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カテゴリー「部落の行事、昔の習慣・風俗」の記事

2017年4月23日 (日)

墓穴を掘った

朝から1時間、部落の社の草刈り。
年寄りが増えるばかりだが、一級下のH君が登場した。
昨年、親父さんが亡くなられたのだが、代変わりで出てきてくれた。
ボク以外に知った人がいない中で少し可哀そうだったが、これが地域デビューである。
がんばれ!


山から下りてきて、家の裏の溝の補修をする気になった。
山水が出るところなので、梅雨前にしっかりと溝をほっておきたかった。


その前の平地に植えた…『いちじく』。
裏山のKさんから接ぎ木を分けてもらった代物だ。
ワンシーズン過ぎたし、去年に続いて新芽が出たのでもう大丈夫だろう。


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それからは、溝を掘り返して、地下水を集める穴を掘った。

ここは我が家の墓の前である。
もともとは、堤だったところを埋め立てているので、じるいところである。


かれこれ30年以上前に、亡き父と水抜き用に三か所穴を掘った。
山水を受けるための役割をするためのものだが、今ではすっかりすっかり埋まってしまって、去年のような長雨には役に立たなくなっていた。

歴史的には、ボクが息子と一緒に再び掘り返せば美談になるのだろうが、現実はそうはいかない。

ひとりで黙々と…10分おきに座りこんでは…頑張った。


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親父が眠る墓の前で、せっせと穴を掘る。
墓穴を掘るとは、まさにこのことである。

土地がない人にとっては信じられないかもしれないが、こんなことをしながら家を守っている。

我が家の領地の中で、ここがいちばん好きだ。

2017年1月11日 (水)

ヤブ山ヒストリー

年末に突然、40過ぎの中年男が我が家を訪ねてきたらしい。

ちょうどボクは仕事に出ていたので鬼嫁が対応した。
鬼嫁によれば、
「今は○○県に住んでおりますが、祖母が生前、父の墓をきちんとできずに、お参りもできないことをしきりに悔やんでいたので…市役所で色々調べて…ようやくここまでやってきました」
と口上を述べていたそうだ。

「私には分かりませんので、主人が午後には戻ると思いますので…」
と伝えたそうだ。

そのことを聞いたボクが待っていると、その男が再び我が家にやってきた。


我が家の家系は、曾祖父の代に複雑になっていて、ボク自身墓参りの人たちが誰なのかよく分からないので、母に家系図を書いてもらっている。


それを持ち出して、彼と話をした。
色々と話をしているうちに、曾祖父代の「○○」ではないかということが判明した。


彼とボクがかすかに覚えている『○○ちゃん』の共通事項もあった。


しかし、彼が探していた墓には墓標はない。
ボクが若い頃に木標が朽ち果ててしまっている。
ボクが学生時代に、「墓地に建立することができないので、傍でもいいから建てさせてほしい」
という記憶で亡父が承諾して、その後、母が世話をしてきた無縁仏のような墓であった。


お参りする人がいないので、木標が朽ち果てた後は、その跡に目印の石を祀り、花立てとお供え用の皿を置き、我が家の墓参りの都度、ついでにシキビをお供えするだけになっている。


彼にそれを伝えるのは残酷だと思ったが、
「これがお墓です」
と指さした。


彼は、
「ありがとうございました」
と言って、菊の花を捧げてお参りしていた。


「5月頃には伯叔母と一緒にお参りに来ようと思います」
と聞きながら別れた。


目印の石しかない墓を…彼はどんな思いで拝んだのだろうか。

2017年1月 7日 (土)

新春

今日は、地元の氏神様『金毘羅社』の迎春の後片付け。

10時から世話人で幟や幕、表と裏の参道に張った燈明を撤去した。
ボク自身、正月は5社参りをしたのだが、有名な神社仏閣はさすがにきれいに新春用意がされたいた。

ボクたちの氏神様は、地元中心で、部落以外から参られる方は少ないが、それでもなんとかこうして維持している。


昼には世話人の新年会をした。
去年は二人の世話人が亡くなられた。
若い世代に入ってきてほしいのだが、地下の家を含めてみんな敷居が高そうだ。
どうやって次の世代を呼び込むかが問題になったが、みんな自分の後継ぎに困っている状態だ。

新興住宅地には多くの人たちがいるのだが、地下の社の世話人と聞くと二の足を踏む。

難しく考えることはないし、排除するような人もいないのだが…。


そろそろ代表を降ろさせてほしいのだが、亡くなったN1翁があの世で眼を光らせているのだろうな。

宴席でみんなにお願いして回ったが、
「ヤブ山君、頑張ってくれ!」
ばかりであった。

また新年がスタートする。

2017年1月 6日 (金)

