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2015年8月17日 (月)

レジェンド~還暦バンド

燃え尽き症候群である。

晩酌を済ませてバンドの練習をするのが日課だったが、もう…する必要はないのだ。


金曜日に戻る。

同窓会の前日に楽器を会場に持ち込んだら、こういう感じであった。

011

ドラムセットが目立つ。
「これでもだいぶ減らしてきたんだ」
「なんだか…いっぱしのミュージシャンの御一行様みたいだな」
「う~ん…見方によっては旅芸人の一座?」
などと軽口を交す。


ステージにセットしてリハーサル開始。

備え付けのピアノは調律されていないようで、Y教授が、
「だいぶ音が狂ってるけど…仕方ないね…」
と残念がる。


Y教授のピアノと一緒に演奏するのは今回が初めてである。

「夢中さ君に」と「心の旅」はCDのとおりに弾いてくれるので感激した。
これでミスったら彼に申し訳が立たない。
バンドのみんなもノリノリムードになってきた。

ただし、ミキサー役として駆けつけてくれたN君によると、
「ピアノはソロの時点では音が響くけど、ギターやドラムが加わると、かすんでしまう」
ことが分かった。

そこでピアノにもマイクをセットして、追加のアンプを持ち込むことにした。


さて、いよいよ当日である。
これが開演前のステージの写真である。
(手ぶれで申し訳ない)


012_2


隣の会場が17時に終了するので、ボク達は開宴から2時間待たなければならない。
2時間も飲んでいたらベロンベロンになってしまう。

「おいヤブ山!あまり飲むなよ」
「お前こそ!」

水割りをちびちび飲みながら懐かしい連中と歓談しながら時間がたつのを待っていた。


…そして7時前、MHからゴーサインが出た。

実は、ステージに上がる時点でもボクはまだ迷っていた。
「魔法の黄色い靴」は、初めのフレーズがボクのソロで、しかもスリーフィンガーでやるのだが、肩掛けベルトにどうしても慣れなくて、しかも酒を飲んでいるので息が切れ気味になるから、ピックのストロークにしようかどうか…を悩み続けていたのだ。

急に会場内が静かになってステージに注目が集まっているような気がしたので、ポケットからピックを取り出して、抑え目にストロークを刻み始めた。

あとは勢いで歌った。


2曲目の「夢中さ君に」の前奏は、リードギターのHのソロ。
アイコンタクトでスタート。
軽快なピアノでノリノリ風にできたと思う。


最後は「心の旅」。
前日のリハーサルで、前奏にピアノを1小節入れて、そこから一気に始めることにしていた。
CDはいきなり歌い始めているが、ライブだと歌の出だしのキーが取れないので、前奏を入れないと音程を外してしまう可能性が高いからだ。
最後のフレーズは3回と打ち合わせていたので、それを間違えないように気を遣いながら…演奏を終えた。


5人のメンバーは女の子たちからレイを掛けてもらってステージを降りた。

ロビーに出てメンバー同士で握手をしたが、みんなちょっぴり目が潤んでいたような気がする。

大きなミスもなく、ほぼ練習どおり…さらに軽快なピアノが加わったので、ボク達にしては最高の出来だったと思う。

あのY教授でさえ、
「楽しかった~音楽をやっていてよかったと思った」
と呟いたほどだ。


翌日、彼は再び遠くへ旅立っていったが、還暦のいい思い出になっただろう。

たぶん…このメンバーで次はできない…と思うので還暦バンドはこれで封印する。


ボクにとって…死んでも忘れられない『レジェンド』になるだろう。

 
 


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コメント


ヤブ山さん お疲れ様!

 最高ですね。

 なんだか めっちゃ イケてます。

 熱い 熱い 還暦の夏に 乾杯!

 仕事も プライベートも

 やる時は やる

 ヤブ山さん・・・かっこいい~ 

 

▼びっけさん
ありがとうございます。
ホンネで、
「これで人生が終わってもいいな」
と思いました。

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