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2017年1月 9日 (月)

自分のポジション

昨夜、サッカーの元日本代表と歓談する機会があった。

彼はディフェンダーだが、かつて鼻骨を折って、マスクをしたまま試合を続行した気骨人である。


「ディフェンダーとしとて、今の日本代表に求めるものは何か?」
と問うてみた。

「ゴンのような…下手でもいいから…ゴールの執着心のある選手が欲しい」
と言った。


ゴールの決め手がないのは今の日本代表の象徴であるが、その域を越えているらしい。

さらに話を聞いてみると、

「ミッドフィルダー(MF)ばかり目指している連中ばかりで…」
と寂しいそうな答えが返ってきた。

言いたいことは分かる。

ゲームを組み立てるのは、バックスで、得点に絡むのはフォワードである。

ミッドフィルダーはその間のつなぎ。

なんとなくわかった。
頂点を目指さなくなっているのだ。
地味なところや目立つところを避けているらしい。


翻ってボクにしてみれば、目立たなくても…それなりでいい。
それでいいのだ。
それが平和というものである。

さて、ボクは皮肉屋で他人を卑下する性向があるが、彼は別格であった。

引退したスポーツ選手はみな、自分の過去を称賛し、将来を悲観するのが常であるかと思っていたが、彼は極めてポジティブな人間であった。

「私はサッカーしか知りませんが、これからもサッカーを通じて、自分の生き方をしていきたいと思います」


スポーツには こういう出会いがある。
だから 心が動くのだ。
才能があろうと なかろうと。
運動神経があろうとなかろうと…ね。


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