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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2019年4月16日 (火)

散歩二日目

ちゃんとした運動靴を履いて歩き始めたが踏ん張りが甘い。

ガチッと大地を捉えていない。

後ろを歩いている鬼嫁が珍しく話をしない。

流石にボクが必死になって歩いているが分かるのだろう。

主治医が連休前の退院を口に出してきた。

嬉しい嬉しいことなのだが、あまりに自分の身体に自信がない。

二日目の散歩だが、筋力アップというよりもエネルギーを消費しているだけのようだ。

ボクの身体から何かが失われている。

気持ちかなぁ。

2019年4月15日 (月)

参ったなぁ

先日書いたように栄養チューブを外されたので、いちおう自由の身になっでいる。

とはいえ食後には太い注射器で補給は続けている。

今日は晴れてきたのですぐそばにある川土手を散歩しようと外出を企てた。

ちょうど鬼嫁も到着したので六階から一階まで歩いて降り始めた。

ところが足の踏ん張りが効かず、大変おぼつかない足取りであった。

地上に降りた時には足がガクガクしていたが、川土手の散歩に来たのであるからとにかく土手に向かって歩き始めた。

ところが…足がよたっているのだ。つまりさっさと歩けないのだ。

まさに老人の散歩である。

ボクは歩くことだけは自信があったが、もうダメだ。

数ヶ月で戻るのかなあ?

口からモノを食べない限り今のままになる。

それにしてもたったひと月でここまで落ちるかいな。

再発したらもう切らない。

サイボーグとアンドロイド②

退院を阻害するもう一つの理由がある。

これは極めて医学的であり、詳しく書いちゃうと恐ろしいことになりかねないので割愛するが、ちょっと大変なのだが家庭でもどうにかなるようにマニュアルが確立されている。これをしっかりマスターすればいいのだ。でもこわいところがあってねぇ‥.。

こうした退院に向けた課題はあるが、とにかく声が出せなくなったという大きなハンデを背負うことになったので、このことをどうボクらしく振舞っていくかが人間性というものなのかな。

 

 

 

サイボーグとアンドロイド①

主治医への訴えが功を奏したのか、たまたまそういう時期になったのか分からないが、栄養チューブの点滴が外された。とはいえ腸に直接刺してある管はそのままで、今までの常時補給から定時補給に切り替えることになった、

身体からチューブがとれただけでも大躍進である。鎖から解き放たれた獣はすくに動き回ろうとしたら異変に気がついた。

…身体が重くてスタスタ歩けないのだ。さっきまで元気に歩いていたのに、栄養チューブを外された途端にパワーがガタ落ちになったようだ。 

今ボクが口から取っている栄養は一度には茶碗一杯分くらいなので、絶えず何かを食べていなければならない。だからチューブを外せばエネルギーが補給されなくなる。

病院側の想定よりも少し早目のことらしいが、理由もよく分かったので無理して口から食べている。でも嘔吐三昧が続いている。

2019年4月13日 (土)

まだかい!

前回、令和に向けてというブログを書いたが、本当にその辺りまで退院がずれ込みそうだ。

患部そのものの処置は問題ないのだが、これに付随する問題がクリアーできないのでゴーサインが出ない。

どちらも大事な問題ではあるけど、自分でどうにかするから解放して欲しいのだが、そんな素人判断は許してもらえない。

あと二週間もすれば5月の大連休が始まるし、こんな施設に閉塞されたままだと気が狂いそうになるので、医師をはじめとする関係者に猛烈なアタックをかけた。

冒頭書いたように、主原因と派生案件の関係者が多すぎてもたれ合う状態になりつつあったのでちょうど良かった。

ようやく動き出したが退院がいつになるのか分からない。

2019年4月10日 (水)

バレちゃった

相変わらず喉と首の腫れが引かない。

そのせいもあってか嚥下も上達せず、思うように口から食べ物が摂取できていない。栄養チューブからの注入量は絞りながら口からの注入を期待しているのだが思うように取れていない。

元気なく横になっていたら、鬼嫁から、

「アイスクリームでも食べてみる?」

と悪魔いや魔女の誘いの言葉が…。

最近の総合病院にはコンビニがある。

五分後にはボクはハーゲンダッツのストロベリーのカップに挑戦していた。味覚障害というよろも嗅障害に近いので以前の味とはちょっと違うが、久しぶりのアイスクリームである。