2017 アップグレード版

気がつけば2017年である。
またひとつ歳を取ることになる。
でもいつ琴キレるか分からない。

年末にしめ縄飾りをした。
今までの反省を込めて、少し藁を強く打った。

そこへ長女一家の孫たちが帰ってきた。


これがボクの作。


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次は、年長組の作。

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最後に4年生の作。


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どう贔屓目に見ても孫たちの勝ちである。

「じいじは くやしい!」
と言ってやった。


でも、孫たちも悔しいのである。
勝ちを譲ってくれたことが分かるし、もっと上手に作りたかったのだろう。

それでいいのだ。


それからドローンを飛ばして、じいじの力を見せつけてやった。

でも小学生はすぐにスキルを学んで、じいじに挑戦状をつきつけてきた。
バカな孫である。
しょせん小学生である。
口だけ達者である。

しかし、5回目ぐらいから勝負の行方が分からなくなってきた。
「ジイジ」にとってはピンチである。


ここで助っ人が現れた。

「わたしにも やらせて!」
「そうかそうか…」
「じいじ ずるい!」


という声を後ろに闘った。

それから社の新年の支度。
元旦の初詣の接待を終えた。


このあたりからノドがおかしくなってきた。
なんとか三が日を終え、強烈三姉妹を駅まで送った。


それから熱が出て、すっかりひきこもりになった。

が、今日、ようやく病院に行って調剤完了。

年よりの風邪はやっかいだ。

今年もよろしくお願いします。

2016年12月24日 (土)

写真だけ

書いた記事が全部消えた!

頭に来たので写真だけにする。

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2016年12月19日 (月)

チューリップを聴きながら 『しめ縄』 づくり①

昨日は仕事だったので今日は代休日にした。

天気がいいので何をしようかと考えた。
いや、どれを優先するか迷った。

とりあえずタマネギの追肥をした。
今年は晩生しか植えていない。

昔からの畑には根切り虫対策で、オルトランを撒いておいたが少し被害があった。
でも去年のような被害ではないので、「まあいいか」でそのままにした。


昼になった。
ラーメン定食を食べて、末娘に送るための『しめ飾り』の準備をした。
面倒臭いが、鬼嫁によれば、「父のしめ飾りを送ってタモレ」だそうだ。
この週末に完成させて宅急便で送ったらちょうどいい時期だろう。

倉庫の中に20束ぐらい藁束を干している。
特に、今年はじるい田んぼで泣きながら手刈りをした稲である。

昔のキャンプマット、電気ストーブ、母が使っていたCDラジカセを持ちこんで、藁のシゴを始めた。
チューリップのCDを流しながら、倉庫の中で黙々と作業をする。


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昨年末、M2翁から手ほどきを受けた売り物になる『しめ縄』づくりに挑戦するのだ。

輪飾りは30本を三つ編みにするが、最後に巻く本数を少し少なめに巻くのがコツらしい。
あれこれ試しながら二本編んだ。

ここで書いておくが、しめ縄は『左綯い』である。
縄は『右綯い』だ。

ユーチューブには多くの動画があるが、かなり間違っている。
右綯いもあるとされているが、それは伝承の間違いだと思う。
よくあることだ。
誰かが間違って言ったりしたことを、鵜呑みにしてしまうことがある。

普通の縄は、早く沢山作るために、効率的に右綯いで綯う。
しかし、しめ飾りは、お供えなので、わざわざ左綯いで…心をこめて綯うのだ。


神社の玉串奉天の儀式のようなものだ。
すべて神様から眺めて正しい位置関係にしなければならないから、人間からみると全て反対になる。


かれこれ3時間頑張った。

これは垂れさがる『袴』(左)と、縄を綯う藁(右)の比較写真。
左の袴には節がないようにかなり切り込んでいるのが分かるだろう。


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あとは房の下ごしらえ。
袴よりも少し数を減らして、これも節がないように先の方で切りそろえる。
最後に房をつなぐ縄用の藁を揃えて、しめ飾りの藁一式が整った。

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ここまでやったら燃料補給のタイマーが鳴った。

ウィスキーのホット割りをすすりながら…「23日に仕上げましょう」
でおしまい。

ことしの藁は、水分が多くて藁の根元が黒いのが多い。

来年はもっと気をつけて藁を選別しよう。


非農家の人に言っておきますが、コンバイン全盛時代の中で、ていねいに藁を選別しながら残すのは大変なのですよ。
面倒なのですよ!


