったことさえ忘れていた。
そして、ついでにここの下りの辛さも忘れてしまっていたのである。

「ここまで縦走してきたから東西の赤石山は制覇したことにしよう」
ということで筏津を目指して下山開始した。

ボクはフェリーに間に合わせようとガンガン下りたいのだが、鬼嫁はごーろ石の多い下りが苦手で、しかも丸太橋を極度に怖がる『お姫様』である。


ボクはイライラしながら何度も立ち止まって待つのであるが、鬼嫁の膝が悲鳴を上げ始めた。
「どうしてこっちまで縦走したの!こんなに長い下りがあるとは言わなかったじゃないの!」
と文句を言い始めたが、そのうち言葉も出なくなった。


東赤石山はホントにきついコースである。
ボクの足も弱音を吐いた。

そろそろ元気な山旅も終焉を迎えそうだ。

…筏津に降り立ったのは3時過ぎ。

車道歩きは1時間と踏んでいるので、もうフェリーには間に合わない。
幸いにも携帯が通じたので一本遅らすように頼んだら、最後の一台に滑り込めた。


さあ…ここから最後の車道歩きである。

東西の赤石山の縦走時は筏津と日浦に車を用意しておくのが普通だし、一人のときは、先にキツイ東赤石山に登って西赤石山へ回り、下りになる車道を歩いて戻るのが通常パターンであるが、今回は真逆である。


鬼嫁の歩みが、トボトボからヨタヨタとなり、ついにはヘロヘロになってきた。

どう見ても老婆のような歩き方である。

何度待ってやってもすぐに遅れだす。

ようやく日浦に近づいた頃、山中ですれ違った単行者と出会った。

「お互い…キーを交換しておけばよかったですな」
「後ろにヘロヘロになったヤツがおりますから」
と話を交わした。

あとで鬼嫁に聞いたところでは、
「よく頑張りましたね。あと10分ほどですよ」
と優しくいたわりのある言葉をかけてもらったそうだ。

「山男は優しいのよ」
「ふ~ん、よっぱど哀れに見えたんだろう」


先に駐車場について時計を見ると4時半過ぎ。
出発が6時40分だったから約10時間頑張ったことになる。

さっさと着替えて一目散に三津浜をめざし、無事夜中の10時過ぎに自宅に戻った。

余談である。

車中、鬼嫁が、

「わたし…膝がもうダメみたいだから…グルコサミンでも飲もうかしら…」

「ヒアルロン酸じゃないの?」

「あれは年寄り向き!」

「………」

…山男は優しいのだ。


2015年5月 4日 (月)

天中殺

病院に母の見舞いに行って、昼から晴れてきたので、大根と枝豆の種をまいた。

親孝行と家の仕事をしたから…いいことがあってしかるべきである。


ついでに家の前の草を刈ろうとしたら、ボクと鬼嫁の車が邪魔だった。

いつもならボクが移動するのだが、楽々登山の準備をしていた鬼嫁に車を移動させた。


いつもボクが移動するように、縦列に置いてくれたらよかったのだが並列であった。


「まあ~いいか」
と、ビニールひもできれいに刈り終えた。


ところが、倉庫に戻ろうとした時、

「???? !!!!!」


後ろのガラスが割れていた。

しかも…鬼嫁の車であった。


「お前の置き方が悪かったみたい…」

「なに?」

「割れた…」

「なに? なに?」

「車のガラスが…割れた」

「えっっ!!!!!」

…あとは割愛する。

とにかく明日から一泊二日で四国へラブラブ登山である。

ボクの車には被害がなかったので…よかった。

人に頼むとロクなことがない。

いつものようにやればいいのだ。

自分で移動させればよかった…と悔んでいる。

鬼嫁はもっと悔んでいるようだが、ボクのせいにしようとしているので…おしまい。


縁起が悪いが、とりあえず…明日から…ラブラブ?登山である。

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