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2016年12月19日 (月)

チューリップを聴きながら 『しめ縄』 づくり①

昨日は仕事だったので今日は代休日にした。

天気がいいので何をしようかと考えた。
いや、どれを優先するか迷った。

とりあえずタマネギの追肥をした。
今年は晩生しか植えていない。

昔からの畑には根切り虫対策で、オルトランを撒いておいたが少し被害があった。
でも去年のような被害ではないので、「まあいいか」でそのままにした。


昼になった。
ラーメン定食を食べて、末娘に送るための『しめ飾り』の準備をした。
面倒臭いが、鬼嫁によれば、「父のしめ飾りを送ってタモレ」だそうだ。
この週末に完成させて宅急便で送ったらちょうどいい時期だろう。

倉庫の中に20束ぐらい藁束を干している。
特に、今年はじるい田んぼで泣きながら手刈りをした稲である。

昔のキャンプマット、電気ストーブ、母が使っていたCDラジカセを持ちこんで、藁のシゴを始めた。
チューリップのCDを流しながら、倉庫の中で黙々と作業をする。


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昨年末、M2翁から手ほどきを受けた売り物になる『しめ縄』づくりに挑戦するのだ。

輪飾りは30本を三つ編みにするが、最後に巻く本数を少し少なめに巻くのがコツらしい。
あれこれ試しながら二本編んだ。

ここで書いておくが、しめ縄は『左綯い』である。
縄は『右綯い』だ。

ユーチューブには多くの動画があるが、かなり間違っている。
右綯いもあるとされているが、それは伝承の間違いだと思う。
よくあることだ。
誰かが間違って言ったりしたことを、鵜呑みにしてしまうことがある。

普通の縄は、早く沢山作るために、効率的に右綯いで綯う。
しかし、しめ飾りは、お供えなので、わざわざ左綯いで…心をこめて綯うのだ。


神社の玉串奉天の儀式のようなものだ。
すべて神様から眺めて正しい位置関係にしなければならないから、人間からみると全て反対になる。


かれこれ3時間頑張った。

これは垂れさがる『袴』(左)と、縄を綯う藁(右)の比較写真。
左の袴には節がないようにかなり切り込んでいるのが分かるだろう。


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あとは房の下ごしらえ。
袴よりも少し数を減らして、これも節がないように先の方で切りそろえる。
最後に房をつなぐ縄用の藁を揃えて、しめ飾りの藁一式が整った。

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ここまでやったら燃料補給のタイマーが鳴った。

ウィスキーのホット割りをすすりながら…「23日に仕上げましょう」
でおしまい。

ことしの藁は、水分が多くて藁の根元が黒いのが多い。

来年はもっと気をつけて藁を選別しよう。


非農家の人に言っておきますが、コンバイン全盛時代の中で、ていねいに藁を選別しながら残すのは大変なのですよ。
面倒なのですよ!


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