2016年11月 7日 (月)

N2翁も天国へ

昨夕、外に出ていると、下のTさんの家の動きがあわただしかった。

静かに眺めていると、Tさんが息を切らせてやってきた。

「親父が死んだ。いま、葬儀場に連れているところ…」
という話であった。


ボクが小さい時から、おじさんだったN2翁が亡くなった。

言葉の少ないおじさんだったが、色々な意味でお世話になった。
つい先日も、貯米器のジョーロを返しに行ったとき、縁側でひなたぼっこをしていた。
手を振ったが、気がつかない様子だったが、昼ご飯を食べているときに、突然亡くなったそうだ。


さっき、夜空を眺めながら思った。

「静かに そっと 終わりを迎えたい」


N一族は少なくなった。
見渡してみると、長老は下のNさんとボクになってしまった。

時代は…いきなり 突然やってくる。
ボクはそのお迎えを懇願しているのだが、まだその兆しがない。


あとはソフトランディングするだけだ。


静かに静かに静かに…天に飛び立ちたい。

 
 

2016年9月17日 (土)

秋の例祭

午前中、家の前の草を刈った。

下のTさんと話をしていると、どうやらことしもスズメの大群が稲を襲っているらしい。


あわてて午後からネットを張ることにした。

鳥避けネットは取り扱いが難しい。
ちょっとでも気を抜くと、細い糸がもつれて…大変なことになって…使い物にならなくなる。


はじめの二張りは順調だったが、昼の晩酌の酔いが回ってきた頃、糸を話してはならない場面で結束が風に飛んでしまった。

頭に来たのでその場に座り込んだが、あとの祭りである。

夕方になったので、地元の社の秋の例祭の役員会の準備にとりかかった。

調達物品と役割分担をパソコンに打ち込んで印刷。

鬼嫁の車で自治会館に行って、人数分印刷する。

集まってきた役員の人たちと段取りを確認しながら、来週の世話人会の打ち合わせ。

ふぅ~疲れた。


2016年6月26日 (日)

埋蔵金盗難事件

大変な一日になった。

朝から草刈りをして、昼にビールを呑んで1時間寝る。
これは休日の普通のことである。


そこにMHが現れて、先週の公演や同級生の動向について話をした。

彼が帰ったので、来週神社の清掃があることを思い出して、神社の冷蔵庫にお茶がいくら残っているか確かめるために社に上がった。


石段を上がるにつれて、正面の戸が開いていることに気づいた。

そのうち、賽銭箱の蓋が空いているのに気にづいた。


瞬間的に『賽銭泥棒』と悟ったので、写真を撮るために家まで降りた。

鬼嫁にそのことを伝えて、カメラとスマホを手にして、警察署に電話をした。

「すぐに現場に急行します!」
という大事件になって、鑑識班と刑事も到着するという大事になった。


鑑識班が指紋採取。


「あのう…世話人の人たちにこの状況を報告するので写真を撮ってもいいですか?」
「あ…それは構いません」


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これが指紋採取中。


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さすが警察である。

現場を変えないように慎重に捜査しながら、第一発見者のボクに次々と質問を浴びせてくる。


「どうして気がついたのですか?どうしてここに来たのですか?」
「貴方は何処のどなたですか?職業は何ですか?この社との関係は何ですか?」

まるで犯人扱いであった。

「被害があった賽銭箱を指さしていただけますか?」
と言われて、現場写真を撮られた。


第一発見者の状況を写真に収めるそうだ。


ボクは草刈りをした汚い恰好のままで、現場写真の第一発見者として登録されてしまった。

鑑識班は賽銭箱や戸から指紋を採取し、立会人のボクの指紋と証拠写真を撮っていた。

かれこれ1時間以上の現場検証であった。

指紋を撮ったフィルムの裏側に署名と指印させられた。


家まで帰って鬼嫁に話をしたら…「あなたが 犯人ではありませんか!?」
と詰問された。


とりあえず…速報はおしまい!!!

2016年4月22日 (金)

頑張る


日曜日は金毘羅社の掃除である。

我が家は表参道に当たるので、参道の草刈りをした。
2週間前に刈ったのだが、スイバなどがもう伸びて来た。


夕方、家に降りたら、鬼嫁が、
「ムカデ避けの薬を撒きなさい」
というお達しがあった。


播き終えたら、鬼嫁がうずくまっていた。
脳梗塞で死にかけているのかと近寄ったら、
「足の指をぶつけて痛みが治まらない」
とたいそうな痛がりようである。

「腫れてきたら折れているから…」
と様子を尋ねてみた。


返事がなかったが、生きているようなので風呂に入った。


 
 
 
あとはギターの練習。 

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30分ほど練習してリビングに戻ると、鬼嫁が不屈の形相でソファーに座っていた。


「折れちょる!ゼッタイに!」


足の指がプクっと腫れあがっていた。


「明日、病院に行こうね!」


  
 

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