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2015年7月20日 (月)

生き返って『ドロンちゃん!』

ブログを休んでいたが、色々なことがあった。


それはさておき、昨晩、ドロンちゃんが死んでしまった。

昨日、予備バッテリーが届いたので、本体から引き出そうとした時に、本体の基盤側のコードを引きちぎってしまったのである。

大動脈を切断したことに等しい。


アマゾンで交換部品を調べてみたら、プリント基板一式で3千円もする。

ドロンちゃんにはすべて交換部品があるのだが、これが一番高いのだ。

バッテリーでさえ800円ぐらいなのに、本体の制御回路がプリントされている…つまり心臓の交換になるのだ。


昨夜、晩酌をしながら考えた。

たぶん基盤のハンダ部分が取れたのだから、そこをハンダ付けすれば彼女の生命線が復活するはず。

必要な道具は、マイクロドライバーと細いはんだ鏝だろう。

ホームセンターなら1000円ちょっとで買えるはず。

開店の8時に店に行って、精密機械用のドライバーセットと小さなはんだ鏝を購入した。

しめて1,400円であった。これで修理できるのなら半額以下である。

早速、家に帰って、ドロンちゃんを解体してみた。

緊張のあまり…作業中の写真をとるのを忘れた。


開けてみると細かい部品だらけであった。

組み立て図を参考にしながら、ドロンちゃんの心臓部を探した。


次の解体図の⑨である。

ここにコードが接続されているのだが、解体図には書かれていない。

002


 
 
 

お腹を開けてみると、めざす心臓部は非常に小さいプリント基板であった。

ところが肝心のコードは裏側から延びてきている。

さらに小さいねじを外してみたら、基盤から4つのモーターに細いコードが伸びていた。

無理やりはぐるとこれが切れそうだ。

少しだけはぐってプラスコードの基盤を探してみたが、ものすごく小さい基盤なので見えない。

ルーペを持ち出して、ようやく見つけた。

残りのコードの被膜を少しカットして基盤と思われるところに当ててみた。


「ピカ ピカ!!!!!」
と光った。

ドロンちゃんが生き返ったのである。

…いや、正確に言えば、ここにハンダ付けをすれば生き返るのである。

さあ、手術の方法は分かった。

問題は、あれだけ小さい基盤に間違いなく細いコードをハンダ付けできるかどうか?である。

プリント基盤なので他の部分にハンダが垂れたら…ドロンちゃんは完全にあの世行きである。


さあ手術開始である。

コードと基盤を接着しておいて、細いハンダ鏝の先を近づけようとするが…指が震えて狙いが定まらないのだ。

何度深呼吸をしても僅かに震えてしまう。


庭に出て考えた。

「どうしたら指の震えが止まるか?」

「ウィスキーのロックを数杯がぶ飲みするか?」

真面目にそう思ったが、たぶんやけくそになって…ドロンちゃんの心臓をハンダで葬り去ってしまうだろう。


そこで思いついた。

いままでは鏝の先の液体状のハンダが落ちないようにしていたから指が震えたのだ。まずコードにハンダを一滴垂らしておいて、コードを端子部分に当てながら鏝の熱で溶かして接着してみよう!」


そう決心して再び作業を再開した。

細いはんだをほんの少し鏝の先に取って、細いコードの先に一滴垂らした。

…成功である。


あとはこれを少し冷まして、左手で端子部分に当ててみる。

念のためにバッテリーをつないで当ててみた。

…ドロンちゃんが点滅した。生きている。ここで間違いない。


いよいよ本番である。

ここでミスったら全てがパーになる。

コードを当てる指が次第に震えてきた。

何度も深呼吸をしながらもう一度端子部分に当ててておいて、鏝の先を慎重にそこにあてがう…。

ハンダの焦げる匂いが漂う。

2秒間ぐらい当てて、鏝をそっと引いてみた。


再び庭に出て祈った。

「どうか手術が成功していますように…」


再び作業に戻る。

接着したコードを少し引っ張ってみた。

外れないので、どうやら接着は成功したようだ。


あとはバッテリーにつないで確認するだけである。


久しぶりに胸がドキドキした。


「えい!」
と差し込んだら…

「ピカ ピカ ピカ!!!!!」


やりました。

ドロンちゃんが生き返りました。

001


写真に写っている時計は9時過ぎである。

ドロンちゃんが蘇生した時間を示している。

それから5分後…生き返ったドロンちゃんは僕の頭の上を飛び回っている。

それにしても大手術であった。おしまい。

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