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2019年3月 6日 (水)

遺言その3(巨木の森)

今から十数年前、実家の母屋を建て替えた時からスタートした。カテゴリーも設定しているようにボクのライフワークのつもりだった。それだけに中途半端な状態で放置することは回避したい。 だから分身の術を使ってでも続けたいのだが、それが叶わない時に備えて、ここに気持ちを残しておこう。

裏山は瀬戸内海を臨む里山であるから、放置しておくと真竹や女竹が繁茂したり、ヤブツバキをはじめとする照葉樹の単層な山になってしまう。ヤマモモや山桜、ハゼの木などの里山だったのだが、ボクが学生で家を出ていた頃、父が親戚の山師に頼まれて皆伐された。この頃には我が家の風呂も太陽熱温水と灯油ボイラーで沸かしていたので、雑木を切って薪にしたり、焚き付け用の小木を集めることもなく、裏山との関わりはほとんどなかった。
その後ボクは地元に就職したのだが、勤務の都合で山口市に住んでいたし、そのうち父が亡くなったので裏山はすっかり荒れ果て、竹が猛烈に繁茂する無残な姿を晒していた。そして今から十数年前、台風で母屋が半壊となり、遂に建て替えることになったのだが、裏山のあまりの姿を見て、再生することを思い立ったのである。
それから5〜6年はとにかく竹を切り続けた。竹は切っても切っても再生してくるが、次第に細くなっていき、直射日光があまり当たらない所では、だいたい5年ぐらいで生えなくなる。しかし三歩進んで二歩下がることが繰り返されるので根気がいる。でもそんな中にクロガネモチ、ヤマザクラ、ヤブツバキ、クスノキ、ヤマグリの高木が残っていた。そこでこれらを上手く間引きながら里山風に手を加えようと思い始めた。
初めに書いたように瀬戸内沿岸の山は放置しておくとぐちゃぐちゃになってしまうので、まずははびこる雑草を年に数回は刈って、雑木が密集しているエリアの伐採を進めることにした。しかしたった20センチの木でもいざ倒すとなると大変である。おまけに周囲には立木があるので掛かり木になることが多い。林業事故の多くはこのケースが多い。地面に倒すには繊細な注意力が必要で、一本倒しただけでどっと疲れが出る。
ボクとしては、大木をドンドンと残しながら、その枝を横にバーンと広げたいのだが。牽引機もない今の装備では到底夢は実現できそうにない。だからある程度は森林組合に頼んで、あとは中低木を整理しながら散策道をこしらえていくのが現実的だろう。

今まで毎日のように眺めていたが、もう一度山桜が咲いた姿を見ることができるかなぁ。

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