2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

« 凍結 | トップページ | はっきりせい! »

2016年1月25日 (月)

雪中行軍

5時にアラームが鳴った。
雪が多ければ6時には家を出るつもりだ。

鬼嫁は朝ご飯とお弁当の支度をしていた。

新聞を取りに外に出てみると、一面銀世界だった。
うっすら白くなることは時々あるが、今朝は1㎝の積雪である。
最近は、瀬戸内海沿岸で積雪が見られることはめったにない。

nexco西日本からのメールを見ると、「県内全区間通行止め」である。
実家から通い始めて5年目になるが、山陽自動車道が全線にわたって通行止めになるのは初めての経験である。


いつもより30分前の6時に家を出たが、時間帯もあって車は少ない。
しかし海岸通りの国道は圧雪状態だった。

どの車もノロノロ運転。
鉄道を越える高架橋も完全凍結状態だ。
車外温度はマイナス3度。
寒いはずである。


山陽自動車道のICまで来たが、依然として通行止めである。
そのまま国道2号を時速35~40㎞でノロノロ走る。


そのうちハタと気がついた。

スリップしている車がいない。
それに渋滞のもとになる長距離トラックも数えるほどしかいない。


つまり、このくらいの積雪になると、さすがにノーマルタイヤで走るバカも少なくなるのだろう。

そして、高速道路が九州も全面通行止め、山陽・中国自動車道も広島から西側がすべて通行止めだから、一般道で走ってくるトラックはいないのだ。

おかげでノロノロ運転ではあるが、渋滞もなく泰山どのの家付近までやってきた。
鬼門は椿峠である。

ここが越えられるかどうか心配だったが、防府方面からの車は流れているし、渋滞もなかったので、さらにノロノロと峠を越えた。


防府に入って山口に向かう国道262号との交差点に着いた。

ここで7時30分。1時間半を要した。
これならば職場には遅刻をせずに着きそうだ。


ここから山口に向かうが、勝坂峠が待ち受けている。
それほど急な峠ではないのだが、温暖な瀬戸内から内陸部へ向かう峠なので、スリップ事故の多い峠である。


最後の登りの手前で、車が次々とセンターライン側へ車線変更を始めた。
ボクもその流れに入って登っていくと、一台のセダンが斜めになって停まっていた。


みんなジロジロと横目で見ながら通り過ぎていく。


白いBMWだった。

案の定、ノーマルタイヤである。
完全に圧雪状態になっているのに、よく走らせようという気になったものだ。


車は高級車でも、タイヤがノーマルタイヤではこの坂は上がれない。

通り過ぎるドライバー全員が、
「バーカ!」
と言ったはずである。


峠のトンネルを抜けるとさらに雪は深くなってきたが、路面はスキーのジャンプ台の滑走路のように圧雪されている。


どの車もさらに速度を落として、ノロノロと…しかし事故も渋滞もなく、始業10分前に職場に着いた。


約70キロの行程で2時間20分かかった。
平均速度は…30㌔か。


道中、見かけたバカは…あのBMWだけだった。


でもよく考えてみると、こんな日にわざわざ車で通勤するボクもバカの仲間である。


昼過ぎには高速道路の通行止めは解除された。

帰る頃には雪はすっかり溶けてスイスイであった。


明朝の路面が気がかりである。


死なない程度にノロノロと走ろう。

« 凍結 | トップページ | はっきりせい! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/545713/63121657

この記事へのトラックバック一覧です: 雪中行軍:

« 凍結 | トップページ | はっきりせい! »