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2016年10月

2016年10月30日 (日)

反8俵

昨日は、三回目のもみすりをして、コンバインの掃除をして、倉庫の掃除をして…呑んだくれて寝た。

今日は、一日中、草を刈った。
家の裏上は、イノシシが猛烈に掘り返していた。

今年は、あちこちで水が湧くので、そのミミズを狙って好き放題に掘り返しているのだろう。

3日には村の社の秋祭りがあるので、その参道入り口となる我が家の領地を綺麗にしておかなければならない。
気にならねば放っておけばいいのだが、参拝の方を思うと気持ちよくお参りしていただきたい。

でも一日中、草を刈っていたらヘロヘロになった。

家の周りはきれいになったが、体が悲鳴をあげている。
もうダメ!

2016年10月27日 (木)

死ぬほどつらい稲刈り

明日は雨が降る予報だ。
土日の天気もハッキリしない。

残りの田んぼはどうせジルイので、「稲穂が乾くのがいつか?」と考えた。

コンバインが入らないのなら、稲穂が乾く日は今日である。
昨夕、職場には、「稲刈りをするから休む」と伝えてあるので、手刈り決行にした。

ジルイ田んぼには、まだ敷き板が残っている。
というよりも田んぼに埋もれている。

それを引っ張り出して、ジルイ田んぼに浮かべて…手刈り開始である。

敷き板がズボズボ埋まって行く。
とうとう足場板まで持ち出した。

結束した稲束を土手に投げる。
バランスを崩してはぬかるむ田んぼにはまり込む。


何度空を見上げて嘆いたかしれない。

「もう やめた!!」

田んぼに埋まった板を、鎌で探って引き上げる。
普通の手刈りならスイスイ刈って行けるのだが、数株刈ったら、波板の上でバランスを保ちながら束ねて、足場板の上をヨロヨロ歩いて行って、土手に放り投げる。


猛烈に効率が悪い。

油をまいて火をつけてやろうかと思った。


これが午前中の進捗。

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写真では何でもないように見えるが、忍者戦法で板の上に乗って刈って運んだ成果はこれだけだ。

田靴を脱ぐのがイヤなので、昼飯はベランダでビールを二缶呑と焼きそば。

正確には、再び田靴をはくのがイヤなのだ。
この気持ちはびっけさんやtobinokoどのには分かってもらえるはずだ。

田靴を脱いだら、二度とはきたくない!!!!

少し休んで、同じ作業の繰り返しだ。
鬼嫁には、「バインダーのひもをあと50本切っておいてくれ!」
と頼んでいた。


何度空を見上げて溜息をつき、何度ぬかるむ田んぼを恨んだことか。


3時過ぎにようやく刈り終えた。

コンバインが通れるルートが見つかったので、ようやくソロソロとコンバイン登場である。

鬼嫁にも稲束を運ぶ仕事を頼んで、土手に放り投げた稲束の脱穀にかかる。
鬼嫁もだいぶ弱ってきた。
空を見上げては腰をトントン叩いている。


4時過ぎにようやくなんとか脱穀が済んだ。

あとは上の田んぼの土手に放り投げていた稲束の脱穀である。


あと10束!というときに、コンバインに稲わらが詰まってしまった。
「もうやめよう!」
と思ったが、みっともないのでコンバインを停めて詰まった稲わらをヒーヒー言いながら引っこ抜いた。

途中、裏山から帰りのKさんが手伝ってくれた。


「ヤブ山さん あんた ようこれを手刈りしたのう! はまったじゃろう?」

30分後、ついに脱穀が終了した。

なんど止めようかと思ったかしれない。
こんな稲刈りは初めてだった。

足場がよければ少々の手刈りは何とかなるが、こんなぬかるむ田んぼの稲刈りは生涯初であった。


もう米作りはやめようかな?


これが最後の写真。


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右側の黒いところが手刈り。
こうしてみると 半分を手刈りしたようだ。

今晩から安心して寝られるが、体が痛くて寝返りも打てそうもない。

こんな稲刈りがあるのなら、来年は作るのを止めようかな。

今年は ホントに 参りました!!!!!!!