食事だとすぐに喉につかえてくるのだが、何の苦もなくワンカップをペロリと食べてしまった。

魔女と囚われたジジイは二人揃って、

「好きなものは食べられるんだ。やっぱり病院食が問題なのだ」

とほくそ笑んでいた。

それから一時間後。

ボクは三度目のトイレから戻ってきた。

病院では定期回診の看護師さんと鬼嫁が会談中。

「アイスクリームは栄養価が高いのでいいですよ。でも一度にたくさん食べたら身体がびっくりしたでしょう」

とバレていた。

さてその勢いで夕食に取り掛かったが、やっぱりすぐに喉が一杯になってしまった。

固形物が増えたのは事実であるが、あれだけペロリと食べられたのに一体全体どこがどう悪いんだろう。

 

 

2019年4月 9日 (火)

令和を目指して

そろそろ術後ひと月経つというのに病状の回復は芳しくない。

首や顎周りの腫れがなかなか引かないので、食事の嚥下や言語回復訓練の大きな障害となっている。

栄養チューブが繋がれたままだから栄養失調になることはないけど、人間ならば口から食べないとその価値がなくなってしまうから、無理して口からも食物を摂取しているのだが、飲み込みにくいわ吐くわと大変な目にあっている。

特にボクの場合は、ノドの口元に近いところまで切除しているので、その辺の連携がうまくいかなくて、プロの言語療法士も悪戦苦闘している。

5年後の生存率が50%と悪い上にこの有様だからだいぶ凹んできている。

いろいろな人から激励をいただいているので、キレそうになる心をなんとか奮い立たせている。

 

2019年4月 1日 (月)

グジュグジュパーとガラガラパー

とうとう頭にきたかと思わせるようなタイトルになった。

実はこの二つには大変な違いが潜んでいる。

グジュグジュパー は、口の中にある水分を中心とする液状のものを密閉された空間の中で膨張圧縮を繰り返した後、外に吐き出す行為である。

一方、ガラガラパーは、はじめの口の中にものがあるのは一緒だが、口を開いたまま天を仰いで、喉の奥の気管から空気を送り込みながら、最後に外にパーと吐き出す行為である。

当然大人は誰でもできるが、ボクはグジュグジュパーしかできなくなってしまったのだ。上を向いてガラガラパーをしようとしても、喉の奥から泡が湧いてこないのだ。

ローソクやマッチの火を「フッ!」とも吹けない。

短いうどんやラーメンならなんとか誤魔化してすすれる。でも口の中の容量分の空気を吸い込んだらその時点ですすれられなくなる。

これから先もこんなちょっとしたことが起こるのだろう。

 

おまけでいうと、熱いお茶を「フーフー」しながら飲めないのには参った。

唇がとんがるだけである。

この時ばかりは驚いた。

2019年3月27日 (水)

病人の暇つぶし

テレビでは桜の開花宣言を報道各局が競うように現場中継している。こっちが還暦を超えたせいかバカバカしくてチャンネルを変えたくなる。


ところが現場に押し寄せている群衆の大半はボク達ぐらいのジジイであった。デジタル一眼レフのいい製品をぶら下げてマスコミ気分のように見える。


さらにインタビューになると、ありきたりの陳腐なもので、完全に高校球児たちに負けている。内容といい態度といい完敗である。


飛んでいってジジイの意地を見せてやりたいが、口を封じられた今ではこんなブログでウサを晴らすしか手がなくなった。


 


さて身体は二時間おきにキリキリした痛みが出る。医療用麻薬のようなもので痛みを抑えにかかるのだが一筋縄ではいかない。病室や廊下をウロウロ徘徊して誤魔化している。


そして今はそこへ言語訓練や嚥下(えんげ)訓練が加わっている。


嚥下とはものを飲み込むことなのだが、舌切り雀状態のボクはドロドロの流動食を口に含んでは、「ゴクリ」ではなく「トローリ」と喉の奥の方に寄せこむような食べ方からスタートしている。もう一生ゴクリ感はあじわえないので、いかにトローリ感で誤魔化すかを習得中である。


言語訓練はときどき目にすることがあろうから割愛するが、スマホで文章読み上げアプリを見つけてきた。


これは、スマホに喋りたい文章を打ち込みさえすれば、色んな声やスピードでその文章を読み上げてくれるという優れものなのだ。


さっそく看護師相手に、


「おはようございます」「ありがとうございます」「すみません」などといった挨拶を打ち込んで彼女たちを驚かせている。


昨日は、「採血は看護師の命です。失敗しないように気合を入れて頑張りましょう」というのを披露したら新人さんが失敗してしまった。


もっとリラックスできるものにしないとダメだな。


それと言葉が出なくても布教活動に支障がないことがわかった。


人生の最後はヤブ山教の布教に専念するかな。

2019年3月20日 (水)

10日

安静状態が続いている。
今は肺炎との戦い。
喋れないのは覚悟していたが、ストレスは予想以上に大きかった。
その他嚥下ができないなど想定外の苦労に辟易している。
相変わらず痛み止めは一時間おき。

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