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2015年5月11日 (月)

何を守るか

鬼嫁の実家は、後継ぎは女二人である。
鬼嫁は長女であり、地元に住んでいる。

父は兄弟の二男であるから自分の墓を建てようと、すでに市営墓地の一角を購入している。

先日、その行く末を鬼嫁一家?…母と娘で話し合ったらしい。


鬼嫁は、
「私が生きている間は守はするけど、そのあとは保証できないから永代供養をしてくれるところにしたら?」
と言ったら、父親は何も言わなかったそうだが、母は墓を建てることに執着していた…そうだ。


鬼嫁は、
「我が家の墓でさえ、どうやって守をしようかというのに…どうせい!というのかしら…」
と、再び溜息をついた。

ボクは長くてもあと10年なので、
『あとは お前に任せる』
と言いたかったのだが、鬼嫁にとっては両家が双肩にかかってくる大事である。

「あんたね!ちゃんとしておいてね!全部誰かにあげても、寄付してもいいからどうにかしておいて!」
と、冷たく懇願してきた。

「全部寄付してもええ…」


「あんたね!真面目に考えなさいよ!」


びっけさんは空を仰いでは溜息をつき、tobinokoさんはイタリアンを食べてまりんちゃんと遊んでいる。


みんな長くはないのだけれど、

「明日か…もう一年だけでいいから…このまま過ぎてくれたら…」

と願いながら、辛い農作業をしている…はずだ。

面倒なことは考えたくない。

目の前のことに今すぐ決着を付けたくない。

ずっと先のことは考えたくもないし、想像もしたくない。


そう思いながら夜空を眺めた。


『決着を付けるのは…お前じゃ!』

…という声が聞こえ始める前に…目と耳を遮断した。

今すぐ、『この世が終わる』

と告げられたら覚悟と決心はつくが、

じわり じわり 流れていると…そのまま じわり じわり…と流れに身を任せたくなる。

…これが 人間の『業』である。

 
  
 

 
 
 


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