 
 
 

2016年10月23日 (日)

罪深い男

ここ数日、色々なことがあった。

まず、稲刈りは思うようにできなかったし、N1翁が亡くなった。

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仕事を二日休んで稲刈りを終えようとしたのだが、思った以上にぬかるむ田んぼにとうとう根をあげた。

100羽を超えるスズメの大群がひっきりなしにやってくる。
自分が植えた稲を無防備に食べられるさまをみて、夜も寝られぬ精神状態であった。

ボクはそれなりに慈悲ある人間であると思ってたが、防戦どころか、やられ放題の田んぼを目の当たりにして、とうとう意を決した。


再び鳥避けナットを張る決断である。
あと3畝だから、手刈りでも半日あれば済む。

ところが、ぬかるむ田んぼはそれを邪魔する。


「もう…食べるほどあるからいいんじゃないの?」
という鬼嫁の声が聞こえたが、楽して食べる輩は許せぬ。


そのうちN1翁の訃報が届いた。
N1翁が、地元の神社の世話人会総代を命令した張本人である。

通夜と本葬に出かけた。


そして、今日は社の掃除の日であった。
みんなで翁の昔話をしながら早々に終えて、葬儀に行った。

家に帰ってみると、雀の大群が電線にとまっていた。
偵察部隊がネット方面に突撃しては舞い戻っていた。
それまで食べ放題だった我が家の稲穂にネットがかかっているのだ。


「かわいそうね」
「働かないヤツは許されん」


風呂に入ろうとしていたら、同級生が相談に来た。

ボクはきっぱり言うタイプだから、それを期待してきたようだ。

ボクは言った。


「こういって切った方がいい。すまん!
そして、そう言う時に何も渡すな。
後ろ髪を引かれても振り返るな。
振り返ったら、恋情が湧きかえる。
恋情が足首をつかんでくる。
それは絶対に足首を離さない。
だから、はじめに切れ。
泣きながら後ろを振り返らずに…前の方に走れ
わしなら…そうするしかない!」

…色々な意味でボクは鬼である。

還暦は煩悩を超越した世界であって欲しかったが、いろいろな命を足蹴にして、姑息に生きている自分が情けない。


かなしい。


▼strangerさん
真面目なコメントを返信したいのですが、色々な想いがこみ上げてきたので、もう数日待ってください。すみません。


2016年10月20日 (木)

ぬかる田んぼで手刈りをする方法

週末の天気が悪いので、稲刈りは今日と明日の二日しかない。

ぬかるむ田んぼに入る。
田舟を持ちこんで、田靴をはいて稲刈りを始めた。


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稲を刈ること自体は簡単なのだが、膝近くまで足がうずまるので効率が悪い。

1時間刈って考えた。
コンバインの枕地にコンパネを轢いて回転することと同じ方法である。

自分の足が沈まないように、30X40センチの板を2枚持ってきた。

「これなら効率よく刈れるかも?」

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なるほど足が沈まなくなった。
忍者と同じである。

「なんで早く思いつかなかったのか!!!」
と嘆きながらどんどん手刈りで進んでいった。

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ひとまず向こうまで刈ったが、まだまだジルイところがある。

ここで大事なことを忘れていた。
稲束を結束するには、ワラかヒモがいる。

昼前にバインダー用の結束紐を買いに行った。
これを束ねる長さに切って…たぶん40束ぐらい切って、腰のベルトにぶら下げて田んぼに入る。

沈まない板は2枚あった方がいい。
このほうがジルイところを移動しやすい。


もう一度、手前のジルイところを刈って夕暮れを迎えた。
今日の進捗は写真のとおりである。

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ここで家に帰ったのだが、市議会議員選挙の選挙カーが通りかかった。
ボクはすでに家に上がる道まで行っていた。

ボクの姿は見えないはずだが、
「お仕事お疲れ様でございます…○○候補でございます」
と喧伝しながら通り過ぎて行った。


ボクは腰に手を当てて笑ってしまった。

「バカか!」


選挙カーが声をかけた相手は誰でしょう???


答は 『畑のかかし!』 


「手を振らんじゃろうが! バカたれ!」


…今宵はおしまい!

2016年10月18日 (火)

憂国の酒

朝、玄関を出ると金木犀の香りが漂っていた。

気がつけば再就職して4ヶ月。
外の行事が多い仕事なのだが、今年はそれに輪をかけて多かった。
職場に出るのは週の半分ぐらいで、直行直帰と直帰の日々であった。

今週からようやく平常勤務に戻ったのだが、どうも居心地が悪い。
外の仕事が性に合っている。
早く次の行事が来ないかと心待ちにしている有様だ。

さて、そんな生活をしていたので昼間に家で少し待機する機会があった。
現役時代は見ることもなかったが、昼間のテレビはなるほどワイドショーばかりである。
どのチャンネルも、政局、トランプ・小池劇場、政務活動費、毎日発生する事件事故についてワイワイやっていた。

驚いたのは、いい大人たちがコメンテイターと称して、昼間から真面目な?怒ったような?顔をして思いつきを延々としゃべっていることだ。
「あんな問題を 大仰に 正義正論の代表のような顔をして シャーシャーと語れるものだ」とあきれ返って、数回で見るのをやめた。

思いつきとパフォーマンスは政治家だけかと思っていたが、ワイドショーのコメンテイターも同類であった。
「ひょっとして、こんなことで世論が形成されているのだろうか?」とあほらしくなった。

トランプおじさんは問題外として、たとえば豊洲市場は熟慮を重ねて進めてきたはずだ。

すでに動き出して完成しているのだから、世界に冠たる日本の環境技術を駆使した高度衛生化の市場を造ればいいのに。
環境に汚染された土地だとレッテルを貼らずに、それを克服できる技術を見せつけてやればいいのだ。
国内の環境汚染を封印して宇宙ステーションに躍起になっている某国に日本の素晴らしさを知らしめてやるのだ。

パフォーマンスと思いつきは政治家とコメンテイターの特権だが、それによってどれだけの人の苦労が泡と消えるか分かっているのかと問いたい。
そして、事業を進めてきた都庁の職員には、なぜ反論しないのかと問いたい。

ついでに言っておくが、豊洲の問題は巨大組織の宿命である。
巨大組織が役割を分担してプロジェクトを進める場合には、総括責任者がいないので何か問題が起こると空中分解する。
これを「もたれあい」という。

東京都の職員は優秀な者が多かったはずだが、かつてのバブルや官僚・公務員バッシングの影響で、中堅・幹部クラスの人材が薄いという背景があるのだろう。
だとすればいい人材がどこかに集まっていたらいいのだが、離合しているので戦力としては弱い。

さすればトップが良ければ万事よしかといえば、そんなことはない。
トップはすべてを掌握できないし、しようとすれば肝心なことができなくなる。
でも、ほとんどの政治家のトップはそれが分からないし、自分では何もできないので、派手なパフォーマンスと思いつきに走る。


都の職員にも言いたい。
反論できないのであれば弁護士でも雇えばいい。
ろくな説明ができないまま事業を進めていたわけがないだろうに。
気骨のあるヤツはいないのか。

海の森ボート場問題も同じである。
このまま放っておけば混乱が再燃するどころか拡がるばかりになるだろう。


みんなが働いている昼間に、こんなバカな番組をやっているようでは日本も危ない。


人口が減り、安全保障が危うくなる中で、どうやって将来展望を見出すのか?

酒を呑んででもいいから真摯な激論を交わさないと日本は滅ぶ。


ワイードショーのことを思い出しながら、酒に酔った同級生たちとの痴話談のほうがよっぽどマシだと思った。

派手なパフォーマンスや単なる思いつきに負けていいのか。

日本はこんなものではないのだが…。

2016年10月17日 (月)

涙がこぼれそう…

びっけさんは、ぬかるむ田んぼでもピンチに陥っているようだが、ボクもジルイ田んぼで悪戦苦闘した。
今年は、少しでも水はけの悪い田んぼはコンバインが使いずらい。

我が家には2枚の田んぼがあり、その内の一枚は毎年苦労しているのだが、今年はさらに状態が悪く、周辺を手刈りして、「あゆみ」というブリッジを持ち出して、そろりそろりと田んぼに入った。

ちょうど真ん中あたりを一気に刈り込んでみた。
「これならなんとかなるかも?」と思って、半分ほど周囲を刈った。

我が家の乾燥機は小型なので、田んぼの半分を刈ったらひとまず止めて、乾燥・もみすり作業にかかる。
田んぼのじるい部分をできるだけ乾かしたいので、周囲だけを少し刈って終わりにしようと、そろりそろりとコンバインを進めていった。

「あれ?やばそう…」
と気づいた時には…時すでに遅し…。

前進して脱出できればいいのだが、目の前はぬかるみ。
そろりそろりとバックに切り替えたが、さすがのキャタピラも空転をはじめてしまった。

「あれれ…やっちまいました」
と周囲を確認する。

「ブリッジを持ってきてキャタピラの下に差し込もうかな?」
と思案しているところへ…救世主が通りかかった。

裏山の果樹園に通うKさんの軽トラである。
運転席の窓からKさんが声をかけてきた。

「どうしたの?はまった?」
「やってしまいました。引張ってもらえませんか?」
「ロープある?」
「倉庫から持ってきます!」

ということで、こうなりました。

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軽トラは四駆なので馬力がある。
コンバインもバックギアに入れてユルユルと引っ張ると…脱出成功。


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その後、倉庫で乾燥を開始する。

点火を見届けて、同窓生との飲み会に突撃した。
深夜帰宅しても乾燥機が動いていた。


さて、翌朝。
倉庫に行ってみると、乾燥機が「ピーピー」と警告音を発していた。

「あれまぁ?」
と調べてみると、エラー表示からして送風機関係の故障のようだ。

あわててJAの農機具センターに修理を依頼する。
「修理要請が多いので、少しお待ちください」


…1時間後に、農機具センターのおっちゃんがやって来た。
「遅くなってすみません」
と言いながら調べていると、送風ファンのベルトが切れているのが見つかった。

「コンバインは何とか脱出したのですが、乾燥機がダメとは思いませんでした」
「今年はこの天候だからトラクターのスタックが多くて…一日に3件引っ張り出した日もありました」
どこも同じようなことをしているようだ。

稲刈りの残りは木曜日に代休を取ってやることにしたが、ほとんど手刈りかなぁ…。
田靴を履いて、ドロドロの中を刈って束ねて畔まで運ぶのか…。

びっけ家と競争かぁ…。


2016年10月14日 (金)

明日は稲刈り

びっけ家は音沙汰がないが、我が家は明日稲刈りを敢行する。

tobinoko家は、人手にまかせて余裕の様子だが、山口県は頑張るのだ。
集落営農にまけてはいられない。

それにしてもパチンコのレートは低いはずなのに、どうしてあんなに明るいのかと首をかしげてしまう。
きっとマリンちゃんはデタラメなのだろう。

さて、明日は頑張る。
我が家の乾燥機は半分しか入らないので、23袋まで計算しながら刈る。

スズメ避けのネットを外した頃には露もはれるだろう。


お百姓さんは天気を気にしながら、島根県を気にしながら…念のために鎌を持ってコンバインに乗るのだ。


2016年10月13日 (木)

出稼ぎが終わりました

たぶん2週間ぶりだろう。

ようやく我が家に戻った。

でも田んぼジルイし、家の周りも田んぼも草ボーボーだった。
今日は稲刈りに備えて、田んぼの畦の草を刈った。

1/4は手で刈ることになりそうだ。

明日は仕事に出て色々なことをアップデートするか。


2016年10月 3日 (月)

出稼ぎ

いま某所に滞在中。
どこも稲刈りが大変です。
コンバインのワダチを眺めながら苦労を思いやる。

写真の挿入ができないのでおしまい!

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